最初に、YAMAHAファクトリーチーム三連覇おめでとございます!
中須賀選手による、同一ライダー三連勝は久しぶりの出来事でもあります。(確かアーロン・スライト以来とか)
今年の鈴鹿8耐をざっくり言うと、YAMAHAには何も起こらず、周りのライバル達が次々と脱落したことに尽きるでしょう。
中でも、SUZUKI勢には序盤からアクシデントが次々と襲いかかりました…。
最初の誤算は、ルマン式スタートで♯12ヨシムラSUZUKIのエンジン始動に手間取った事。(マモノ1)
予選2位の好位置を活かせず出遅れ、結果的に2周目に3台が絡む(内2台SUZUKI)接触・転倒を呼び寄せてしまった…。(マモノ2)
ヨシムラスズキはピット修復で3LAPダウンし優勝戦線から完全脱落。しかし、ものすごい追い上げを見せての7位ゴール。つまり、新型 GSX-R1000 L7 のポテンシャルの高さは伺えましたね。
EWC世界耐久シリーズ優勝をかけて最終戦を争うSERTチームも、ライバルの GMT94 YAMAHA の先行を追う中での転倒。チャンピオンを逃す。(マモノ3)
ただね、急遽参戦したライダーの濱原選手は頑張ってたと思いますよ。
HONDA勢もいろいろ有りましたが、♯634中上選手はコケないで欲しかったというのが個人的感想です。
終盤戦で目を見張ったのが ♯11Kawasaki レオン・ハスラム選手。(そういえばスタート直後の飛び出しは、往年の親父を彷彿とさせる“ロケット・レオン”でしたし)
最終スティントでライダー交代せず2時間ぶっ続けの熱走。間際から差を詰めていたTSR(カチカチ山で炎出てオレンジボールピットへ)から2位を奪取し、トップから唯一の同一周回チェッカー。
ゴール後には脱水症状で動けなくなる程の“漢っぷり”でした。
とまあ個人的な雑感の羅列ですが、すでに来年への戦いは始まっている。
打倒YAMAHAファクトリー!(鈴菌の合言葉じゃ…)
Posted at 2017/08/01 06:55:29 | |
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