目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今回はリヤフェンダーのツメ折り。
ドリ車特有の伝統技法『鉄パイプ方式』です。
綺麗に仕上げたい・成功率を上げたい方はツメ折り器での作業をお勧めします。
この方法はドリ車独自の荒業なので・・・お金が無い・時間が無い・走る車だから多少(ry等の方にはお勧めかと。
そして今回は特別講師として一番身近なペッタンコニストの方の手を借りました。
今回の整備手帳はTAS氏の助言そのままです。
2
まずタイヤを取り、ツメ部分に蓄積した砂やゴミを取り除きます。
結構ゴッソリ溜まってるので入念に。
次にドライヤーでツメ周りの塗装を暖めて塗装に柔軟性を持たせます。
コレは折った時に塗装が割れないため・・・ですが。
この鉄パイプ方式ではほぼ確実に塗装が割れてしまいます。
『割れる』と言っても表には見えない部分で折った所から内側なので、潔い方は暖めず作業して折った後にタッチペンで塗ればOKです。
そしてパイプをかける前にツメをプラハンで叩き、曲げ方向に『癖』を付けていきます。
これはいきなりパイプをかけて作業するとシワになったり綺麗に折れなかったりするので・・・それを防止するためだとか。
軽く曲げ方向に癖をつけることでスムーズにツメ折りできるようにします。
3
そして運転席に1人乗り、もう1人はフェンダー前にパイプをかけます。
そしてパイプを手前に立てる感じに構え、ゆっくりバックしてきいます。
ここまで来たら覚悟を決めましょう。アーメン。
4
メリメリメリ~と食い込んでいきツメが折れていきます。
パイプは立てる感じでフェンダーの形に沿って扇形に動かす感じで・・・。
5
社外バンパーが付いてる方はここから慎重に。
フェンダーとバンパーの繋ぎ目ギリギリまで攻めていきます。
ゆっくり下がってもらいましょう。
そしてギリギリまで来たら、次はゆっくり前進して同じ様に進んでいきます。
パイプを入れるのも抜くのも前から。後ろ側から抜いたらフェンダー変形します。
後は様子を見ながら何度も繰り返して折っていきます。
6
ある程度折れたら、仕上げに入ります。
タイヤを外し、折れたツメをプラハンで叩いていきます。
俗に言う『ツメを畳む』作業です。
結構硬いので勢いよくリズミカルに。
フェンダー側を手で押さえながら叩いていきます。
7
ツメを畳んだ後、折った所から内側部分は所々塗装がポロポロしてしまうと思いますので、ツメの内側面をワイヤーブラシでボリボリ擦っていきます。
コレはブラシがけせずにタッチペンで補修してしまうと、タッチアップしても塗装の割れた所から錆が発生しフェンダーが錆だらけになってしまうのを防ぐため。
しっかりブラッシングして中途半端な塗装割れも落としていきます。
一通りブラッシングした所でタッチアップ。
これで防錆対策バッチリ・・・だと思います。
8
そして完成!
写真のようにハッチを開けた所に2人座って『ゆっさゆっさ』しても当たりません!
ローコストかつスピーディにツメ折りできました。
手伝ってくれたTAS氏と近所のロドスタ乗りの友人に感謝!
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