
お久しぶりです。
秋のイベントシーズンだったにも関わらず、放置してすいませんでした。
“生存報告”なんてのが書ければよかったのですが、実はその逆でして…
ご報告とお詫びがございます。
ご報告が遅くなりましたが、先月11日に事故を起こしてしまいました。
幸い、身体の方はなんともないのですが、アルテッツァは修理を断念いたしました。
初めてのマイカーで、ブログでは書ききれないほどの思い入れがあり、また、みんカラ登録後は大変多くの方々に応援していただいていた、とても大切な車でした。
このような結果になってしまったこと、ご迷惑、ご心配をおかけしたことをお詫びいたします。
申し訳ございませんでした。
事故の原因は私の不注意で、特に疲れていたとか、急いでいたということはありませんでしたが、いつもと違っていたこととすれば、気持ちが荒れていました。
今はもうどうでもいいことですが、その直前にショックなことがありました。
その場ですぐにキレるなり、何か言動に移せればよかったかもしれませんし、普通の人ならそうすると思いますが、突然だったので私は頭が混乱してしまいました。
その場でどうしたかは正直よく覚えていませんが、ワンテンポ遅れてこみあげてくる怒り。
タバコは喫わないので、コーヒーでも飲んで一息つけばよかったと思いますが、いくら考えても納得できず、イライラはつのるばかりでした。
そんな気持ちで車を運転してはいけません。
それから10分くらいしか経ってなかったと思います。
夜で、雨で、カーブで…
特に注意しながら運転しなければいけないことは分かっていたはずですが、そんな状態でハッとしたとき、冷静な対応が出来るわけもなく。
さすがに頭も身体も完全に冷えましたので、現場やその後は冷静、迅速に対応しましたが、その数秒間は今でもはっきり覚えています。
あの音も衝撃も、それでどうなったかも、一生忘れないと思います。
本当に、生きた心地がしませんでした。
もうひとつ忘れられないことがあって、現場から車を積載車で運んで、私がその助手席に乗っていたときでした。
損傷がフロントなので、配線でも噛んでいたのでしょうか、積まれた車のヘッドライトが、点いたり消えたりしました。
壊れた車が、自分にパッシングしている状態。
それが、最後の力を振り絞っているようで、自分を怒っているようで、また励まされているようでもあり、なんとも言えない気持ちでいっぱいでした。
しばらくすると、完全に消えました。
事故が日曜の夜でしたので、翌月曜はいつものディーラーさんがお休みのため、火曜に搬入されましたが、その日の昼休みには電話がありました。
自分が現場で見た時点で分かってはいましたが、改めて宣告されたときは、さすがに辛かったです。
どうも顔に出ていたらしく、午後の仕事に戻ったとき、会社の人に「どうしたの!?」と言われてしまいました。
見積もっていくと、金額が限度を超えたので、全損ということに。
金額では表せない沢山の思い入れが詰まった車でしたが、いざというとき、「いくらお金がかかってもいいから直してくれ」と言えませんでした。
中古車でしたので、私が乗り出してから7年、ちょうど12万kmでした。
ちょっと調子が悪いところもありましたが、20万kmは乗るつもりでいました。
先ほども書きましたが、本当に色んな方々にお世話になってきた車で、購入時も普通の中古車店ではなく、個人売買でした。
小さい頃から車が好きだったので、自分の車を持つことを何年も心待ちにしていたのに、いざ就職して車を買うとなっても、すぐに決まらず…
アルテッツァにすると決めてからも、話をしていたルートからはいいものが出てこなくて、フルレストア・フルチューンのAE86(92エンジン2ドア白黒トレノ)の話をスルーしながら、半年も親の車で通勤してました。
そんなとき、自分の希望にドンピシャのアルテッツァを降りる人がいると紹介してもらい、直接見せてもらい、じっくり話も出来て、その日に即決したことを思い出します。
しかもその前オーナーが購入する前は、某ディーラーの展示車だったという、珍しい経歴の車。
当時、ピカピカで展示されていたあの車を見て、アルテッツァを購入した人がいたわけで…
私がみんカラに登録したり、イベントやオフ会に参加するようになってからは更に沢山の人に見てもらえて…
自分の車を見て印象に残ったと言ってくれた人が、同じ車に乗って、同じグループで交流したり…
“オーナーバカ”かもしれませんが、本当に活躍してくれて、沢山の出会いや色んな経験をさせてくれた、大好きな車でした。
車体番号も0が多くて気に入っていたり。
それを自分で壊したかと思うと、本当に申し訳なくて、後悔してもしきれません。
その後の車ですが、先月末に業者さんが引き上げていきましたので、もう手元にありません。
しかし、全損と言われてそのまま「はい、さようなら。」というわけにはいきませんので、引き上げられるまでにもやることがありました。
また、通勤車が無いのは困りますので、早いか遅いか、次の車も既に決まっています。
それらについても、またご報告したいと思います。
この時期ですので、納車は年を越してしまいますし、弄ったりというのはまだ先になると思いますが、なるべく早めに復活して、また楽しいカーライフを送りたいと思っておりますので、よろしければまた、仲良くしていただければ幸いです。
繰り返しになりますが、この度は本当に申し訳ございませんでした。