
少し前の話ですが、1日かけて千葉県内の土木工事の現場(圏央道の工事現場ほか)を見学に行くというやや緩めの仕事がありまして、その時にお世話になったバスの話です。
写真の2代目セレガは発売されてから5年くらい経ちますがようやく乗ることが出来ました。(残念ながら乗客としてです・・・)
限られた短い時間で私が個人的にどう感じたかということを書いています。
ちなみにやや長文です。
座席は前から8列目、左窓側。リアタイヤ直上の少し前。タイヤはスタッドレス。
車内は明るい感じ。側面の窓の天地方向が大きくなったのだろうか。それともただ単に着色ガラスでなかったからか。
車両中央付近の天井には四角い蓋が付いているが、これは天井に非常口が無ければいけない国へ輸出するためだろうと推測される。
エントランスの天井や車内通路の天井のデザインは曲線が多用されており、オオーっと一瞬だけ目を奪われるが普通の人はそういうところに着目するのだろうか。
照明は荷物棚の下に間接式のものが左右にそれぞれ1列ずつ。通路は天井のオレンジ色のくねくねしたチューブが光りそうだが夜はそれで大丈夫なのか。(通路が暗くないか)
通路と客席の間の段差がない。上を向いて荷物棚への荷物の上げ下ろしをする際に段差で転倒する恐れが無いのでとても良い。(車内の写真が無くてすみません)
乗り心地は先代セレガに比べて格段に良くなった気がする。先代のブワブワな感じからシャキッとした感じになった。
先代では車体が揺すられるような大きな入力もうまく吸収できている感じ。
しかし逆に細かい路面の荒れを少し拾いやすくなった気がする。
乗り心地については是非ともエアロ(MS9シリーズ)と比べてみたい(まだ乗ったことがないです)。
ここから先はメカニカルな話に興味が無い人にはほとんど意味が無いのですが続けます。
所詮素人の独断的な感想ですが・・・。
エンジン始動時に結構大きく車体がブルブルっと震える。ちょっとびっくり。
発進時は、最近の直6ターボの大型トラックと同じような高周波のガリガリという音がよく聞こえる。
小排気量ターボということで大排気量無過給に比べて劇的に静かになったのかと期待していたがそれほどでもない。若干静かになったかなというくらい。
タービン音はあまり目立たない。
アイドリング中にエンジンの回転数が頻繁に変わる。エアコンがサブエンジン式ではなく直結式ということもあって様々な制御が入っているからなのだろうがやや煩わしい印象。
補助ブレーキはとてもよく効いている感じ。少々きつめの下り勾配も(数字が無くてすみません。感覚的には3~4%くらいか)補助ブレーキのみで降りている。
(補助ブレーキは圧縮圧開放式や永久磁石式のものが付いているかは確認出来ず)
補助ブレーキの作動音はシャーーーッというもの。解除の際はピシュ~ンとかガボッとかいう音はしないでただ音が鳴り止むだけ。
(古いふそう(MS6とか7とか)のV8の作動音と解除の際の鋭い音はかっこよかった・・・。)
○○の音がたまらなく気持ちいいみたいな要素はかなり排除されている(意図的にか結果的にかは判りません)。与えられた仕事を目立たず黙々とこなすという感じのエンジン音は先代のガサガサうるさいだけのV8に比べれば断然よい。しかしそこには回転の上昇に伴うドラマ性は皆無(バスのエンジンにそのようなものを求める私が間違ってました)。
あ、タイトルに反して乗り心地についての記述が少ないことに今気が付きました。
Posted at 2010/01/25 00:10:44 | |
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