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タイトルのとおりです。ここまで積んだのは久しぶりに見た気がします。

ち　な　み　に・・・

ふそうの現行型スーパーグレートのダンプ（標準尺＝ＧＶＷ20ｔ）の場合、荷台寸法は
長さ5.1ｍ、幅2.2ｍ、深さ0.52ｍ（HP諸元表より）、これらを掛けあわせると荷台の容量は5.8m3（少数二位以下切捨て）となります。

適度に水分を含んだ土砂の単位体積重量は概ね立米2tですので、擦り切り一杯に積んだ場合

5.8×2=11.6t

となります。実はこのくらいの数字が最大積載量なわけで、きびし目に見るとアオリの上に土砂が見えている段階で怪しいのです。写真の状態などもう論外。積荷だけで20t超のワッペン貼れちゃうくらいではないでしょうか（笑えませんが）。

ドライバーだって過積載のデメリットくらい重々承知なはず。駆動系には負担がかかるしタイヤは傷むしブレーキは効かないし横転の危険性は増すし・・・。

積めと言われたから積んでいるのか、自分の意志で積んでいるのか知りませんが、これだけ積まなければやっていけないとなると気の毒にも思えます。

また、これだけ積んでも不具合が生じないように設計しなければいけないメーカーも理不尽な思いをしているはずです。

自動車に限らない話ですが、明らかに製品に欠陥がある場合も確かにありますが、誤使用に起因する事故もメーカーに責任を求めるようになりつつある風潮をどうも最近感じています。（最後に話がそれてしまいました。）