試乗レポの続きです
先の記事がV8エンジンの2台ならば、こちらは直6エンジンの2台です。
③M2コンペティション
私的には今回の試乗会の大本命でございます。
私が今回試乗した中で最も小さく、最もパワーの少ない車体です。
私の愛車の135iはコレのご先祖様って言ってもイイのかなぁ?
1シリーズクーペが世の中に出てなかったら、2シリーズクーペもM2も出なかったでしょうから。
135iに比べたら車幅は結構違いますが、サイズ的には乗り慣れたサイズです。
今までのM2と比べると外観は基本的な大きな変化は無いものの、好きな人がパッと見ただけで違いがわかるのがグリルですね。
M2クーペは通常の2クーペ同様のグリルだったのに、コンペティションの方はグリル繋がっちゃったし。
この辺は好みが分かれそうですが、少ししたら見慣れてくると思います。
それ以外のところで大きな違いはなく前以外から見たらパッと見じゃ見分けつかないかも。
今までのM2が2シリーズのエンジンをベースにしていたのに対し、コンペティションはエンジンがM3・M4と同じS型番のエンジンになりました。
今までのM2よりもパワーアップしちゃってます。
専用のチューニングがされてるとは言え、兄貴分のM3・M4と同じコンポーネントをそっくりあの小さい車体に収めてしまったんだから、走りを期待せざる得ないですよね。
コレで正真正銘のMモデルになったワケです。
試乗車は7速DCT仕様でしたが、新車購入なら6MT仕様も選べるマニア度の高い車です。
私なら迷わず6MT仕様で買っちゃいます。
値段が値段なので買えないんですけどね(^^;;
直6エンジンを6MTで乗るなんて、ある意味贅沢な事です。
で、運転席に座り赤いスタートボタンを押しエンジンに火を入れると、結構勇ましい音がします。
ふとメーターの方に目をやると、メーター下部にコンペティションのロゴが入っていたり、今までのM2には無かったMボタンがステアリングにあるのが目に入るじゃないですか。
内装のカーボントリムなんかも走りを意識してるのでしょうね。この車は全体的にヤンチャなイメージ。
軽く説明受け、試乗コースへ。
先に試乗した車が巨体のM5という事もあり、車が軽く感じる。
車体の動きは結構クイックな味付けのようです。
ステアリングのレスポンスがいいのか切ればアタマがスッと入る感じで、感覚が慣れてくるまでハンドル切りすぎ?って思うかもしれません。
他のモデル同様に各モード切り替えも付いてます。
個人的な好みとして、全てのモードをスポーツプラスにしたのが好みです。
エンジン音も無駄に上まで回したくなるし、無駄にシフトチェンジしたくなる一台でした。
シフトダウンした時のブリッピングの音も結構良くて、回転数が落ちてくる時に出る独特の音にニンマリしてたのはここだけの話です。
アクセルベタ踏みはしてませんが、そんなに踏まなくてもヤバイくらいスピード出ちゃう。
DCTのMTモードで走る時は1速であまり引っ張れない。
タコメーターの針が4000も回転もまわらないうちに、レブにあたったみたいになっちゃうので、早めにシフトアップしてそこから引っ張っていくとギクシャクしないのかな。
それを知らずに上まで引っ張ろうとして、レブが当たったみたいになったのはお恥ずかしいところです。
ブレーキのフィーリングとかも結構良くて、試乗車はフロント6Pot、リヤ4potのブレーキでサーキットをガンガンに走らないのであれば、このままで十分だと思います。
このブレーキシステム故に履けるホイールとかはかなり限定されそうですけど、あえてブレーキをアピールするようなホイール選びもなかなかスポーティーで良いと思います。
最後はM4コンペティション
過去の試乗会ではコンペティションパッケージ装着車に乗った事があったのですが、せっかくなんでどうですか?って。
もともと試乗の予定は無かったんですが、たまたま空いてたので乗せてもらうことにしました。
専用シートだったり細々としたところは違ってきますが、基本的にはコンペティションパッケージとほぼ同じと思っていいかと。
個人的には4クーペのスタイリストとか結構好きなんですけど、正直言うとこのサイズになっちゃうと大きく感じて、いろいろ不便かなと感じるところもあるんですよね。
とくに駐車場とか気を使いそうなサイズになりません?
