
前回、タイミングベルトと周りのテンショナーベアリングの選定を行ったので、今回はオルタネータとコンプレッサーのベルトの選定を行います。
さらに、ウォーターポンプとサーモスタットについても記載します。
まずベルトです。
①オルタネータ側ベルト
純正 ¥1,760
(809218470)
バンドー化学 リブエース エコ 5PK685 ¥1,529(モノタロウ)
DJドライブジョイ(タクティー) V98D5-0685 \1,749(モノタロウ)
<結論>
純正価格とあまり変わらないものの、他商品と同時発送で送料が無料になったので、リブエースの5PK685を選択。
②コンプレッサー側ベルト
純正 ¥6,820
(11718-AA100)
バンドー化学 リブエース フィット BRFIT007SET
¥6,039
上記2つはいずれもベルトセットのための専用工具同梱です。
※HKS ファイン チューンVベルト 24996-AK002 ¥5,720
→HKS取扱ですが、色が黒です。さらに専用工具が別途必要。
※DJドライブジョイ(タクティー) V98S4-0796 単品販売見当たらず
→ヤフーショッピングで、①②セットで\5,090円で出ているものの、専用工具同梱の記載が見当たらず、素人には手が出せませんでした。
※ちなみに11718-AA082という純正型番がありますが、バンドー化学ではBRFIT002SETと、型番が区別されているため、これの関連製品は適合が違うようです。ちなみにDJだとV98S4‐0808。

(ちなみにこのパッケージにも専用工具付いてたので、V98S4-0796にも工具付いてそう)
[補足]
●コンプレッサー側のベルトは、ストレッチベルトという自動張力調整式のベルトのため、緩めるための仕組みが存在しません。
そのため、取り付けには専用工具が必要で、取り外し時にはニッパーでカットして外すよう指示されています。
せっかくいいベルトを付けても、なにか整備上で取り外す必要がある場合は破棄しないといけないのが現状。
(取り外しに何かいい方法があれば教えてもらいたい…)
●パーツカタログ上では、「現車と補修で長さが異なる場合がありますが、ご使用いただけます」と記載あり。実際自分のものでは現車806mmだったのに対し、BRFIT007SETでは796mmへと変更になります。
(なら、808mmのV98S4-0808は使えないのでしょうか?正解がわからない)
<結論>
モノタロウでは価格差が少ないが、ヤフーショッピングで、①と②ともバンドー化学のセットが安かったため、BRFIT007SETを選択。(これを選択した時点で、V98S4-0796のほうは専用工具の件でノーマークでした)
ちなみに①②両方で¥6,080でした。
(最安だったらDJのセットかなと思います)
次にウォーターポンプと、サーモスタットです。
③ウォーターポンプ
純正 ¥20,350
(21111AA370)
ウォーターポンプは一部品番で、アイシンの格安品がありますが、ヤフーショッピングでは純正のウォーターポンプに社外のベルトやベアリングのセット品が用意されている辺り、使える社外はないのかもしれません。
(ポンプ本体にYAMADAとあるので、山田製作所製?)

21111AA370は、向かって右側に2本のラインが出ていますが、上側は直角に手前に曲がっています。

赤丸から出たラインは、ホースを通じて、タービン方面につながっています。

BR9で検索して良く出てくるアイシンのWPF-025は、このタービン方面へのラインが無いものなので、ターボ車には使えません。注意が必要です。
(純正品番は、21111AA320 など)
<結論>純正一択!
④サーモスタット
純正 サーモアンドガスケット アセンブリ ¥2,882
(21210AA160)
サーモスタット(21200AA230)と、ガスケット(21236AA010)のセットです。
多摩(TAMA) サーモスタット W56FB-84 ¥1,664(amazon参考)
※zerosports(ゼロスポーツ) クールサーモ ¥7,480
(0310002)
※billion(ビリオン) スーパーサーモ ¥7,700
(BSSU-30)
→開弁温度71度で、スポーツ走行をされる方に。
(純正の開弁温度は84度です)
<結論>
スポーツ走行はしないので、ベルトと同じショップて購入できたW56FB-84をチョイス。
あとはラジエーターキャップもありますが、これも性能を求めないため、純正で十分です。
以上の通りパーツ選定を行なって、実際の作業に移ります。
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Posted at
2020/05/09 18:41:11