フロントSP アウター化 [1]
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
フロントドア・スピーカーをアウター化します。
アウターバッフルにも、いろいろありますが、
内張の工作を最小限にしたいので。。。
今回は「内張別体」タイプとします。
ベースとなるインナーバッフルを嵩上げしていき、
内張のグリルから飛び出した時点で、これをアウターバッフルとします。
この方法でアウター化する場合、既存のインナーバッフルの中心と
内張の「グリル」の中心が一致しているか、否か。
(同心円になっているか?)
現行ストリームの「みんカラ・整備手帳」を徘徊してみたが、それらしい情報が無い。
っというか、現行ストのDIYによるアウター化の情報も非常に少ない。
ということで、自分で確認するしかありませんネ。
2
素人DIYですので、手順や作業方法に、しばしば"?"があります。
リベンジ前提の試作1号ということで、自分用の覚え書きとして記載させていただきますので、ご了承ください。
先ずは内張のグリルをクルッと開口して、内張を一旦、ドアに戻します。
開口したグリル部の奥に今まで使っていた市販品のインナーバッフルが見えます。
写真では分かり難いですが、このインナーバッフルの中心に対し、内張グリルの中心位置は下方に10mm程度、ズレています。
ということは、
インナーバッフルをそのまま同心円で嵩上げすると内張のグリル開口部に引っかかります。
内張のグリル開口部は、これ以上広げたくないので、ベースとなるインナーバッフルを下方向に長円状に調整し、
アウターバッフルへの立ち上げ時に、この「ズレ」をオフセットさせます。
3
現物合わせしながらベースとなるインナーバッフル(手前の長円形)と
積み重ねるアウターバッフル(真円)を切り出します。
素材はMDF。 切り出しは「トリマー」を使いました。
付属のサークル・ガイドは有効サイズに限界があるため、
アルミ板を使ってガイドを自作しました。
一周するごとに刃を少しずつ出して掘り進めます。
4
新たに調達したカロの「TS-C1710A」です。
程度の良い中古品を格安で入手しましたので、
このSPサイズに合わせてバッフルを制作します。
5
ベースとなる長円形のインナーバッフルを仮止めします。
固定3ヶ所のうち、上1ヶ所は既存の取付穴を流用。
下2箇所はスピーカー取付穴と干渉するため、既存の取付穴を封印し、ドア・インナーパネルに取付穴を新設しました。
再び内張りをドアに戻します。
内張のグリル開口部から嵩上げ用のアウターバッフルを挿入。
インナーバッフル固定用のネジ頭を逃がすために、アウターバッフル側はトリミングしてあります。
6
はい。 こうなりますね。
既存のスピーカー取り付け位置の中心と
内張のグリル中心は、これだけのズレがあります。
このズレ分だけ、アウターバッフルをオフセットさせます。
オフセット分、ベース部のインナーバッフルは「長円形」にしました。
このズレの部分の段差は、背面の音抜けの妨げになりますので、念のため、後ほど、テーパー加工しておきます。
これで、中心ズレを現物合わせでオフセットできました。
この状態を保ったままホットボンドを使ってインナーとアウターを仮固定します。
仮固定のまま、バッフル一式を一旦、ドアから取り外します。
7
仮固定したインナーとアウターを強力木工ボンドでしっかり合体させます。
ボンドが硬化するまで、
C型クランパーでしっかりクランプしておきます。
一時間程度で切削可能硬度に達しますが、念のため、24時間ほど放置しました。
写真は既にドア取り付け用のボルト頭の逃げと、
レンチのアクセス路(縦溝)が施してあります。
8
ご存じの通り、MDFは防水対策が重要ですね。
ドア内部は想像以上に浸水があります。
MDF材は水分を吸水・保水してしまい、
時間経過とともに、やがて「朽ちて」いきます。
FRP用のポリエステル樹脂で防水コーティングします。
切断面は特に念入りに。。。
塗っては乾かし、また塗って。。。
写真は1回目。
切断面は樹脂が染み込んでますね。
合計3,4回ほど塗り重ねます。
塗り終わって気がつきました...
しっ、しまった、
スピーカー取付用の鬼目ナット...
付け忘れてます。
・
・
・
続きは、また、いずれ。。。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク
この記事へのコメント
ユーザーの設定によりコメントできません。