
RIDE誌 57号より。
またまた温故知新です。コレばっかだけどさオイラは…(笑)
誌面内特集表題『2ストロークレーサーレプリカ:僕らが失ってしまったこの素晴らしき乗り物』
そそる。実にイイなぁ~!『YAMAHA TZR250』
表紙のデカストロボカラーは、88年発売のラジアルタイヤ、デジタルCDI、メッキシリンダー装備のマイナーチェンジ版『2XT』型です。
オイラは85年発売の初代『1KT』型が好きですね。
1KT、2XT、ときて次は『後方排気3MA型』迄が、TZR系というか、ヤマハの250パラツイン(並列2気筒の略称)の終焉で、この後91年発売の『3XV型』からV型2気筒エンジンへ移行。
常にWGPヤマハワークスレーシングマシン及び、市販レーサーTZ系と連携・模範として、兄弟の如く進化を連綿と続けたヤマハ2ストパラツイン。
誌面ライター中村浩史さんは、重量級4ストローク車対軽量級2ストローク車の比喩として、『ジョージ・フォアマンvsオスカー・デラホーヤ』という、往年の名チャンピオンボクサーを用いてました。
オイラが例えるならば、『重量級4ストロークはハンマー投げvs軽量級2ストロークは射的のパチンコ弾』が相応しいか?(笑)
排気ガス規制強化に伴い、一部レーサーと規制の緩い国以外市販車はほぼ絶滅に近いと言える現在の状況。もはや中古車でなければ2ストロークを味わえないのがナンとも残念です…orz
個人的な想いなので異論もあるかと存じますが、『ヤマハ2ストパラツインの魅力』を端的に表すと、高回転域で排気チャンバーから炸裂する排気音に尽きます。
バラついて身震いするアイドリングから低回転域。エンジンマウントが同調し振動が減った中回転域ではキャブレーションの“谷”が深くなり、むせ返すような息苦しい息継ぎで力を溜め込む。そして、ギリギリまでゴムを引き溜め込んだパチンコ弾を全力で解放するかのような。レッドゾーン迄一気に上り詰める胸のすく高回転域がジツに痛快。
この時奏でられる揃った共鳴排気音は、『独特なヤマハミュージック』であるとオイラは認識しています。
モチロンノーマルではなく、有名チューナー及びパーツメーカーさんの弾けるアルミサイレンサー付チャンバーがマストアイテムでさ。
あ~刺客に脳天撃ち抜かれた感じカモ…。ドンドン乗りたくなって来てしまいヤバイぞ!(笑)

Posted at 2012/02/15 22:15:53 | |
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