無いと困るけど、そんなに重要なものとは思われてなさそうなランプ。2個あるんだから1個くらい切れていてもまあいいかと思われてそうなランプ。
そんなバックランプに注目した2013年頃の路上の風景です。
(もう既に2014年も半分近く過ぎましたが、2013年頃から溜めていた写真ということで。)
2トンクラスまでのトラックでは、外側からウインカー、ブレーキ(テール兼用)、バックランプという配置で、バックランプが一番小さいというのがよくあるパターン。機能や点灯(使用)頻度を考えると赤や黄色のランプに比べて白いランプは少し小さくてもいいよねというのは理屈としてはわかります。白いランプが点灯するのは後退するときのみ、しかも低速ですし。
キャンター
エルフ
乗用車の場合、よくあるパターンはランプユニットのうちブレーキランプにあてがった残りの部分をウインカーとバックランプ(とリフレクターも)で分け合うというもの。
概ね等分に仲良く分けているのはデミオ、アリオン、マーチ
バンタイプでも同様に、ハイエース、NV350
一方、白いバックランプは、特に濃色系のボディカラーではデザイン上のアクセントになるからでしょうか、やたら大きなバックランプが付いているものがあります。暗いところでの車庫入れには便利ってことで・・・?
カルディナ、マークX、クラウンタクシー、アクセラ
クリスタル感のあるランプデザインにすれば、高級感も演出できるかもしれません。しかし、我が家のエスティマのようにホワイトの車体では効果激減。バックランプはボディ色に埋もれています。
エスティマ
しかし、バックランプに期待される本来の機能や重要性を思えば、う~ん、ちょっと違うんじゃないかなぁという感じがしてしまいます。(あくまで個人的な感想です。)
反対に、バックランプが小さなものとしては、セルシオ、ミラジーノ
バランス的にはこっちのほうが落ち着く気がします。(繰り返しますけどあくまで個人的な感想です。)
バックランプだけ切り離して、リアハッチ中央にあるナンバープレート両脇に持ってきたものもあります。のっぺりしたトランクリッドやリヤハッチにナンバープレートだけだとビジネスライクで味気ないですが、そこに光ものがあるとなんだが少し良さ気に見えるということでしょう。今ほどコストに厳しくない時期にちょっと流行ったような気がしますが、現行モデルではあまり見かけなくなりましたでしょうか。
エリオ、カローラ、サクシード、プリメーラ、プレサージュ
バックランプとガーニッシュを合わせ技で上手くデザインしているものもあります。紅白まんじゅうではないですが、赤と白の組み合わせは縁起がいいようですし、上手にやればゴージャスとか、クリスタルとか、そんなイメージが演出できるのでしょう。
ソリオ、デリカD5
キューブは、反射板も含めて全てが同じ大きさでかたちもみんなキュービック。これはおもしろい。
こんな感じでいろいろなバックランプがありますが、暗い場所で地面にある障害物を発見したいことを考えたらこんな風に低いところに付いているのが良いんじゃないかと思うのですが、どうやら少数派のようです。
エクストレイル
日本で比較的多く見かけるヨーロッパの車の場合はどうでしょう。3シリーズは白いバックランプの存在を消そうとしているかのような印象を受けます。
3シリーズ
ところが少し前の3シリーズは逆にとても目立ちます。
ウインカーレンズが白いために、よく見ないとウインカーかバックランプかわからないものもあります。どちらかと言うと黄色いランプの存在を消したいのかもしれません。
Cクラス、 Sクラス
しかし、こうして見てみますと、バックランプがどうかというよりもウインカーの黄色の存在を消して、赤か白かに分けているといったほうが良いような気もしてきました。白いクリアレンズの中に着色電球のウインカーを忍ばせるいるようです。
その白いクリアレンズに赤いラインを入れた凝ったデザインもありました。
Sクラス、エスティマ
前にも書いた事がありますが、クリアレンズのウインカーは結構眩しいと感じるのですがこの赤いラインが電球とかなさるようにデザインされていると眩しく感じません。
ちなみに、昔はこんなんだったのですね。これはスプリンター?(お台場のメガウェブにて)
ということで、黄色のレンズカバーが目立つ車は最近少ないようだということがわかったところでおしまい。
Posted at 2014/06/01 00:49:45 | |
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