
18日の日曜、漫画家の
『樹崎 聖』先生が、SVXのご試乗に来られました。
樹崎先生は、昨年「エンスー天国VOL.2」という雑誌で「10年恋せる車選び入門」と題した、AZ-1、ビート、カプチーノを擬人化して女の子にした漫画を描かれておられました。
それぞれのクルマの特徴を長所だけでなく短所もビシッと描かれてましたが、この作品のすごかったところは、短所まで含めて、とても魅力的な女性像に昇華してあったところだと思います。
そこにはクルマに対する深い愛情をうかがうことができて、個人的に大変共感を覚えていました。
これはきっと続編があるなあと思い、いつかSVXもネタになるといいな~と妄想していたのですが、いつまで経っても続編が出ない…。すっかり諦めかかっていたそのとき、とある某コミュでSVXを女性に擬人化した漫画を描きたいとのお話があり、拝見すると、なんと樹崎先生自らの発信でした!
さっそく連絡させていただくと、なんとわざわざコチラまでお越しいただけるとのこと。静岡付近のSVXオーナー諸兄に集まっていただこうと、『SVX(S-40)』さん、『地雷伍長。』さん、そしてSVXオーナー予備軍として一部で有名になりつつある(笑)『それいけ月光号』さん、そして噂のスーパーカーに乗る(笑)『アルテミュラー』さんに至っては、樹崎先生の大ファンで大半の作品をお持ちだそうで、急遽、予定を変更までしてお越し頂きました。
SVXでいい印象を持ってもらおうと思ったら、高速道路が一番だな~と思ったのですが、それだけだといまひとつネタとして面白くないだろうから、まずは、あえて箱根峠からターンパイクへ。
すると案の定、強化パッドしか入れてない私のSVXは、ブレーキが弱そうですね、と(笑)。
まさにその通り、おっしゃるとおりでございます!特にブレンボには敵いませ~ん(笑)というわけで、アルテミュラーさんやSVX(S-40)さんのモディファイぶりをご紹介し体感いただきました。
それから、地雷伍長。さんのVLで、スポーティな操縦性と抜群の直進性を兼ね備えた4WSをご体感いただきました。
さらに芦ノ湖スカイラインを経由し、昼食をクルマ好きには有名な仙石原の
『カフェ ジュリア』で頂きました。
噂どおりアルファロメオのミニカーやミシュラン人形ビバンダムがいるマニアックな店(笑)で、ローストビーフを味わいつつ、クルマと漫画談義を楽しみました。
そして東名高速へ。高速ワインディング区間で『どこまでも走っていけそうな感じですね~』。
そうです!その一言が聞きたくてココまで引っ張ったのです(大笑)。
道中では、ATやラジエター、ハブベアリングなど定番のトラブル事例や、とってつけたような純正カップホルダーなど(笑)もご紹介し、高速PA上で一旦SVX試乗を終了。ここでSVX(S-40)さんは惜しくもお帰りになりました。
今度は、私のもう1台の愛車AE86トレノとFC3SサバンナRX-7、それから先生の初代スイフト・スポーツの3台で、もう一度芦ノ湖スカイラインへ。もう何の集まりなんだか(大笑)。
ココでは私のポンコツ86がいかに遅いかがよく分かりました(泣)。でも、これはこれで一生懸命走れて楽しいのですよ(苦笑)。
そうこうしているうちに夕刻になり、皆で山を下って夕食に。そこでは先生から、一見華やかに見える業界の苦労話を伺いました。社内での揚げ足の取り合いの果てに黒字部門を潰してしまった某出版社の話とか、う~ん結局、人間の敵は人間か、ってどこかで聞いたようなセリフですね(笑)。
どこでも似たようなものだな~って妙に感心してみたりして(大笑)。
サインなども沢山いただき嬉しかったです!
お話が楽しすぎて時間はどんどん遅くなり、特に関東方面に戻る樹崎先生、それいけ月光号さんには大変なご迷惑を掛けてしまいました。東名渋滞40Kmって…。スミマセン…。
今回は7台集まり、皆で取替えっこしながら試乗しましたが、自分の車が走っている姿を見るのって楽しいですね!それは皆さん同じだったみたいですね~(大笑)。
私もVLに試乗させてもらったのですが、あの4WSは予想以上でした。スピーディな高速レーンチェンジができるのにとても収束がスムースで。しかも抜群の直進性も兼ね備えていて、いままで知らなかったのがホント悔やまれる…。う~ん、車検取るのをやめてVLを探すかと(笑)。
いかんいかん、ますます古くなる~、世間の流れから離れていってしまう~(笑)。
しかしですね。今回、皆さんとのお話を通じて思ったのは、人に羨ましがられるかもしれないがイマイチ気持ちの入らないクルマに乗るよりも、自分がホントに好きなクルマに乗り続けられる事の方が、実は幸せなんじゃないかって事ですね。
SVXは間が抜けてるようなところは多々あれど、高速を淡々と走っていく気持ちよさ、タンクローリーなどに自分の車が映り込むとその美しさにドキッとしたりして、当分やめられそうにありません。
SVXがどのような女性に例えられるか、今からとても楽しみです!
樹崎先生、今回ご参加の皆さん、とても楽しい1日をありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしております。
今回の模様を一部
フォトギャラリーに入れましたのでご参照ください。
Posted at 2010/07/20 02:00:19 | |
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SVX | 日記