~長文な上に画像も貼ってありますことをご了承ください~
専ら近場の送迎に活躍中の2号機MRワゴン(MF22S)のタイヤが随分とくたびれた状態になっていました。スリップサインが近づいています。このままでは今度の春の車検は怪しそうなので替えることにしました。
こんな感じで、結構ずるむけ。年間5千キロ未満で3年ほど使ったかと思いますが、1日に保育園と学童保育と駅前と自宅の駐車場の計4回車庫入れをしていますので、かなりグリグリとこじられるのでしょう。距離の割にはくたびれた感じです。
さて、我が家は比較的温暖な千葉県。降雪日は年に10日あるかどうか。道路に積もるのはそのまたさらに数日だけ。それも、次の日の日中には大通りは融けてなくなることがほとんどです。
この車でスキーに行く予定はなく、チェーンを巻くくらいだったら(この)車を諦めることが可能なのでスタッドレスは要りません。とはいえ、1センチくらいの積雪で立ち往生してしまっては困ります。
つまり、
チェーンを必要とするような深さの雪やアイスバーンは諦める。
とは言え1センチくらいまでの新雪やべちゃべちゃのシャーベットくらいは走れたほうがいい。
ということなのですが、そうなるとオールシーズンタイヤが魅力的です。しかし、ほとんど無いんですね、選択肢が。
タイヤサイズは155/65R13、ありふれたどノーマルな軽自動車用なのですが、
以前に話題にしたことがあるグッドイヤーのベクターフォーシーズンズは、このサイズが設定されていないのです。
調べてみると、ほかにもブリヂストンからネクストリー タイプS、トーヨーからCFtという「スノー性能を持たせた夏タイヤ」があるのですが、13インチはブリだけ。しかしそのブロックパターンは見るからにスノー性能が頼りなさ気。ほんまかいなっていう印象です。(CAR WatchというHPより)
ということで、消去法でピレリP4フォーシーズンズという、自動後退専売モデルに行き着いたわけです。しっかりとした横溝が刻まれたパターンは、見た目的にはそこそこ頼れそうな感じです。サイドウォールにはM+Sのマークがありますが冬タイヤである事を示すスノーフレークはありません。でもそれでいいんです。
そんなこんなでここ数日間、オールシーズンタイヤについてネット上の書き込みを見たりしてたのですが、夏タイヤでも冬タイヤでもない中途半端なタイヤという意見が多いようです。
ウィキには、「夏タイヤでもハイグリップ指向のものと、騒音を抑えたコンフォート指向のタイヤ、さらには転がり抵抗を抑えたエコタイヤに細分化されていったことで、悪く言えばコンセプトが中途半端なオールシーズンタイヤはタイヤの主流からは次第に外れていった。」と書かれていますが、それぞれを適度に両立させるっていう発想はあまり無いようです。我が家の近場の送迎では夏タイヤの性能を使い切るような攻めた走りはしませんし、低転がり抵抗に特化してウェット性能などが犠牲になっているのもどうなのかと思います。私なんかは、燃費は超良いけどグリップしない、硬い、うるさいなんていうのは、木を見て森を見ずというか、わかりやすく言うとあほじゃないかと思いますけど。(ユーザーではなくてメーカーがですよ。)
ちなみに、下の図は積雪寒冷特別地域を示した図です(北陸地方整備局HPのどこかにありました)。超簡単に言いますと、このような地域では除雪や融雪パイプの設置などのために自治体が必要とした金額の一部を国が負担しますよということを言うための図です。この図をもってすべてを言い切ることは少々乱暴だとは思いますが、積雪寒冷特別地域に何度も行く予定があったり、そこにお住まいであれば冬タイヤは必須でしょう。しかし、そうでなければスタッドレスを用意るのは少し過剰な気がして仕方ありません。一つのタイヤで1年のほとんどをこなせるならそれがいいではありませんか。
次の絵は、タイヤ館HPに出ているネクストリータイプSの想定路面イメージです。丸印がついている路面が何とかなればいいんです。我が家の2号機にはこれで十分です。

まあ、タイヤメーカーさん的には夏冬それぞれ買ってくれたほうが商売としておいしいでしょうけど・・・。
ということで、オールシーズンタイヤなるものを試してみようという事になりました。いい報告が出来ればいいんですが、残念ながら妻の専用機なので私がハンドルを握る機会はかなり少ないです。しかも降雪時となると、チャンスは限りなく無いかぁ・・・。
Posted at 2013/12/21 00:16:34 | |
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