
さて、レガシィ(BP5A)でもユーザー車検を受けてきたのでそのあたりの備忘録を。
結果的には、思っていたよりも簡単だった。
どちらかというと軽自動車のほうがややわかりやすい印象。
ぐぐって調べても意外とあいまいな部分があったので、
今回受けてきてその辺がすっきりしたかな?
まあその辺もまとめておいたのでご参考まで。
1. 事前準備
●検査場の予約
自動車検査インターネット予約システムにて予約する。
https://www.yoyaku.naltec.go.jp/pc/reserveContentSelect.do
相模管轄なので 、検査場は愛川にある相模自動車検査登録事務所。
● 必要書類などの確認
基本的には、車検証、今までの自賠責の証明書と印鑑があればOK。
・印鑑
・車検証
・自動車損害賠償責任保険証明書または自動車損害賠償責任共済証明書(今までの古いほう)
・点検整備記録(なくてもも問題なし)
・自動車税納税証明書(2016/4以降、普通車は基本的に不要となった。詳細は下のほうに貼ったリンク先を参照のこと)
・保安基準適合証(必要な場合のみ)
・自動車重量税納付書(車検場でもらう)
・継続検査申請書第3号様式(車検場でもらう)
・自動車検査票(車検場でもらう)
● 車の整備
まあ一応このくらいは確認した。
・ライト類が正常に点灯する(ヘッドライト、テールサイト、ハザード、ウィンカーなど。ナンバー灯もねw)
・ワイパーの動作、ウォッシャー液が出る
・タイヤに問題が無い(はみ出しやスリップラインなど)
・外観に問題が無い(突起物など)
・最低地上高に問題が無い
・排気漏れが無い下回りでブーツの切れやオイル漏れ(シミくらいなら大丈夫)などがない
・発炎筒の有効期限(今回確認もされなかったけど・・・)
スタッドレスのホイールがぎりぎりアウトだったのでつめ折りしてちょっと広げたけど、
それでもぎりぎりだったのでノーマルタイヤに戻しておいた。
(一応規定範囲内に収まっていることは測って確認したけどもめたら嫌なので)
フルバケに関する情報が微妙なので純正シートに戻した。
(SP-GはRECARO正規品+正規品レールならバックカバーなしで保安基準適合とのこと。戻した後にわかった・・・)
経年変化で純正マフラーのフランジがゆがんでたらしく、リアピースを交換したことがきっかけで排気漏れしてた模様。
前日夜にジャッキアップして補修。寒かった。
2.当日の作業
●予備検査
今回はミラジーノの時の経験から、作業を効率化するために、まずはヨビケンに行って予備検査を受けた。
(ミラジーノの時は一度落ちたので、検査場→ヨビケン→検査場。でも先に問題をつぶしておけば検査場1回で済むので・・・)
予備検査料は\3500。
問題が無いかの確認と、対応可能な範囲で処置をしてくれる。
スピードメーターについては誤差を確認させてくれる。
タイヤの外形がGT用で1サイズ小さいのでこれは重要。
思ったより表示上の誤差が合った。デジタルほしいw
ミラジーノの時にNGだったサイドスリップは問題なし。
そしてまさかのナンバー灯ついてませんよ、の指摘。
T10を2個購入して、空きスペースで交換。(追加料金で交換してもらうことも可能)
ん?交換してもつかない?そういやあバックフォグも点かなかったような・・・。
あれ?前に気づいてコネクタ差し込まなかったっけ??やろうと思っただけ??
リアの内張りはがして確認したらコネクタ抜けてた。さしなおして解決。
念のためビニールテープでぐるぐる巻きに。
ちょっとばたばたしたけどこれで車両側の準備は完了。
●本番
さて、検査場に行く。
まずは駐車場に車を止め、必要書類を持って検査場をめぐって書類をそろえる。
書類がそろったら検査ラインに行ける。
流れはA棟に説明用の紙が置いてあるのでもらっておくと良い。
少し補足すると以下のとおり。
検査場での流れ (相模自動車検査登録事務所の場合)
1. A棟で用紙を入手する。・・・用紙はA棟5番窓口の脇に置いてある。
2. D棟で重量税と印紙代を払って貼り付け。
3. D棟の裏で自賠責に入る。(建物は同じで入り口違うので注意)
4. A棟で書類作成&書類チェックを受ける。(納税のチェックもここに含まれるようになった)
ここで問題なければ検査ラインに行くよう指示される。
A棟で検査ラインの流れを説明する動画が流れてる。
5. B棟(検査ライン)で受検する。完了するとハンコがもらえる。
排ガス検査の反応が遅くてちょっとわかりにくい。
差し込んでしばらく待てば前方に「○」が出る。
あとはおじさんついてきてくれて親切丁寧だった。
6. A棟に自賠責以外のすべての書類を提出して、新しい車検証を受け取る。
これはすぐもらえる。

