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霧男インプレッサのDIYリフレッシュ作業もいよいよ大詰め。



先日、ザックリ洗浄したルーフモール取り付け部を、ブラシを使用して再度洗浄した後、水アカ一発で綺麗な状態にしながら、シーリングの状態を確認します。

納車から15年9ヶ月が経過した霧男インプレッサ。

走行距離は5万5千キロ台ですが、ほぼサーキット専用車。それもバトルマシーンとして草レースやタイムアタックで限界走りを繰り返してきた車だけに、街乗り車とは比較にならない位に、ボディには相当な負荷が掛かってきた筈ですが・・



運転席側は前端部と後端部のシーリングに少しヒビが見られる程度。



助手席側も同じく前端部と後端部に少しヒビ＆リヤガラス下側に少しヒビが見られる程度でした・・ほぼ経年劣化分？

もしかしたら、社外マフラーより先に取り付けた、



クロモリ13点式ロールケージが、



ボディの歪みを抑制してくれたのかも知れません。この程度のヒビ割れなら霧男板金でも対応可能なので、



プリケツエッセの雨漏りを一発で解決した、Sikaflex-227を使用してシーリングします。





運転席側2か所と、







助手席側3か所をシリコンオフでしっかりと脱脂した後にシーリング。硬化したらタッチペンで塗装し、ルーフモールを取り付けます。

シーリングが硬化するのを待つ間に、



フロントグリル周辺を水アカ一発で綺麗にしたら、ヘッドライトをマスキングして、ヘッドライトの磨き＆コーティング作業に入ります。



ヘッドライトの曇りもさることながら、霧男インプレッサの場合は、



飛び石傷が半端無い状態・・しかも傷が深いョ。



200km/hオーバーで追いかけっこをやってたら、当然こうなりますね。



今回は耐水ヤスリ800番→1000番→1500番→2000番→3000番という順で磨いてみました。かなり頑張って磨いてみましたが、流石に深い飛び石傷までは削り切れませんでした。

3Mハード・1ーL、2ーＬコンパウンドで仕上げたら、ハードコート復元キットでコーティングの後、ドライヤーで片側7分間づつ加熱処理して完了。





ヘッドライトのコーティング作業も、3台目ともなるとだいぶ慣れてきました。



鋭いホークアイ復活！綺麗になって良い感じ・・自己採点するなら85点かな。次回のコーティング作業は90点を目指します。

さて、↑の写真で何故、車の上に新聞紙が広げてあるのか？と言うと、



↑こーゆう状態だからです。いよいよ霧男インプレッサのリフレッシュDIY作業メインイベント、霧男板金にとって最大のチャレンジ、



色褪せたルーフベーンの塗装に挑戦です。

GDBのF型から採用されたルーフベーン。整流効果が有り過ぎて、WRCの他チームからクレームの嵐につき、途中から使用不可になってしまったというコレ。

黒かったルーフベーンが、気が付けばいつの間にか退色して灰色っぽくなっていたので、気になっていました。

・・が、流石に塗装しようとまでは思っていなかったのですが、リフレッシュ作業が進んで各部が綺麗になってくると、退色したルーフベーンが余計に目立つようになってしまいました。


やればできる。


失敗しても俺の車、誰に迷惑を掛けるワケでも無し・・と開き直って塗装にチャレンジしてみました。



サッシュコートエコ980（黒）を使用して塗装します。ムラにならないように注意して、薄塗りでスタートしたら思いっ切りムラムラ状態になって焦りましたが、地道に重ね塗りすること5回・・



黒々ルーフベーン復活♪









アップでの撮影にもなんとか耐えられる程度のクオリティーで仕上げる事ができたのでホッとしています。



リヤセクションでかなり目立つ部分なので、正直、失敗したらどうしよう・・とドキドキでした。塗装作業の時間帯がほぼ無風だったのがラッキーでした。



予定していた霧男インプレッサのリフレッシュ作業は、取り敢えずコレで全部完了・・いやぁ大変でしたョ。結構苦労しました。



苦労した分、仕上がったという喜びも大きいです。

やればできるね。



ルーフベーンに映った夕焼け空が綺麗♪