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WといえばDSG。いわゆるデュアルクラッチトランスミッションです。DSGはネットや雑誌などではかなり評判が良いようで、メカ好きにはなかなか魅力的に思えます。自動車用変速機の最適解か？というメディアもあったりします。
ということで、ゴルフヴァリアントに試乗してみました。

正直なところ価格帯からすると候補となりえないような気もするのですが、試乗の対象は一応買うことを想定し、我が家の使い方における荷室の必要容量と贅沢すぎないモデルとの兼ね合いにより、ゴルフヴァリアントのトレンドラインというグレード（一番ベーシックなモデル）を試乗してきました。
排気量は1.4リッターで、シングルチャージャーにより122馬力の出力と20.4kg/mトルクを発生するモデルです。最大トルクはNAだと2リッターくらいに相当するのでしょうか。
トランスミッションは乾式クラッチの7速DSGです。

で、その様子は、
VW　ゴルフヴァリアントの試乗
です。



印象としては、

・車の質感は高い。
・すべての操作系に曖昧な部分が少ない。
・いろんな意味で安心感がある。
・DSGの運転感覚は普通のトルコンATと似ている部分が多い。
・時々すごく気持ちいい。
・MTのように楽しいかと言われればそれは違う気がする。あくまでAT。それもかなり滑らかなAT。
（Dレンジの場合）

といった感じです。

試乗してみて良い車であることは確かだと思うのですが、やっぱりちょっと高いかなあと思います。適切な比較対象かよくわかりませんが、たとえばミディアムクラスのセダンであるマークXの安いモデルよりも高いです。そう思うと、ゴルフにそこまで金を出すか・・・？という気分になってしまいます。ならば中古ででも絶対に欲しいかというと、それほどまでのこだわりはないというのが今の正直な気持ちです。

ということで、はじめから結論ありきのような気がしなくもないのですが、候補にはならないということにしておきます。

おまけ１
この車があと40万くらい安かったら相当魅力的でしょう。機械としての精度の高さと志の高さが日本車とは異次元に思えます。

おまけ２
お店は千葉市内のとあるディーラーでしたが、セールス氏は若いもののとてもジェントルでメカにも詳しく、体育会系のノリでハキハキとかつ爽やかに押すという日本のセールス諸氏とはだいぶ印象が異なりました。