コロナの足
投稿日 : 2009年12月15日
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左フロントをやや上方から。写真左側が車両前方。
簡素なストラット式。ストラットの足とロワーアーム、アンチロールバー、ドライブシャフト、タイロッドが見えます。
ロワーアームのマウント軸は、前側は進行方向を向いています。しかし後ろ側はこの写真から見えないのですが、進行方向に対して垂直の向きです。私は専門ではないので、そのように設定する理由がわかりません。(素人考えだと地面に水平に向けるのがアームの動きに無理が無いと思うのですが・・・。)
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同じく左フロントをやや前方上から。
ロワーアームの後ろ側マウントが進行方向に対して垂直なのが見えるでしょうか。
ブレーキローター、結構さびていますが大丈夫だろうか。1週間近く動かしていないので表面がさびています。それよりもベンチレーテッドの部分が心配。
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右フロントをやや後方から。写真右側が前方。
アンチロールバーリンクはストラットに直付けとするのがセオリーらしいのですが、この車はロワーアームに取り付けられています。しかも、ハブキャリアから3分の1くらい離れたところにあります。
すなわち、ホイールストローク1に対して、アンチロールバーの働きは3分の2くらいに軽減されているわけです。
車の性格からしてほどほどの効果が発揮できれば良いのでこのような設計にしたのか、適当にやりやすい仕事をしたのかはわかりません。
ロワーアームは軽量化のためかところどころ肉抜きしてあります。アームの上に穴を開けたりしていますが、当然下にも開いているのですよね・・・。(でないと、中に入った水が出て行かないですから)
4
左リヤをやや前から。写真左側が車両前方。
ストラット式です。
全体的に華奢な感じです。コストと重量を極限まで低減したらこうなるのでしょうか。いまどきの軽自動車のほうがしっかりした造りになっていそうです。
か細いリンクがいくつか見えています。トレーリングリンク、サブフレームに取り付けられたラテラルリンクの前側が見えます。
トレーリングリンクの近くにある何かよく分からない湾曲したものはサイドブレーキのケーブルが入っている管でしょうか。
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同じく左リヤをやや後ろから。
サブフレームとラテラルリンクが見えます。後ろ側のリンクは何か調整できるように見えます。
鋭い方はお気づきかと思いますが、リアにはアンチロールバーがありません。でも姉妹車のカリーナにはリアにも付いているそうです。まああちらは「足のいいヤツ」らしいので。
サブフレームとボディーの間にある「252」と書かれた管は燃料タンクへと繋がるのですが、あの数字は何を意味しているのでしょう。
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同じ場所をやや見上げる感じで。
コイルとダンパーは一体式です。
コイルに白と黄色のペイントによる印がありますが、これも何を意味するのでしょう・・・。
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