2011年02月16日
レジャーや旅行など、家族で遠出をすることを考えるとミニバンが便利なのではないかという思いから始まり、一方で頭の片隅にはほんとにミニバンが必要なのかという根本的な疑問を感じつつ、ミニバンに的を絞って次期愛車候補の情報を収集し、試乗をしてきました。結局ミニバンには、
デリカD:5
セレナ
ノア
ステップワゴン
と、当初想定した候補に一通り試乗したことになります。
「車なんてエンジンとタイヤ4つがあればみんな同じ」(うちの親父の口癖)といえば確かにそうかもしれませんが、試乗してみれば同じように見えても中身は結構違うということがわかるわけです。
試乗した車を素人的にきわめて大雑把に分けてみると、
デリカD:5 → 三菱的質実剛健。ややハードなレジャーにも耐えうる実力と雰囲気がある。スキー場周辺での遭遇率はミニバンの中ではダントツ。他車との比較でなくて指名買いするモデル。ある意味唯一無二。
ステップワゴン → 箱形ミニバンの中では運転していて気持ちいい。セレナ、ノア・ヴォクと直球勝負に見せかけて実は変化球。3列目シートがライフスタイルに合うかどうかが分かれ目。
セレナ、ノア・ヴォク → 大方の人にとってたぶん失敗のない車選び。販売店の対応も含めて好みで選べばいい。明るいセレナ。そつないノア・ヴォク。
こんな印象を受けました。
さて、ここで改めてミニバンが必要なのかを考えてみると、我が家の場合、ミニバンでなければ困るというほどではないような気がしてきました。
・アイポイントが高いことによる気持ちよさ。
・室内高の余裕からくる使い勝手の良さ。(子供の着替えや”おむつ替え”←(これが一番のメリットか)などが出来る)
・便利な電動スライドドア。
というミニバンならではの魅力は捨てがたいのですが、冷静に考えればうちは4人家族ですので3列シートは要りませんし、下の子もそろそろおむつがとれそうな気がしますし、私の親も妻の親もまだ元気でそれぞれ車を運転できるので親を乗せてあげる必要はなく、そう思うと今はミニバンでなくてもいいかという気もしてきます。むしろ親の介護が必要になった段階でミニバンが必要になるんじゃないかと思えてきます。
そんな気分になっていた時に乗ってみた新世代水平対向エンジンのフォレスターの軽快な走りとしなやかな乗り心地に心を奪われたのも大きかったかもしれません。私の感覚では、フォレスターと同等かそれを超える乗り心地のミニバンは試乗したものの中にはありませんでした。
そしてとどめは妻の一言です。「ミニバン、大き過ぎる。運転できる気がしない・・・。」(←早く言えよ!)
はぁ、そうですか。まあ確かに言いたいことわかります。黄色いナンバープレートの小さな車の左側をぶつけるような人ですから。
ということで、どうしてもこれが欲しいと思わされるようなミニバンに出会えなかったことと、家庭円満のために妻の意見も少しは尊重することとし、今回の車選びからはミニバンを選択肢から外すことになりました。
今後は、暫定一位のフォレスターと、その仲間(というかライバル)たちを比較してみようかと思いはじめたところです。ミニバンの試乗を通じてセダンよりも少しアイポイントの高い車に乗りたいという思いも強くなってきたところですので、そういう意味でもちょうど良いかなと思っています。
Posted at 2011/02/16 22:53:04 | |
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