慣れてしまえばどうと言うことは無いと思いますが。
この車は先に試乗したM2コンペティションと基本的に同じパーツを使った車でM2の兄貴分だと思うとわかりやすいですね。
でも、エンジンの最大出力なんかはこっちの方が40PSほど上。
シートポジションなんかでは、ヘッドクリアランスが狭く感じる事もあるかもしれませんね。
私は結構前にシートを出して乗るので、バイザーの部分に頭ぶつかりそうでした。
こちらの試乗車もM2コンペティション同様のDCT車両です。
M4は新車なら6MTも選べるそうなので、直6FRのMTが乗りたいって言う変態。
じゃなくて物好きはぜひですね。
M2コンペティションとM4コンペティションで好み別れるかなぁ。
スイッチ関係の基本的な操作はM2コンペティションと同じなので、説明もそこそこに試乗スタッフからは最初からスポーツプラスで行きましょう。
って良くわかってらっしゃるw
流石に3台も立て続けにMモデルの試乗してたら私の好みわかってくるよね。
なのでこの車はスポーツプラスでしか走って無いですw
同じエンジンのM2コンペティションと微妙に音が違う気がした。
M4の方が音が低めで静かになった気がする。
車体のサイズが違うから、エキパイの長さも自然と変わってくるワケで、その辺の影響なのかな?
M2に比べたらジェントルな感じになったって言うんですかね。
車の動き方もそうだし、排気音もそう。
適切な言葉が出てきませんが、足の動き方も全体的におしとやかになったって言ったらいいんでしょうか。
コイツも他のMモデル同様に、アクセルベタ踏みすると化けの皮が剥がれます。
上まで回して走りたくなるのは、やはり直6エンジンのモデルですね。
でも、ちょっと右足にチカラ入れて、ペダルをグイっと踏み込もうものなら、あっという間に100キロ超えちゃうよ。きっと。
本領発揮させたいのなら、それなりに大きなサーキットに持ち込むのが一番だと思う。
後部座席に座る機会あったので、後ろに席のインプレッションも。
クーペモデルの車の後部座席なんて、そうそう座る事がないですからね。
私、身長174センチですが、アタマの方は拳1つが余裕で入る感じです。
シートの位置の関係もあるかと思いますが、膝の方はアルピナB5よりは余裕があって拳2個半くらいでした。
2ドアクーペ故に後部座席の乗り降りは大変かも知れませんが、普通にゆったり乗れちゃうんですね。
これなら急遽人を乗せることになってもなんとかなりそうですね。
また試乗会があったら参加してみたいと思います。
4月も1週間が経ちました。
5月からの新元号も発表になりましたし、今年度は個人的に何かと忙しくなりそうな予感です。
さてさて、先月のBMW特別試乗会の試乗インプレですが、下書き保存のままでしばらく放置されてたので、若干手直しして投稿してます。
↑の部分とかがそうなんですけどね。
とりあえず試乗した順番に行きましょうかね。
試乗した直後にスマホのメモ機能をフル活用して、感じたことを忘れないように書いておきました。
それと今回の記事はそれなりに長くなるので2つに分けてアップします。
まずは①アルピナB5
5シリーズをベースに作られているだけあって、やはりサイズは大きいです。
日本の道路だとちょっと大きくて振り回すのにちょっと苦労しそうだし、昔からある住宅街のような狭い道路ではかなり気を使いそうな子ですね。
内装の質感はゴージャスだけど、どことなく落ち着いた感じで、大人の高級セダンと言ったところでしょうか。
ヤラシイ話、所々に「金かかってんな。」って感じの素材が使われていたりして、内装の安っぽさは感じないと思います。
前席に至っては広々とした空間が確保されていて、シートもフカフカで基本的にはゆったりとしたポジション。
後部座席はヘッドクリアランスも拳1個分くらいありますし、前席を目一杯後ろに下げた状態でも膝のところも拳1個は余裕で入ります。
エアコンの吹き出し口もセンターコンソールのコントロールユニットところとBピラーのところ、さらにはフロアもかな?
後部座席の人にもかなり気を遣った作りのようです。
エンジンは4.4リッターV8ツインターボユニットで、最大出力は608PSを発生そんなエンジンを搭載するバケモノですね。
日本の道路じゃ絶対にもてあますパワーです。
4.4リッターも排気量があると、トルクも鬼トルクなのでペダルにチョコンと足を乗せただけで余裕のある走行が出来ます。
余談ですが、試乗スタッフより聞いた話だと、この車に搭載されるV8エンジンは、熟練工によって一度全バラにされて、バランス取りなどの最適化をされ手組みで1から組み上げられたモノだとか。
最近の車に結構な割合で装着されるパドルシフトはなく、ステアリング裏についてるボタンでするそうです。
4輪駆動で4輪ステアだそうで、この辺はサスペンションとかタイヤとか全部ひっくるめて調整されてるのかな?
