今年初のメタル作品アップしました!
ニコニコ動画
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm42365810?ref=user_video
ピアプロ
https://piapro.jp/t/2Va8
制作開始してからかなり時間かかったと思っていましたが4月から制作開始したみたいですね。仕事の繁忙期が1〜4月半ばまでらしいんですが自分はつい最近まで激務が続いてました(笑)2〜3月はピークで別件の曲やってたんで自分の曲は何個かストック作ってた感じです。
TCのピッチシフターを買って前からやってみたいリフがあったので作った感じですね。まぁ思ったりより制作自体にはそんな時間掛かってないようです。作業時間で言えば10日くらいかな。真面目に作業したのは。
今回あちこちにその手のリフがあるので聴きどころかと。実は1箇所しかワーミー使ってなくてそれはクリーントーンでブレイクダウンの途中からのヘンテコな音です。クリーントーンでのワーミーってあんまり聴いたことなかったんでやってみました。
リフ中のはTCで親の仇みたいに思っ切りスイッチを力任せに踏んでみゃーみゃー言わせてます(笑)
もう一つポイントとしては数年練習したフィンガーピッキングとコードタッピングのクリーントーンのソロですね。マテウスとかポリフィアがやってるようなモダン系のソロ。ずっとやってみたくてでもコピーしない人間なんでどうやってんのか分からなくて実用化するまで今まで掛かってしまいましたw
一時期めっちゃ流行ってPOPSとかでは未だにデモ演奏でたまにやってる方いるくらいになってきましたがプレイは前々から出来るけどフレーズがなかなか思い付かなくて。こういう激しい曲のコントラストとしてどうぶち込むかっていうのが一番の課題でした。和音の部分は右手タップだったり指だったりします。
ただ弾くだけならそこまで悩まないんですけど曲に展開として違和感ないようにどう使うの?って。ソロも当然難しいんですけどバッキングも物凄く凝っててかなり難しいんですよ。7〜1弦フルに使った高低差もあるしローフレットからハイレットまで移動してたりミュートの掛け方細かく変えてたり難易度は結構高い部類だと思います。
聴いてるだけならそんな難しくないでしょうが。ソロ後のリフも結構難しいですね。
イントロも1番インパクトのある部分ですが所謂ペリフェリーのミーシャが提唱した本来のDjentって擬音のプレイの応用です。7〜3弦で深めのミュートで5度と4度の単体コードのフレーズですね。
それだけだと昔からのペリフェリーパクリをちょっともじっただけじゃねーかってなるかもなんで得意技のクリーンの上物で無機質なリフに有機的な世界観が出るようにしてます!
今回は本当にクリーントーンが無機質さから世界観を色付ける貢献してるなと。
Aメロは昔のフィアーファクトリーみたいなインダストリアル的なリフがカッコいいなと思っててオクターブ奏法で遊んでた時に一気に鳴らすんじゃなく交互に弾いてみたら何かマリオみたいなフレーズが出来たので面白くて使ってみました。
リズムパターンがエグいんですが基本はオクターブを交互に弾いてるだけの単純な物です。途中のブレイクまではずっとそのパターンでブレイク前は高→低と弾いてますね。他は低→高です。
7弦でここまで下げてるからあそこまでエグいメカメカしさが出ますが普通の6弦でやったらディスコチューンでもやってんのか?って感じでしょうね(笑)
何でそこまでチューニング低いの使うの?って言われたらこういう既存のプレイでも全く別の世界観の新しい発想が出来るからって部分もあります。それだけ見てるとやっぱそれしか出来なくなるんで。
それとサビのからオチにかけてのハモリの上物ですが同じフレーズの繰り返しに見えて1回目3回目はタイムずらしてグリスから入る感じで2回目はグリス使わず小節通りに弾いてます。
これも着想があってPtPのFrom Here To Somewereのイントロが同じ繰り返しハモリフレーズの2回目だけ深くヴィブラート掛けて凄く耳に残ったんで別の切り口ですけど参考にしてます。同じことはやってませんけど飽くまでこういうアイデア面白いなって意味ですね。
僕はギターの良し悪しって単純ないなと思ってて単に超絶技巧弾けるも大事だし、かっこいいリフやインパクトのあるフレーズを作れること、世界観の音を作れること含めて個人的に見てます。
シンプルな中にこうやって考えられてるなって見つけると凄いなって思わされます。
歌詞的には僕の好きな作品の某痛いヒロインの片割れを題材にしたので気持ち悪いヤンデレ的な内容になってます(笑)嫌ですねぇこういうのw
まぁ内容に意味は相変わらずないです。
いつもの機材紹介。
ギターは基本的にはS7Gのベアナックルが載ってる7弦でLowDチューニング。最近の僕のスタンダードなチューニングです。
アンプは6505MHでキャビは久しぶりにBognerの4発。マイクはLeiwittの440にクジラとAudio TechnicaのATM25。
エフェクターはibanezのTS9の改造したものにispのノイズゲート。バッファがbeyondのマーティモデル。色付けにklirrtonのクリーンブースターです。
バッキングのリードは基本的に同じです。
クリーンはアンプがケトナーのSprit of VintageでStudio Daydreamのコンプ。あとはklirrtonのクリーンブースターとISPのノイズゲート。ピッチシフターは先述のTCのBrain Waveとワーミー5。
ラインアウトからライン出ししてFocusriteのTrakmasterでEQとここでもコンプ掛けてます。キャビはIRは上物は掛けてなくてバッキングだけ掛けてます。これも音作りどうやってるのか分からなくて結構研究したんですよねぇ、、
その他の部分はDAW上で掛けてます。
ベースはBrianのJIROモデルで1音下げ。DarkglassのMicroTubeXとKemperでアンペグSVTとケトナーのSprit of Metalの3系統。
片っ端から試して一番良かった物を使いました。確かStudio Daydreamのコンプも使ったかな。ISPのノイズゲートも使ってます。後段に全てTrakmasterのDiから同じくEQとコンプ使いました。
その他でアウトボード使ったりは特に今回してなくてDAW上での処理です。
ドラムはmixwaveとGGDのフランケンですね。あんまり今回重ねてなくて太鼓だけmixwaveと重ねてて金物はGGDだけ。
シンセはplugin allianceのThornがメインでたまにMassive使うくらい。Thornの方が今っぽいプリセットが多いんですよね。
機材トラブルも結構多くてmixmasterが左右レベル差が酷くなって使えなかったりDBXのQuantamも今回使うの控えました。あとマスタリングはStudio Oneでずっとやってましたが使いにくくてOzone8使いたいがために使用してましたがOzone10にアップグレードしたのでProtoolsで完結してます。
Protoolsに慣れてるとStudio One使いにくくて(笑)ちょっとした動作がStudio Oneめんどくさいんですよね。Protoolsが世界的に業界標準なのは圧倒的なGUIの操作面なんでしょうね。
Studio Oneは別のベクトルでかなりユーザーフレンドリーな部分も多いんですが手間ですが自分でそれくらいやるわ!ってなりますから。いちいち2ミックス書き出してStudio One立ち上げ直してってめんどくさかったですから。ミックス直すたびに数分掛かってそれを繰り返すのがストレスだったので多少は改善出来てます。
まだまだやりたいなとは思う事はいっぱいありますし買って使ってない機材もあるのでなんか使うタイミング作れればと思ってます!
Posted at 2023/06/17 19:12:35 | |
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