
東京スペシャルインポートカーショー、名古屋ノスタルジックカーショーに目もくれず、行ってきたのは「サーキットの狼」ミュージアム@潮来。
そろそろ高速も走ってみようと慎重すぎる腰を上げて、最初に思いついた目的地がここってのも、色気がなさすぎるが…。しかし、スーパーカーブーマーの端くれとして、一度は拝む必要がある"聖地"である! バカ●●●カメラ片手にチェッカーモータースの前をうろうろした少年には、これが本当のノスタルジックカーショーなのだ。
潮来ICを降りて30分ぐらいと、アクセスは意外にいい。ただ、基本的に土日・祝日しか開館してないので、要注意(夏休みは月曜日以外は開けるようだ)。
スタッフのほとんどは、池沢氏と同世代のいかにも年季の入ったカーマニア然としたオジサマたち。実に和やかに迎えてくれる。一転、受付にはモデルみたいな美女が笑顔で待ち構えていて、うれしい驚きだ。やっぱり、スーパーカーあるところ、美女あり、だ。
展示スペースは広大とはいえないが、明るく清潔。入ってすぐに目に飛び込むのが風吹裕矢のロータス・ヨーロッパ、そしてその隣のディノ246GTだ。あまりの懐かしさに頭がくらくらした。もちろん当時も実車を見る機会(サンスター・スーパーカー・コレクション'77だな)はあったが、こんな至近距離で舐めるように見るのは始めてだ。もう夢中でどんどんデジカメで撮影。ミュージアムは撮影禁止じゃないのか、なんていう考えはまったく浮かばず。実際、撮影は大歓迎で、スタッフに頼めば車の横に立たせてもらうとか、エンジンを見せてもらうのも自由だ。すべての展示車が、単なる収集品ではなく車検を通して自走できるコンディションにある。
実際、オープン記念イベントでサーキットを走る映像がモニターで流れていた。ちなみに、このイベントの帰路にミウラSが故障してしまい、まだ修理中の由。しかし、「サーキットの狼ミュージアム」にミウラがなくてガッカリする人があまりに多いので、有名なランボルギーニ・エンスーの某氏から借り受けた青のミウラが現在展示されている。
1時間ばかり、気が済むまで写真を撮り、眺め、溜息を付いて楽しい時間を過ごした。はぁ~、どれでもいいから(?)欲しい。
もっとも、当時はどれもこれも日本車よりはるかに大きく立派に見えた高級車だが、いま見るとマスタングより大きな車両は1台もない。ちょっと複雑な気分になった(厳密に言うと、カウンタックの横幅はマスタングより大きいな)。
800円の公式パンフレット(20ページしかないが、フルカラーでかなり美麗)以外にこれといったミュージアム・グッズがないのが、ちと残念。
Posted at 2009/06/23 01:22:17 | |
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