
懲りずに長文です。自分が後で振り返るためということでご容赦を。
先日記事にした二種免許学科試験に合格した日、早速3回目の練習へさいたまへ。「学科試験に合格して実技試験の予約をしたので、幕張の試験車両と同じいすゞエルガに乗せて欲しいんですけど・・・」と今回も頼んでみましたが、「エルガは路上用ですので」と丁重に断られ、で、いつものふそうエアロスターです。今回の画像はメーター。路線バスにはタコメーターがついていないこともあるのですが、この車には付いています。で、針がたくさんあります。右側のスピード、真ん中のタコ、左側上段の燃料とその右の水温の4つは乗用車にもついていることが多いですが、左中段のエア圧はエア(と油圧の複合式)ブレーキ車ならではのもの、また左側下段の電圧とその右の油圧は乗用車では一部のハイパフォーマンスマシンにしかついていないようなものですがトラック・バスには付いているようです。ちなみにレッドゾーンは2300回転から。乗用車からすると考えられないような低回転ですが大型車のエンジンの場合、大体これくらいではないでしょうか。さらにアイドル回転数にも注目。乗用車用ガソリンエンジンの場合、600回転くらいがアイドル回転数だと思うのですが、この車は何と300回転です。それでも不快な振動はなく滑らかに回っています。タコメーターの下にギアポジションと書かれた小さな小窓はフィンガーコントロールトランスミッションのギア段の位置を表示するものですが教習車は壊れてます。タコメーターの上の赤いランプは駐車ブレーキのランプです。日本語で「駐車ブレーキ」と書かれています。ドラムブレーキの絵みたいなイラストではないみたい。
指導員は前回、前々回とは違う人。少し厳しめなかんじ。名札には「管理者」と書かれているが何を管理する人か?。今までの練習では教官の指示するタイミングに従ってハンドルを回していたようなところもあったので、今日は自分でタイミングを見計らって出来るのかどうか不安だということをはじめに告げて練習開始。指導員は暫く黙っている模様。
早速課題走行。左回り鋭角で超ぎりぎり。というか接輪した?すかさず指導が。いわく、2回目の後退時にハンドルを大きく切りながらバックする必要はない。そんなことしたら内側に寄っちゃうよ、2回目は前のタイヤが回れるくらいのスペースが出来る分だけ真っ直ぐさがればいいとのこと。(絵が無くてわかりにくくてすみません。)また、その後の鋭角練習で、進入後の1回目の切り始めが少し早いとの指摘も。自分が脱出側の道路の中心線上に来るまでで我慢しろと(右回りの場合)。鋭角で失敗するのは始めにハンドルを切るタイミングが早すぎるからだと。みんな待てないんだと。確かに今日は前回の練習よりも三角の頂点を後輪が通過する時の内側の余裕が無い。
縦列もいまいち良くない。後退し始めたあとにハンドルを切り始めるタイミングが早すぎると指導が。前の教官にはゆっくり後輪を角に寄せていくと教わったような気が・・・。1回目に左後輪が接輪。ハンドルの戻しが遅い。また車体の角度もつけすぎたり足りなかったり。全体的にギクシャクした感じ。
方向転換もハンドルを切り始めるタイミングが遅れ、後輪が角に寄らずにやり直し。やはり自分でタイミングを判断して操作するのは難しい。いままではやれといわれたとおりにやっていたから何とかなっていたということか。
目標物への停止はかなり難しい。行き過ぎたり手前過ぎたり。ミラーだけで合わそうとしていたら直接見てもいいんだよ、と。また、もっと路肩に寄せなさいと。
目標物への停止後の発車時安全確認も指導が。「ドア付近に人がいないか、お客さんがちゃんと座ったか、降りた人がバスの直前を渡ったりしていないか、そういうことを確認するにはどこを見たらいいと思う?自然に見るべきところは決まってくるでしょ?ルームミラー、ルームミラーの死角、ドア付近、左目視とサイドミラー、アンダーミラー、右ミラーと目視、でしょ。」
赤信号からの発車の際にも指導が。「車内確認、どこ見てる?床なんか見たってしょうがないよ。ルームミラーで見えないところはどこ?そこを見ないと。」そりゃそうでした。「車内確認、右、左。信号が青になってからやっていたんじゃ遅れちゃうよ。それは発進手間取りで減点対象。横の信号が黄色になったら確認し始める。何台か連なって待っている時は、3,4台前が動き出したら確認始め。」
さらに「リヤオーバーハング大丈夫?曲がる時は対向車や隣の車線に大きいのが来てたらぶつかっちゃうよ。周りにそういうのがいないかちゃんと見てから曲がり始める。」
なかなか厳しい指導が続きましたが自分に足りないものも確認できた。やはり余裕の無さからの目配せが不十分なこと。また前回の練習でも指摘されたがブレーキングポイントが遅い。「10t以上ある車を止めるんだから、もっと手前から距離を使って速度を落としていかないと。一番悪いのがカーブの途中でブレーキ踏んでシフトダウン、そんなのダメだ」と。はい、確かにそう思います。
良かったところは丁寧であること、クラッチ操作が割とうまくいくので超低速のコントロールが出来ていること。そのため課題走行時にハンドルの微修正が出来る余裕があること。そんなところです。一応次回の練習は路上行きましょうと言ってもらえましたが、諸般の事情により先に実技試験の1回目を受けることになりそうな気配・・・。
Posted at 2009/08/15 00:05:41 | |
トラックバック(0) |
大型二種 | クルマ