
9月29日に5回目の技能試験を受けてきました。結果は「合格」です。当日の朝に前回までの試験を振り返り、注意すべき点を紙に書き出して試験直前までイメージしながら望んだかいがあったのでしょうか。今後1年以内に第二種免許取得時講習(「旅客者講習」6時間と「応急救護措置講習」6時間)を受講して免許の交付です。
学科試験とその対策に約1ヶ月、技能試験に約1ヶ月、長かったようで短かった夏の戦い(もう秋ですけど)はとりあえず一段落です。
さて、以下は今までになく長文です。自分が後で振り返ってみるための記録なので適当に読み飛ばしてください。
試験官は1回目の時と同じ人。この人は基本的に不機嫌な感じの人。コースの指示も時々わかりにくいし・・・。
私はこの日の3番目の受験者だったので1号車の2人目。いつものように1人目の受験者は場内をパスし路上へ。(今まで一人しか受験者がいなかった3回目を除き、私が同乗した一人目の受験者はすべて路上へ出ています)。発着場へ帰還して、一人目の受験者が試験官の指示を待っていると、「(試験官)どんどんやることやってください、試験官はいちいち指示しまんせん。」と怒られている。不合格の場合ここでワンポイントアドバイスのために2人目の受験者は一旦バスから降ろされるのですがそれが無いということは一人目は合格らしい。おー、一人目の人合格したよーと思うと同時にこの時点でなぜか心臓が高鳴る。そして、ほど無く試験官に「次の方どうぞ」ぶっきらぼうと言われる。今までの試験では一人目のワンポイントアドバイスの間にバスの外で心の準備をしていたのだが、今回は全く心の準備が出来ていない!自分でもかなり緊張しているのがわかる。
「お願いします」と書類と免許証を試験官に渡そうとしたが試験官はかなり不機嫌そうに黙って座っていて受け取ろうとしないのでしょうがないので試験官の前のテーブルに置く。何なんだこの試験官は・・・。
最初の課題は鋭角。右進入左回り。2回目の切り返し後の前進で右前輪が接輪したようなしないような・・・。切り返し3回で通過。
幕張試験場の鋭角は信号交差点のすぐ脇にあり、試験官から「信号が青に変わったら右に出てください」といわれる。で、青に変わったので信号交差点方向(右方向)に出て交差点を直進しようとしたら「右だよ右!あんた自分で合図出してんじゃないの!」と怒られる。信号交差点”を”右ですか!わかりにくいよ、もー・・・。直進しようとしていたので当然片側2車線の左にいたわけで、大胆にも交差点内で片側2車線の左端から右折する羽目に。まあ場内だし、課題以外は採点の対象ではないらしいと自分に言い聞かせて、気を取り直して2つ目の課題の縦列駐車へ。
縦列駐車はだいぶ慣れてきて、角度付けもきつくなりすぎずに今回はぴったりのはず。なのに、左後輪が接輪しそうだったので一回切り返す。始めに左にハンドルを切るタイミングとか、路端からの寄せ具合など微妙に違うのだろう。後方感覚50cm以内は問題なし。で、路上へ。
今回のコースは幕張メッセ周辺を少し走ってから住宅地へ向かう、幕張受験者の間ではいわゆる右コースと言われるコース。メッセ周辺は路肩が広いもののタクシーや小型トラックなどが駐車してありけっこう厄介。側方間隔や減速が不十分だと容赦なく減点される。
1回目の指定箇所停車は以前に歩道の存在に気が付かずに外側線を越える前に必要のない一旦停止をした街灯。今回は安全確認の後、遠慮なく入って寄せていく。ギアをNにして駐車ブレーキをかけて「停車できました」と告げる。試験官は後ろを振り向き不機嫌そうに立ち上がる。ドアの前に立って、ドア幅に目標物(街灯)がおさまっているか確認している模様。
そうこうしているうちに、後ろから車群がやってきて、その車群の信号待ちに囲まれて、やや焦る。信号が変わってその車群が行ってから出発の指示。で、クラッチをつなぐと車が重い。動かない。何でだと思ってメーターを見ると駐車ブレーキの赤いランプが点灯している。解除し忘れ!エンストする前に気が付いて助かった。
その後、片側2車線の道路に出る交差点を左折するが中央分離帯近くの横断歩道上に作業車が。反対車線側から渡って来る歩行者が見えない。作業車の手前でほとんど止まりそうなくらいに超徐行で作業者の向こうを覗き込むように確認。誰も来ないので通過。しかしこういう場合は信号処理されている交差点とはいえきちんと一時停止するべきだろうか。その後、駐車車両の脇は車線をはみ出さないように側方間隔を取りながら徐行。
団地内にある横断歩道では飛び出しに対処できるよう、特に横断歩道付近ではポンピングブレーキで減速の意思表示をする。これは1回目の時にこの試験官に言われたこと。注意されたこと忘れてませんよとアピールしとく。
2回目の指定箇所停止は前回の試験と同じ街灯。前回は寄せが甘いと指摘されたので今回は意識して寄せる。「停止できました」と告げると試験官は後ろを振り向くものの立ち上がって確認しに行こうとしない。明らかに外れているのか?いや、そんなはずは無いと思うが・・・。すぐに発車の指示が出る。
信号の無い交差点、一時停止、横断歩道をの通過をこなして駐車禁止の標識で3回目の指定箇所停止。やはり試験官は後ろを振り向くだけで立ち上がらない。微妙な場合だけ確認しに行って、見に行かなくてもOKか外したかわかるものはいちいち見に行かないのか、この試験官は。まあ、いいですけど。
その後、小さい子供とその親がわらわらいる信号の無い横断歩道のある交差点では、子供達が渡るのか渡らないのか不明なのでやはり徐行。結局渡らなそうなので加速しようとすると左方向から自転車に乗ったおっちゃんが。しかし、どう考えてもタイミング的に待つ必要なさそうなので通過する。で、ミラーを見ると2秒後くらい後にその自転車がスーッと後方を横切る。待ったほうが良かったのか不安になる。
すぐ後の信号待ちで試験官が鼻でため息をついている。とても不機嫌そう。ああ、今日も不合格かなあ・・・。さっきの子供が多かったところはもっと徐行しないといけないのだろうか。自転車のおっちゃんバスが行った後で渡ってたし。左折時に後輪が縁石から若干離れ気味のところもあったし。しかも試験官は申請用紙か何かに大量の文字を書いているっぽいし、何かやらかしてしまったのだろうか。しかし印鑑か何かをポンポン押しているし、一体何をしているのか。もしかして不合格ではなくて合格なのかという予感が一瞬よぎるが、試験終了前に合格印を押すわけは無いだろうと思いなおす。
試験場へ帰還後、試験官は一人目と同様に黙っている。まさかと思い、一応駐車の措置をとってみる。すると試験官が「荷物を持って外に出て助手席側に回ってください」と言う。どうやら合格だったらしい。
試験官の不機嫌な態度はプレッシャーを与えようとわざとやっているのか、それとも合格させると試験手数料が入らなくなるから不愉快なのか。なんだかよく分からない。
ということで、非常にまとまりの無い記録でした。次は冬の陣として牽引一種かなあと思い始めているところです。
Posted at 2009/10/04 02:02:01 | |
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大型二種 | クルマ