
前回の記事では、エンジンルーム側のウェザーストリップを一部外すと、止まっている間にカウルトップカバー付近の温度が上がり、凍ったウォッシャー液を融かしてくれそうだということがわかりましたが、それを確かめるためにウォッシャー液が凍りそうなところに行ってきました。2月のとある休日に、群馬県の水上温泉に一泊し、翌朝は三国峠を越えて新潟県の湯沢でスキーというプランです。寒かったです。湖畔に面した部屋だったのですが、洗面所の水道が凍りました。当然、ウォッシャー液も凍りました。写真は出発時、気温は0度くらいですが明け方はだいぶ冷え込んだのでしょう。ウォッシャー液は出ず、乾いたガラスをワイパーが擦っています。でも、いいんです。そういうところに来たんですから。
さて、いつになったら融けてくれるのかと期待しながら出発です。
2枚目は群馬から新潟に抜ける三国トンネルを出たところ。トンネルを抜けるとたしかに雪国ですが、とってもいい天気。雪がじゃんじゃん降り積もるところに行ってカウルトップカバーに積もった雪が融けてくれるかどうかも確認したかったのですが、それは無理な感じ。
晴天の中をしばらく走ります。気温は0度を少し超えるくらい。ウォッシャー液は出る気配なし。おそらくエンジンルーム内のタンクは凍っていないのでしょうが途中の配管で凍っているのでしょう。
1時間ほどしてスキー場に到着。出遅れたのでスキー場の駐車場待ちです。ここで10分ほど待たされたのですが、その間にカウルトップカバー付近の温度は上がっていき、めでたくウォッシャー液が出ました。めでたしめでたし。
と、ここまではある程度予想どおりで期待どおりだったのですが・・・。
雪国から帰ってきたらとりあえず洗車ということでスタンドの洗車機にかけました。そこでふと思ったのですが、ウェザーストリップが外れていたらエンジンルームに水が入るんじゃないかと。
結果は、大量ではなさそうだけれどちょっとは気になるという程度は水が入るようです。エンジンルーム側に水が垂れた跡があります。位置的には排気管のカバー辺りに垂れたのでしょう。豪雨の中を走ればエンジンルームも少しは濡れるのでしょうが、上から垂れてくるというのはやはり気分的によくないです。
ということで、個人的な結論としては、普段はきちんとウェザーストリップを付けておいて、雪国に行くときだけ部分的に外すようにしようかなあというところに落ち着きそうです。(来年、雪国に行くときだけ思い出せるかどうか・・・。)
でも、まてよ。ウェザーストリップをつけていれば本当に水は垂れてこないのか?疑問が湧いてきました。
ということで、別の日に洗車機に投入して確認したところ・・・。あれ、ダメじゃないの、垂れてるよ・・・。丸で囲った部分、カウルトップカバーの下端にあるプラスチックの部品の継ぎ目から垂れるようです。上の青丸の部分からは下の青丸へ、排気管のカバーです。まあこれは問題ないでしょう。しかし、上の赤丸の部分から垂れた先の下の赤丸はバッテリーです。端子に直接滴ることにはならないようですが、気分的にはよろしくないです。

プラスチックの継ぎ目は、ブレーキフルードとエンジン冷却液のリザーバータンクのところにあります(写真はブレーキフルードのタンク)。整備性を上げるためでしょうか、その部分だけカウルトップカバーを部分的に外せるようにしてあるようです。発想としてはありでしょう。でも、そのせいでバッテリーに水がかかります。これってどうなの?
まあ、端子が粉を吹いているわけでもないようですので、あまり神経質にならない事にしておきましょう。
Posted at 2013/03/16 23:34:15 | |
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