2011年12月23日
先日、サッカークラブ王者世界一となったバルセロナFC。
あれほどのワンサイドゲームになるとは一体誰が予想したでしょうか?
セレソン経験者7人を擁するサントスがまるで高校サッカー部に見えてしまう
程のバルサのケタ違いの強さに、何か神々しい印象すら感じてしまいました。
しかし、そのバルサに唯一勝てるチームが存在することをご存知でしょうか?
もし対戦すると、バルサが全く歯が立たないとさえ言われる程のずば抜けた
実力。そして、あのメッシですらレギュラー獲得が困難とされるぶ厚い選手層。
無敵にもホドがあります。
[不動のスターティングイレブン]
前列左から
●ぼ(FW)、M●RIZO(FW)、だんご●(FW)、マイルドライダ●(FW)、も●ちん(FW)
ZE●PELIN(FW)
後列左から
g●wa●(GK)、g●riちゃん(DF)、ブルベ●(MF)、●ト(MF)、●ク(MF)
*人物の特定は非常に危険なため、伏字にしていますことご了承下さい。
Posted at 2011/12/23 13:01:05 | |
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バラエティ | 日記
2011年12月18日
[前編:宿敵]
休日早朝の首都高。俺のTT-Rをシェイクダウンさせるにはちょうどいい。
助手席には脚を高く組んだ赤いハイヒールの女。
赤と黒。
漆黒のアウディには赤いハイヒールがよく似合う。
湾岸線から都心に向かうため、レインボーブリッジを渡り浜崎橋JCTから
環状線外回りへ合流する。すると前方にシャストホワイトのロードスターが1台。
よく見ると綾織カーボンのリアフラップ。見間違えるわけがない伝説の28Rだ。
きっと5号池袋線経由でガレハンに向かうのだろう。ドライバーは休日のたびに
外で遊びまくっているらしいのでもっぱら独身という噂だ。
今ここで28Rをぶち抜けば俺の株が上がる。いずれは戦わなくてはならない
相手だ。ターゲットに不足は無い。
俺はフルスロットルで28Rの後を追う。
「これから特等席で本物のバトルを堪能してもらおう」
「素敵ね」
女は俺の耳元で息を吹きかけるようにそう囁くと、ゆっくりと脚を組み替えて
シートに身体を深く沈めた。
[後編:死のバトル]
芝公園付近で28Rに追いつきテール・トゥ・ノーズの状態となる。
まずは挨拶代わりにコラムレバーを引いてパッシングのシャワーを浴びせる!
プシュ~♪プシュ~♪
勢いよくウォッシャー液が飛び出した……
「フ、フロントウィンドウが汚れている。」
俺は冷静を装ってそう言いつくろった。(ふ~危ない。これ左ハンドルだった)
どうやら28Rは法定速度で走行を続けているようだ。
「トロい野郎だ。一気に並んで横からぶち抜いてやる!」
俺は28Rをパスをしようと素早くウィンカーを右に出す!
ギ~コ♪ギ~コ♪
こ、今度はワイパーが動き出した……
女は不思議そうな目で俺を見ている。
(ま、まずい。またやってしまった)
やがて2台は絡み合うように霞ヶ関トンネルに突入!
俺はライトを点灯するため、慣れた手つきでレバーの先端をひねる!
ん?レバーはピクリとも回転しない……
俺は首をかしげながら何度も何度もひねり続けた。
女は不審そうな目で俺を見ている。
(し、しまった。ライトスイッチはレバーと独立していることを忘れていた)
女の前でこれ以上の失態は許されない。
十八番の電光石火のシフトチェンジを披露して、28Rをぶち抜かなければ
もはや女の信頼を取り戻す術(すべ)は無い。
「そらっ!一気に5速から3速へシフトダウンですよ~~~っ!!!(叫」
カキーーーーン!!!
次の瞬間、左手に強烈な痛みが走った。
手の甲をサイドウィンドウに激しくぶつけたため血がにじみ出ている…
慌てて右手でシフトダウンする頃には、既に28Rは遥か彼方へ消えていた。
もちろん法定速度を保ちながら…
「フッ、今日のところは見逃してやろう。」
俺は帰宅の途に着くため、ワイパーを動かしながら京葉道路方面へステア
リングを切った。
Posted at 2011/12/18 11:00:23 | |
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ザ・対決 | 日記