2012年08月10日
これは私が18~19歳頃の話です。
当時私はシルビアに乗り、毎週末と言っていい程、峠を走っていました。
地元の友達もみんな走り屋でドリフト全盛期でした。
そんな日々を過ごしている中、友達の一人が
「たまには心霊スポットに行ってみんべ~よ?」
と言い出しました。その提案に対しみんなは、
「かしこかしこまりましたかしこー!」 (嘘)
すぐ、どこに行こうかという話になりました。
地元から車で1時間くらいの所に廃病院があり
そこに行くとこになりました。
友達みんなドリ車なのでリアシートがなかったりで
みんなが乗れる状態じゃなかったのです。
でも一人だけ、なぜかクラウンを購入した友達がいて
そのクラウンで向かうことにしました。
そのクラウンはエアサスでベタベタに車高を落としてあり
腹下をガリガリ擦るような車でした。
当然乗り心地は悪く、見た目はただのヤン車です・・・。
でも車内ではウキウキ遠足気分で目的地に向かいました。
1時間くらい夜道を走って行くと、ようやく廃病院に着きました。
そこはやはり噂通りの状態で、
窓ガラスは割れてるし、カーテンはヒラヒラ風で揺れてるしと
車内は一瞬「シ~~~ン」となりました。
「よし行くか!」の一言で車から出て、病院に向かいました。
入口にはソファーやガラスが散乱しており
思いのほか風がヒンヤリしてるようでした。
しばらく中に歩いていくと
「ゴーーーーー。ゴーーーーーー。」
「パパァーーーーーーーーーン!!」
と、大きな音が入口方向から聞こえてきました。
何かと思い、入口方向に戻ってみるとそこには、なんと
地元のヤンキーがうちらが乗ってきたクラウンの横に車を停め、
「おーい!このクラウン誰のだーーー!あ~ん」
と、叫んでいました。
「怖っ!!」
確かに見た目はただのヤン車だったので
目に付いたのでしょう・・・。
その後は心霊スポット巡りという雰囲気はなくなり帰りました。
以上怖い話でした。
※遊び半分で心霊スポットに行くのはやめましょう!
心霊以外の恐怖を体験するかもしれません・・・。
Posted at 2012/08/10 10:12:07 | |
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