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2回にわたって左右に拭くタイプを紹介しましたが、リアガラスの中央にあって、ほぼ180度拭き取るタイプもあります。その場合、非作動時に右側に寝ているものと左側に寝ているものに分けられます。右側に寝ているのは、

ジューク･カルディナ


フォレスター・レガシィ


マークⅡブリット。一緒に映っているボルボは、中央のやや左側にピボットがあって、アームの長さからすると180度は拭けなそう。


スイフト。


ゴルフ


アウディ


プジョー


Aクラス。ボディ部分の形状を工夫することで、概ね180度が払拭出来るようになっています。ガラスに穴を開けたくないというメルセデスのこだわりがあるのでしょうか。

前回の記事では右に拭くタイプの車をを取り上げましたが、左に拭くタイプもよく見かけます。

MPV


ステップワゴン


ノア


リバティ。写真ではちょっと分かりにくいのですが、この車はガラスハッチだけを開けることが出来、非作動時のワイパーはガラスハッチを開ける時に邪魔にならないように、ガラスよりもさらに下がった位置にあります。なかなか考えています。


ボンゴ


ムーブ


前回取り上げた右に拭くタイプも含め、これらのタイプはリアガラスが比較的縦に長い車に多いようです。支点がボディーにあり、比較的長めのアームとブレードにより大きな面積を払拭出来るようにみえますが（中には、あればいいんでしょって感じのやっつけ仕事で少ししか拭き取ってくれないものもあるかもしれませんが・・・）、黒系のボディーカラーでなければガラスをはみ出た部分のアームの存在が目立ってしまいます。それを解決したのがこれ。

セレナ。ボディ部分にアームがありません。ただそれだけなのに猛烈に洗練された印象になります。右側の拭き残しが多そうですが、実用上はそれほど問題にならないでしょう。


エクストレイル。少々払拭面積が少ないように見えますが、ま、いいんでしょうかね。リアカメラも付いているようですし。通過中の電車は、とうとう引退してしまった総武本線113系。

ふと気になって何気なく周りの車のリアワイパーを眺めてみると、右に拭いたり、左に拭いたり、真ん中だけ拭いたりと、またオフの状態で右にあったり左にあったりと結構各車ばらばらのよう。

前に止まった3台のハッチバックはみんな違いました。

デミオ・ブレイド・ティーダ



よく見かけるのは右に拭くタイプのようです。

シエンタ・フィールダー


コルト


フィットは初代、2代目とも同じ。


フィット


マーチ。先代モデルは中央を拭いていましたが、現行モデルは右に拭くタイプになりました。オフの状態で若干斜めっているところがデミオに似ています。


イプサム


ティーノ。やや時代を感じさせる無骨なアーム。


ハリアー。こちらもワイルドさを感じさせる無骨なアーム。


国内専用車であれば右ハンドルでの使い勝手を考えて決めればいいですが、ワールドワイドに売られる車は左ハンドルのことも考えなければいけません。そうしたときにこのワイパーの向きを左右反転させているのかが気になるところです。

日本人にはちょっと戦闘的過ぎるのか、あまり見かけないジェットファイターグリル。写真はギャランフォルティスラリーアート。

三菱というだけでアレルギー反応を起こすのでしょうか、あるいは顔が嫌いなのでしょうか・・・。




でも、最近ではこんな顔の車をよく見かけるようになってきました。グリルのデザインは結構似たような印象を受けます。燃費を気にしておとなし～く走る人生の大先輩達が乗るにはかなりアグレッシブな顔。目もかなり吊りあがっているし、牙もむき出し。トヨタアクア。




ところが、本家三菱のミラージュはかなりおとなしいグリル。ジェットファイターグリルのホットバージョンなんていうのはあとから出さないんでしょうか。

日本国道最高地点ということで、えらい立派な石碑が建っています。

この日は雲の中でした。