ボンネットに安カーボンシートをラッピングしたら、見た目が一気に霧男好みになったプリケツエッセ。
恰好良くなったら気になりだしたのが、
紫外線によるヘッドライトの劣化。
ボンネットが綺麗になったから、余計に目立ちます。
ポンコツ感が増幅されるんだよねぇ・・ヘッドライトが曇ってると。
霧男インプレッサと霧男ランクスの2台は、Zestyさんで年1回コーティングをしていますが、プリケツエッセとスペCアルトも施工するとなると、
結構な金額になってしまいます。
・・DIYしか無くね?
というコトで、今回の霧男板金は
ヘッドライトのコーティング作業に初挑戦です。
先ずはプリケツエッセで練習してみましょう。
使用するコーティング剤は、Zestyさんでも使用している
WAKO'S ハードコート復元キット ヘッドライト用(業務用)です。
効果の持続期間は
6~12ヶ月間となっています。霧男インプレッサや霧男ランクスを見る限り、施工から半年を過ぎた位から曇り始める感じですね。
今回DIYでヘッドライトコーティングに挑戦するにあたり、事前にてんちょさんから作業時の注意点とポイントを教えてもらいました。
キットの内容は、
①ヘッドライト用ベース処理剤(50g)×1
②ヘッドライト用コート剤(15ml)×1
③研磨専用パッド×2
④塗布専用スポンジ×1
⑤施工手順書
となっています。研磨専用パッドは洗って再利用が可能、塗布専用スポンジは1台分づつ10個に分割できる仕様です。キットの内、今回の作業ではヘッドライト用ベース処理剤は使用せずに、
1000番~3000番の耐水ヤスリで下地処理を行い、
3Mの極細目コンパウンドと超微粒子コンパウンドで仕上げ処理を行います。
コーティング作業は
下地処理と仕上げ処理の出来次第で決まるので、丁寧に作業を進めましょう。
耐水ヤスリを使い易い大きさにカットしたら、ヘッドライトコーティング作業開始です。
先ずは記録用に現状確認。
助手席側ヘッドライト。
運転席側ヘッドライト。
なかなかの曇りっぷりです。コレは作業のし甲斐がありますね。
中性洗剤でヘッドライトを洗い、
拭き取り後、ブロアーでヘッドライト周辺をしっかり乾燥させます。
ヘッドライトの周囲をマスキングテープで養生します。養生作業でもピンクちゃんは大活躍です。
ヘッドライト周辺の養生作業が終わったら、耐水ヤスリを使用して磨き作業に入ります。1000番、1500番、2000番、3000番の順で磨いていきます。
力を入れずに軽~く表面を撫でる感じ。磨き残しが多いヘッドライト端部は、小さくカットした耐水ヤスリを使って磨きます。
↑1000番で磨いた状態・・真っ白け。
本当に大丈夫だろうか?と一瞬不安が過ります。
↑1500番で磨いた状態。
↑2000番で磨いた状態・・まだまだ
白い摺りガラス状態。
↑3000番で磨いた状態・・いやぁ・・コレは
やっちまったかな?
振り返らない、振り返らない。前に進みましょう。
次は仕上げ作業です。
極細目コンパウンド→超微粒子コンパウンドの順で磨いていきます。
フハハハハ!どうだ?ピッカピカだぞ!
リフレクターに写りこむ秋晴れの青空。コレは良い感じです。
運転席側と比べると違いは一目瞭然。
続いて運転席側の作業をしていきます。
助手席側で作業の要領を掴んだお陰で、運転席側の
作業時間は半分程度になりました。
↑1000~3000番で磨いた状態。
↑極細目コンパウンド→超微粒子コンパウンドで磨いた状態。
ヘッドライトの磨き作業が完了したので、一旦ヘッドライト周辺の養生を剥がし、中性洗剤でヘッドライトや削りカスで汚れたバンパー等を洗い、しっかり乾燥させた後、
再びヘッドライト周辺をマスキングテープで養生します。
シリコンオフでヘッドライト表面を脱脂します。
脱脂が不十分だとコーティング剤の定着が不十分になるので、しっかりと脱脂します。脱脂を終えたら、
ヘッドライト用コート剤をスポンジの黒い部分に適量染み込ませ、ヘッドライト表面に薄く均一に塗り伸ばしていきます。
UVカット効果を考えると厚塗りしたくなりますが、逆に
硬化不良や剥がれの原因になるので、施工方法に従って作業を進めます。
塗布後、ティッシュペーパーでムラが無くなるまで拭き上げて完了です。
初ヘッドライトコーティング作業完了♪
ヘッドライト用コート剤の塗布後、12時間は雨等の水が掛からないようにする必要があります。コレがこのハードコート復元キットのハードルが高い理由ですが、施工手順書に記載されている
「天候が不安定な時や雨降りの時、冬季の施工方法」に従って熱処理を行います。
エンジンを始動しヘッドライトを点灯させたら、
ドライヤーで片側3分以上(冬季は5分以上)、50℃前後でヘッドライトの表面を加熱します・・って、温度分かんなくね?
一応、施工手順書には
「ドライヤーを施工表面から2、3cm離しゆっくりと移動させると50℃前後の温度になります」と記載されていますが、まぁ目安ですね。
ヘッドライト表面が熱で変形しないよう絶えずドライヤーを動かしながら、片側5分間づつ加熱処理を行いました。コレでコート剤の硬化時間を大幅に短縮できた筈です。
全作業が終了し、ヘッドライトが綺麗になったプリケツエッセを眺めながら至福の一服
・・今日のセブンスターは旨いな。
初挑戦にしては上々の仕上がり。
ここまで綺麗になれば
大成功でしょう。
後は効果の持続期間ですね。霧男板金としては
6ヶ月を目標としていますが、果たしてどうでしょうか?初挑戦なので、今回は目標を下回っても仕方ないと思っています。
台数こなしてもっとコツを掴めば、いづれ目標の6ヶ月を上回ると信じましょう。
フロント周りだけですが、新しくなったみたいで満足満足♪
ヘッドライトって本当に車の印象を変えてくれますね。
ポンコツ感ゼロ!
↑雨男は天気予報を信じない。
熱処理しましたが、今夜は雨露に濡れないようにガードして完全硬化させます。
Posted at 2021/10/02 22:40:44 | |
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