
だいぶ朝晩の冷え込みがこたえるようになりました。
そろそろスタッドレスタイヤへの交換を考えておかなければいけませんね。
雪が降ってから慌てて準備したんじゃ遅かったりもするので、交換前にいろいろ確認しておいて足りないものはないようにしましょう。
では、
それでは今回の話題に行きましょう。
ひょんな事から試乗のご案内を頂きました。
そして今回は仕事が休みだったとタイミングも良く迷わず試乗をお願いしちゃいました。
一言に試乗と言っても、長い時間いろんなシチュエーションで自分の好きな様に乗り回せるものもあれば、建物の周りをクルッと回ってくるだけの短い試乗などなど。
で、今回の試乗は後者の建物の周りグルグル周回してくるだけのもの。
コレでも乗ると乗らないとでは全然違うんですよね。
購入予定の車両とかなら、レンタルしていろいろ乗ってみてってのもアリだとは思いますけどね。
さて、それでは
今回試乗する車両はヤリスGRです。
まぁ。タイトルで既にわかってますよねぇー。
試乗の時間は約20分とキッチリ決められてました。その20分の間なら建物の周りを何周してもいいい。って言われまして。
ついついグルグル回っちゃいましたよ。
試乗車はフル装備の1番高いヤツで、まず外装で目に入ってくるのはワイドに張り出したボディーにカーボンルーフ。軽量化や空力も気合入れて作ってますね。
では、ドアを開けて中に乗り込みシートとステアリングのポジションを調整。
そしてエンジンを始動させ、クラッチを踏み込みギヤを1速に入れ試乗コースへ。
この時に、ん?あれ?
こいつは、ヴィッツの後継機なんだよなぁ〜。
と思いつつ、いろいろ拘って作ってあるんだなぁ。と感心してしまいました。
コンパクトカーって安く仕上げるために、安っぽい内装に必要最低限の作りみたいな車も過去には実際にあったりしましたからね。
そんなイメージを持っていたのでいろいろ戸惑ってしまいました。
でも、当時としてはそれが普通だったりもしたんですから。
当時は高級な素材だったものが、技術の進歩で当時とは比べ物にならない安価で使えてしまうんでしょうね。
そう言えば、オートサロンのトヨタブースでやってたトークショーで、社長から採算度外視でもいいWRCで勝てるクルマ。乗って楽しいクルマ作れ的な事言われてたみたいですね。
コレからも楽しいクルマ作ってよトヨタさん。
新開発の1.6リッター3気筒ターボエンジンは低速域から上までスムーズに回るみたいで、270馬力も出ちゃう逸品です。
スポーツモデルにありがちな、ガチガチに固めておきました!
って脚ではなく、それなりに硬さは感じるんだけど、しっかり動かす設定なのか、前後方向の入力にはやわらかく感じ、ロールは少なく感じるサスペンション。
街乗りだけでは明らかにオーバーキャパなブレーキシステムは、フロントに対向4POTでリアには対向2POTしかも18インチホイールに一杯一杯のブレーキディスク。
それ、効かないはずないよね?
車両サイズに不釣り合いなほどデカいフレーキなのにコントロールはしやすかっただすよ。
もっと初期からガツンと効いて乗りずらいのかと思いました。
ドカンと踏み込めばフロントが沈み込んで、そこから微調整していけるブレーキみたいです。
ノーマルでもブレーキダストが結構出るみたいなので、使うシチュエーションに合わせてブレーキパッド変えるのはアリだとは思います。
クラッチは軽く感じます。普段からMT乗ってるからあまり気にならなかった?私の車がクラッチ重いから?
試乗スタッフ曰く、クラッチが重いって言う人もそれなりにいらっしゃるそうです。
私的には全然軽いので、もう少し重い方が微調整しやすいかなぁ。と感じました。
試乗車なんでね。結局最後までアジャストしきれませんでした。まぁ。エンストはしなかったから良しとしましょう。
ドライブモードも搭載されていて、前輪より駆動のモード。後輪より駆動のモード、そして前後50:50のモード
後輪よりにするともしかして振り回せちゃう?なんて思ったりもしました。
この車はガンガン走りたいって人にはコレ良いと思うよ。
スポーツモデルが欲しいけど、完全な2人乗りはイヤ。
実用性もそこそこ大事なんて人には候補になってくると思いますよ。
実際には後部座席はホントに緊急用的なサイズで、窮屈ですが乗れないワケではない。
この後部座席はロングドライブは苦痛かな、だから近場のコンビニにちょっと買い物に行くとかそんな感じなら気にならないかも。
でもね。これだけ拘って作ってある車ということは、ネガな部分もそれなりにあるワケで。
細部までとことん拘って匠が一台一台手作業で作ってるが故に購入費用と納期は必然的に…。
最後に私はコレ購入しないと思う。
でも貴重な体験ができてよかったと思います。
Posted at 2020/10/28 16:44:51 | |
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試乗 | 日記