
そもそも何のために大型二種の試験を受けているのか・・・
→試験を通じてバスの運転をしたいから!
ということで、全く気負わず試験に臨むことに。前回(2回目)はちょっと気負いすぎた上に台風の最接近とも重なり、かなりブルーな気持ちで終了してしまったが、今回は合格こそしなかったもののいい感じで試験を受けることができた。試験車両にもだいぶ慣れてきた感じ。少しずつ合格が近づいてきただろうか。
今回の受験者は2人でわたしは2番目。試験車両は1台。試験車両のほかに車庫の中に2台のバスが止まっており、ナンバーから判断すると試験車両は3号車のよう。いままで午後の受験者はは4名だったので2番目だと2号車の1番かと思ってちょっとドキドキしたが、2人しかいないので1台で試験を行うとのこと。ちなみに3号車(と勝手に決め付けてしまったが)のオドメーターは9800キロとちょっと。1回目に乗った1号車はたしか13000キロくらいだっただろうか。2回目は全く余裕がなくオドメータを見た記憶が無い。
1人目の場内課題が縦列だったので私は方向転換かと思いきや縦列を指示される。2人目は1人目と違う課題を課せられるという幕張の法則は崩れ去る。
角度をつけた後ハンドルを真っ直ぐに戻すタイミングがやはり遅かった(角度が付き過ぎ)。が、今回は今までの教訓をもとに左後輪が接輪するまで我慢せずに1回前に出て角度を修正。ポケットに入ってからももう1回前に出て微修正で接輪は無し。後方感覚50cmも問題なし。
鋭角は右進入左回り。今までの教訓をもとにかなり突っ込んでからハンドルを切り始めるが、やはりちょっと早いのか。今回は2回で通過するものの左後輪(内側)と右前輪がともにぎりぎり。しかし接輪は無し。場内の減点はたぶん無いと思う。
場外は路上駐車が多かった。片側2車線の道路で広めの路肩にタクシーがいっぱい。左側車線を走るのだが右側車線にもいっぱい走っている。タクシーとの距離を保つよう若干右に寄って徐行するも、右側にはみ出てしまっていたらしい。また、歩道から降りて草むしりするおじいさんとの距離を保つよう右側に寄って徐行。しかしここでも反対車線にはみ出したっぽい。
極めつけは、ちょっとした橋を超えるのに規制速度の40キロで通過したら、ジョイントに段差があって「どっかん!」。試験官が「おおーっ」と声を出す。あと2,3秒遅くここを通過していたなら段差の直前の信号で停止するタイミングだったからもっとゆっくり通過したであろうに、こういうのは運というものだろう。
そんなこんなで減点が積み重なり、完走するも指定場所での停車は2回のみ。
試験終了後のアドバイス
2点ばかり。ウインカーを出さないほうがいいと思っていたのかもしれないが、はみ出していた。徐行は出来ているがきちんと進路変更して側方間隔を保ったほうが良い。そういう場面が3ヶ所あった。
路面に段差があるところがあったが、いちおうお客さんを乗せているというつもりで。慣れない道路で状況もよく分からないところもあるかもしれないけれど、路面状況にあった速度というものを考えてください。
次回の試験ではこの辺について気をつけてみてください。(はい、ごもっともです。)
この試験官、非常にソフトな物腰なのにチェックは厳しい。一人目の受験者には大型トラックやトレーラーがバンバン走っている片側3車線の国道で指定場所停車を指示していたし(信号のタイミングでちょうど流れが途切れていたが)。しかし意外とフレンドリーなところも。
試験終了後、バスの中でのちょっとした会話
「(試験官)だいぶ乗られてるんですか?(何回も受けているのか) ほー、3回目ですか(申請書の裏面を見て)。結構練習したんですか?」「(自分)埼玉の非公認のところで8時間ほど乗りました」「(試)じゃあ、基本的な操作は大丈夫ですね」「(自)本当は千葉県自動車練習所で練習したかったんですけど(大型二種は)やってないっていわれたので」「(試)あー、あそこ大型二種(の試験対策の練習を)やめちゃったんだよね。埼玉はいくらで練習できるんですか」「(自)2時間で2万円です」「(試)ほー、1時間1万円ですね。そうですか。じゃ、次回頑張ってください」てなかんじ。
試験中、バスマニアか試験マニアかわからないが歩道を歩いていた若めの男性が私の運転する試験車両を見つけるなり走り出し、左折しようとする交差点の横断歩道の真ん中でいきなりカメラを構えて正面から撮影したのにはびっくりした。ま、たしかに珍しい車両であることは間違いない。わたしは試験官の心象を悪くしないように発着場の柱に隠れて写真のような構図がめちゃくちゃなショットで精一杯だったのに・・・。
ということで、もう少しバスの運転をするチャンスが残されました。
Posted at 2009/09/11 00:56:07 | |
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