補機ベルト交換

俗に言う、ファンベルトってヤツです。
今ドキは電動ファンなので、正確にはファンベルトじゃないんですけどねｗ

補機ベルトの取り回しはCN・CP・CTエボはすべて同じです。
(部品番号は違ったかな？)
ベルトは一本しかなく、張りもオートテンショナーによって自動調整されています。
ベルトの背中にバネの力でテンショナープーリーを押しつけて、ベルトに張りを与えています。

まずはタイヤとカバーを外しましょう。
すると写真のようになります。

基本的には上から下から手を突っ込んで、ベルトを掛けたり外したりします。

次に、ベルトを外すために、オートテンショナーをフリーにします。

オートテンショナーに写真のような感じで、1/2のラチェットやらブレーカーバーやらを突っ込んで、反時計回りに回します。
(ベルトにテンションがかからないようにするワケです。)
この時、変なふうに工具を掛けると、テンショナーの工具を掛ける部分が割れる可能性があるので、気をつけましょう！

そして、下の部分(写真では六角レンチが刺さっている部分)に六角レンチやらドライバーやらを突っ込んでおいて戻らないようにします。

ベルトを外しましょう！
外す前にベルトの取り回しを記憶しておきましょう！
ちなみに、すんなり外れませんｗｗｗ

外しにくいポイントは、アイドラプーリー・オルタネータープーリーかな？
隙間が狭いので、ベルトを寝かして通しましょう。

新しいベルトを掛けます。
外した逆の手順で各プーリーにしっかりかけましょう。
ずれてると大変なことになるので、しっかり確認！

最後にパワステポンププーリーに掛けるとよいです。
古いベルトに比べると、新しいベルトのほうが短い(古いものは伸びている)ので、ちょっと掛けにくいかもしれませんが頑張りましょうｗｗ

オートテンショナーを元に戻し、エンジンを掛けて異常がないことを確認したらカバーをつけましょう。
オートテンショナー式はベルトの張り調整が不要なので簡単です♪

最後にホイールナットをしっかり締めつければ完了です！

作業自体はは30分あれば終わるかな？
自分のクルマはタイヤの脱着が超ダルイので、もうちょいかかりましたｗｗｗ

んで、これが古いベルト。
細かい亀裂が入っているのがわかります？
この程度なら切れることはありませんが、ベルト鳴きなどの症状が現れやすくなります。
亀裂が入っていなくても、ベルトが摩耗している場合もあるので、たまに点検してあげましょう♪