TOYO TIRES PROXES TR1 165/55R15  

このタイヤをひと言で表すと「素直で普通のタイヤ」。

エア圧を高くすれば剛性が上がりハンドリングが良くなるし、エア圧を下げれば剛性と共にレスポンスが落ちる代わりにグリップは上がる。当たり前な事ですがその挙動が分かり易い。ハイグリップタイヤみたいに常にケース剛性が高いとか、エコタイヤみたいに常にグリップしないとかじゃなく素直なキャラクター。
ハンドリングも舵角に対してリニアで変な挙動が無く素直で、近年のハイグリップの「止めてから曲がる」走らせ方より荷重を乗せて曲げる昔ながらの走らせ方が合う。「普通」と表現したのは変なクセがないと言う意味の褒め言葉です。接地面は柔らか目で乗り心地は悪くないのに、エア圧下げても腰砕けになりにくいケース剛性も○。
静粛性はスポーツタイヤとしては良い方。トレッドウェアとトレードオフか縦グリップは弱めだが横は高い。トータルのドライグリップ性能は同カテゴリーのアドレナリン同等と言った所。あくまで参考ですが、似たシチュエーションでのサーキットタイムは

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RE004:34.214秒
TR1　:34.342秒
FLEVA:34.402秒
幸田
RE003:56.117秒
TR1　:56.102秒

トレッドウェア340なのにサーキット2hr走ってもブロックのダメージは僅かでゴムの靭性もまずまず。タイムを狙うタイヤじゃないのは当然としても、普段使いからたまのサーキットまで使える良いタイヤです。