巨体の割にクイックな動きに感じたのは4輪ステアの恩恵なのかもしれませんね。
至れり尽くせりの装備ゆえに車両総重量で2トン超えだそうです。
そんな重たい車ですがアクセルベタ踏みしようものなら簡単にウイリーさせんとばかりに、猛烈な加速Gに襲われヘッドレストに頭を叩きつけられます。
そしてフロントタイヤの接地感も減って正直怖い思いをします。
「アクセルベタ踏みしたっけ、もうウイリーさ!」ってなりそう。
コレ繰り返してたら簡単にムチウチなるんじゃないかと思う。
サーキット以外でのアクセルベタ踏み厳禁ですね。
まぁ、このクルマのオーナーになるような方は、この車でサーキット走るようなことは無さそうな気がしますけど
エコとかスポーツとか走行モードの切り替えでメーターパネルの表示や色が変わったりするんです。
サスペンションですが基本的にはソフトな仕上がりみたいで、路面のギャップとかを何事もなかったかのように否してくれます。
20インチの大口径のホイール装着しているわりに、よく動くサスペンションのおかげで、路面追従性が良いんでしょうね。
ただ柔らかい足にありがちなバタつき感は感じられませんでした。
個人的に硬めの脚に慣れ親しんだ身としては正直乗り心地が良すぎて寝ちゃいそうです。
続いてM5
初めて4WDを搭載したMモデルとして話題になったM5ですね。
こちらも先ほどのアルピナ同様に5シリーズをベースにしてるだけあって、細かい数字は変わってるみたいですが、サイズ的にはアルピナB5とほぼ同じですね。
内装もエアコンやオーディオ周りの操作系、それからメーター周りなんかはアルピナと基本的に同じっぽい。
シートは別の物っぽくて、この辺で差別化が図られてたりするのかなぁ?
使ってる素材だったり、サイドのサポートだったり、ステアリングに電動のチルト・テレスコが付いてたり、魅惑のMボタンは赤くてわかりやすいボタンになってたりで、所々にスポーティーさやメカ好きの心をくすぐる作りをしてるみたいですね。
鍵もスゴイです。7シリーズとかと同じ液晶ディスプレイ付きの鍵で車両情報が見れちゃったり、車内の温度を車外から管理出来たり。とっても優れものです。
アルピナの時はすでにエンジンかかった状態で車両が待機してたので、鍵は確認してませんでしたorz
あの鍵だけでも所有欲満たしてくれそう。
ただねぇ。あの鍵あきらかにデカイんですよねw
次はエンジンや駆動系のインプレッションを。
アルピナB5と同じV8の4.4リッターエンジンですが、まるっきり同じモノでは無いです。
あちらはベースのエンジンに独自のチューニングを施したモノ。
一方でM5のエンジンはM社がチューニング施したS型番のエンジンになってます。
最高出力でアルピナB5のエンジンよりもほんの少し出力が低い600PSですが、日本で日常生活を送るうえで全くもって困らないと言うか、常に持て余す感じです。
普通に運転するだけなら、次々とシフトアップしていくので、エンジンパワーをフルに使うことは無いと思います。
気がついたらもう8速なんてことも。
アルピナのエンジンは下から滑らかに上までキレイに回るって感じ?
対してM5のエンジンの方が吠えるって感じ?下から勇ましく回る感じがしました。
この車も「アクセルベタ踏みしたっけ、もうウィリーさ!」ってなります。
流石に600PSにもなると効率等を考えた時にやはり2駆では厳しいんでしょうかね?
ん?前に試乗したM6も同じエンジンだったはずだけど、あっちは2駆じゃね?
って思ってましたが、今回の試乗では2駆で走る事は叶いませんでした。
制御が優秀なのか、デフ周りの味付けなのかスポーツモードに切り替えるとクルッと向きを変えて4WDである事を忘れます。
サスペンションはアルピナB5よりは締め上げられてる感じがしました。
走行モードの違いとかもあるかと思いますが、乗り換えた直後だと結構硬く感じました。
同じ試乗コースでも路面がこんなにも違うっけ?って思ったくらいです。
そこそこ硬い足の様な気はしますが、しっかりとサスペンションが仕事してるみたいで、乗り心地はイイ方だと思いますよ。
車体を左右に振ってみたりもしましたが、ロール感もあまり感じず頭がスッと入る感じって言うんですかね。
コンフォートとスポーツプラスでは全然違う車見たいでギャップ萌えです。
私は断然スポーツプラスの硬派な感じが好きですけどね。
その2に続く
山形グルメサイト カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2010/01/13 15:23:34 |
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山形まるごと情報サイト カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2009/05/31 11:18:05 |
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