必要書類一式

細かく説明してある

第2レーンで検査
入る前に外観とか確認。

ここを進んでいく
3.補足
軽自動車と違って見学コースが無い。どきどきするw
そういう意味でもヨビケン行っておくと、なんとなく慣れられるので良い。
車検証シールの貼り方がちょっとわかりにくいけど、動画があがってるようなので参照すると良いかも。
定期点検シールはあくまで点検時期お知らせが目的らしく貼り付け義務は無い。
でも、過ぎたものを貼っていると違反になるらしい。はがしておく。
自分で点検する場合は点検記録簿書いて車検証入れにはさんでおくと良いかも。
車12ヶ月点検は義務?罰則や必要性は?自分で記録簿の項目を
http://xn--nckg3oobb4513c2on9q5euhyaroau50d.com/12-months-maintenance-66/
RECARO製フルバケの車検について
公式サイトで以下のやり取り有り(抜粋しました)
http://www.club.recaro-automotive.jp/r_cafe/1258
2013.09.12
先日TS-G SK2を購入し近日中に取付予定なのですが、「保安基準適合」にするためにバックレストカバーが必要不可欠でしょうか(未装着でも保安基準に適合するのか否か)?
2013.09.13
競技専用のモデルを除き、保安基準適合とご案内していますフルバケットシートであればバックレストカバーは必要ございません。レカロとしても商品の規格・安全性・評価試験結果などの書類を全国の運輸支局へ提出しています。しかしながら車検担当者の認識違いなどによりそのように判断されるケースが稀にあります。まずはレカロ正規取扱販売店にご相談いただきますことをお奨めいたします。
納税証明について
平成27年4月から車検時における納税証明書の提示が省略できるようになりました。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p889424.html
※納税証明が必要になるケース
○ 軽自動車、小型二輪自動車の継続検査を受検される方
○ コンビニ等で自動車税を納付後、直ぐに継続検査を受検される方
○ 以下の府県登録で登録されている方(リンク先のPDFのみ記載有り)
富山県、福井県、長野県、岐阜県、三重県、大阪府、兵庫県、鳥取県、岡山県、愛媛県、佐賀県、鹿児島県
(順次納付確認の電子化に対応予定。詳細は各府県に確認)
※中古で購入して、前オーナーが支払っているはずの場合の対応
国交省(運輸支局)と都道府県(税事務所)はリンクしてるので、納税さえしてればやはり車検時の証明書は不要。
納税の有無は、都道府県同士がリンクしてないので、元オーナーの管轄都道府県に直接聞く必要がある。
神奈川は自動車税コールセンタ(045-973-711)で確認したら、今のナンバー情報を元に、前のナンバーと管轄、問い合わせ先を確認してくれました。
かかった費用
さて、今回の費用は以下の通り。
ブレーキ周りとか整備するので実際はもう少しかかってる。
項目 金額
重 量 税 \34,200
印紙代 \1,800
自賠責保険 \27,840
予備検査場 \3,500
その昔神奈川スバルの某ディーラーに車検出して、翌週ブレーキパッド交換しようとしたらキャリパーのボルトが固着してた。
「ブレーキの分解整備」って項目あったのに・・・。
それ以来ディーラーをどこまで信用していいのかわからなくなった・・・。