Born In The USA - Bruce Springsteen
Good Morning~!
今朝の1曲はブルース・スプリングスティーン の「ボーン・イン・ザ・USA」
この曲、アメリカを讚える、アメリカの団結を唄う歌であると勘違いしている人も多いよね。
でも本当は、アメリカが1960年代に起こしたベトナム戦争の帰還兵の悲哀を唄った歌なんよ。
ベトナムに送られた若者が、国の御旗のもとでジャングルの中で生死をかけた戦闘をさせられ、帰国し除隊し、まともな働き口ももらえずに、社会の片隅でひっそり暮らすハメになったのね。
アメリカ社会はベトナム帰りの兵士をどう扱ったのか、オレだってアメリカに生まれたんだぞ、そもそもあの戦争は一体なんだったのか?そんな叫びを歌っているのね。
アメリカ人であるブルース・スプリングスティーンが、"Born In The USA"と力強く叫び、あの戦争の総括をしっかりとしよう、と訴えているんだよね。
Bruce Springsteen - Born In The USA (acoustic)
日本語訳詞
死んだような活気のない街に生まれ、
最初に蹴りを入れたのは、蹴っ飛ばされて地面に這いつくばった時だ。
ぶっ叩かれ続けた犬のように、最期を遂げるのさ。
その時まで、人生の半分を隠して過ごすんだろう。
オレはアメリカに生まれたんだ。
ここ、アメリカに生またんだよ。
地元でちょっと困ったことをやらかして、
それで奴等はオレにライフルを渡した。
オレは異国の地へ送られ、肌の黄色い連中を殺した。
オレはアメリカに生まれたんだ。
ここ、アメリカに生またんだよ。
国に戻って、精油所へ。
そこの雇用担当が言うには、
「なあ若いの、俺に言われてもなあ、、、」
退役管理局に行ったら、そこの担当者が言うには、
「お前さん、まだわからないのかい?」
ケ・サーンでベトコン兵と戦った仲間(ブラザー)がいた。
ベトコンの連中はまだ生きているけど、ヤツはあの世行き。
ヤツはサイゴンで彼女が出来て、
オレはそのサイゴン娘に抱かれてるヤツの写真を持ってる。
刑務所の影が差す場所の
精油所からの燃えるガス炎のそばにでて
オレは10年、道を焼いてい、行き場がないんだ。
逃げる所もなければ、行く所もない。
オレはアメリカに生まれたんだ。
ここ、アメリカに生またんだよ。
オレはアメリカの落ちこぼれ野郎。
オレはアメリカに生まれたんだ。
ここ、アメリカに生またんだよ。
オレはアメリカのクールなロック野郎。
今日も1日
LOVE & PEACEでよろしゅうたのんます~ヾ(*゚∇^*)ノ~
Posted at 2009/08/30 07:52:37 | |
ブルース・スプリングスティーン | 日記