ウチはカメラを趣味ということにしているのですが、撮影の明確な目的があるとき以外はカメラは持って出ません。
なぜなら、
①バッテリー・SDカードの管理が面倒である
②撮影目的が決まっていないとレンズ選びが面倒
③写真のシェアが非常に手間がかかる
④そもそも邪魔になる・重い
などなど、カメラを趣味にしているという割に大変に意識が低いのであります。
最近のカメラには大抵の場合wifi接続機能があるので昔より写真のシェアは簡単になりました。
しかし、
カメラwifi接続設定⇒タブレット(スマホ)のwifi切り替え⇒アプリ起動⇒写真読み込み⇒写真転送・・・という流れが意外と面倒です。短くても2分くらいかかるし・・・
そんなわけで日常的な写真はタブレットで済ませることが多いのです。
タブレットなら即UPできるし、LINEやツイッターでの共有も非常に楽で早いです。
年末に萩に行った時の写真です。これもタブレットの写真です。
このときも特に目的が無かったのでカメラを持って行ってなかったのですが、美しい風景に「ああ・・・ミラーレスがあればな・・・」と後悔しました・・・
と、いうわけでこのたび導入したのがこちら
見た限りは限りなくスマホに近いコミュニケーションカメラ(!)であるパナソニックのCM10です。
アンドロイドを搭載しておりますので、一言で言うと「通話機能のないスマホ」です。(先にデビューしたCM1は通話機能有り)
当初は「まぁそろそろタブレットも寿命に近いし、安いSIMフリースマホでも買ってwifi運用しよ」と思ってたのですが、満足するスペックだと概ね3万円超、カメラ機能はとても満足できる水準にはありませんでした。(通話機能はそもそもガラケーあるから要らなかった・・・)
ファーウェイのP9がライカレンズであると有名で、カメラ性能も優れているのですが、店頭価格が5万円超なので却下。ASUSはカメラ性能が満足できず(絞りがなぜかオート)。
フリーテルは惜しかったけど買わなかった(あんまよくないとの噂が・・・)
とまぁいろいろと見たわけですが、結局はどれも「あと一歩」な感じで、価格&カメラ性能でCM10に決定しました。
CM10もデビュー当初は10万円を越える超ハイエンドでありましたが、デビューから1年近くを経て、4万円まで
大暴落値下がりして非常にお買い得感のある買い物でした。(パナのカメラは1年で半額というのが定説)
(今は逆に値上がりしちゃってますね・・・)
デビュー当初から狙ってはいたんですが、さすがに10万円は・・・って思ってました。11月くらいから凄い値下がりして、「これは最後のチャンス!」ってことでポチりました。
で、さっそくちょっとだけ撮影してみました。とはいえ、普通にスマホ的に運用できるので持ち運ぶという感覚は一切ありません。
(風景画苦手ってか全く撮ることないので下手ですが・・)
すべて撮って出し無加工のJPEGです。
さすが、ライカレンズ(パナライカ)、開放F2.8レンズ、1インチセンサーでそこらのタブレットやスマホのカメラとは描写性能は一線を画します。
「おっ」と思ったときに撮影できるので本当に楽しく使えます。流し撮りもまぁできそう。
そこそこボケてくれるので、なかなか面白いです。ボケはライカにしてはうるさい感じですが・・・
暗い場所でもしっかりと撮影できるので「暗すぎてなにも写らない・・・」ってこともありません。
ISO感度も縮小前提なら2500くらいまでは許容できるかなーって感じです。緊急時で5000、等倍鑑賞は400でもしんどいかな・・・暗部ノイズは意外なほどないけど全体的にざらつきます。
画角は35ミリ換算で28ミリと、いわゆる「広め」です。普通のスマホとかと同じくらいですね。
リコーのGRと同じ画角です。スナップ向け。
ただし、欠点もいくつか・・・
①AFポイントが大きく、細長いものにピント合わせるのが困難(背景に引っ張られる)
②AFスピードはやや遅い。一昔前のレンズと同等で最新の240fps慣れしてると遅さが気になる
③マニュアルモードでの露出が画面に反映されないので画面見ながら撮影できるメリットが薄い
④手振れ補正が無い
⑤RAWがプレビューに表示される(JPEG同時記録ならRAW表示は不要ですよねー)
などなど・・・ハイエンドミラーレスに比べると仕方ないんですけどね。
面白いおもちゃを入手できました。もっと使い込んでみます!
Posted at 2017/01/15 17:16:38 | |
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撮影 | 日記