エンジンカバー 吸音材の劣化対策
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
以前アーシングをした時に、エンジンカバー(エンジンプレート)の下に白い粉が沢山あるのを発見しました(´・ω・`;)
その時に気にはなったのですが、とりあえずエアーで吹き飛ばして綺麗にしてから作業をしたのですが、それから数ヶ月して再び確認すると・・・
ご覧のように又白い粉が出ています(汗)
以前何度かブログ等で見かけたことがあったので、大体原因は分かってたのですが・・・
2
犯人はこいつです!
エンジンカバーの裏についてる吸音材ですが、こいつがエンジンの熱で劣化してボロボロになって白い粉を出してます・・・
そのままでも特に大きな問題にはならないかもしれませんが、オイル交換の時などにエンジン内に入っても良くない気がするし、余り気分の良い物じゃないので、対策してみようと思いました。
Dで聞いたら、この吸音材だけの交換は出来ないということで、仮にカバーそのものを交換したら1万円以上かかるとの事です(驚)
3
だったら代わりの物に変えようと思ったわけですが、この元々の白い吸音材は、多分『シンサレート』だと思われます。
これは車の内装などにも使われている吸音材で、耐熱温度120度なので、エンジンカバーのサイレンサー素材としても使われているようですが、耐久性に若干問題があるのかもしれませんね・・・
※私の過去のパーツレビューにありますので、興味のある方はそちらをご覧下さい。
そこで、今回私が選んだのは、この
『ゼトロ耐熱吸音シート』です。
4
断面はこんな感じになってます。
シンサレートなら以前使ったものが残ってるのですが、同じ物だと又数年したら同じようになるでしょうからね・・・
このゼトロは、吸音性能だけでなく、遮音性、耐候性、耐熱性にも優れた高性能な吸音シートとして評価が高いようなので、試して見たかったって言うのもあります。
難点は値段が少しお高いようです!
5
まず、エンジンカバーについてる元の吸音材をはがすのですが、数箇所が固定されてるだけなので、そこを剥がして行けば外れます。
ゼトロ吸音シート自体は黒いのですが、裏は粘着シートになってるので、このように元の吸音材を型紙にして、マジックでなぞって型を取りました。
幅250×長さ420mm のシート2枚で丁度良いようですね。
6
完成です!
左が切り取った物で、右が元の吸音材です。
このシートはハサミで簡単に切れるので、作業は簡単でした♪
丸い部分はカッターでくり抜きましたよ~
ただ、新聞紙を敷いて作業したのですが、型紙にした元々の吸音材の白い粉が舞って、作業した廊下が真っ白になりましたけどね(ーー゛)
7
エンジンカバーの白い粉を綺麗に落としてから、シリコーンオフで脱脂して『ゼトロ吸音シート』を貼り付けます。
裏が粘着シートになってるので貼り付けは簡単です。
この張り替えたシートも数年使えば、またボロボロになる可能性もありますが・・・
高級な吸音材なので、耐久性もあるだろうと勝手に解釈しています(笑)
8
元に戻して完成です!
作業時間は30分位だと思いますが、作業自体は非常にお手軽でしたし、これで、白い粉にも悩まされる事はなくなりましたね。(*^∀゜)
最後に、これは今回の目的では無いのですが・・・
吸音材を変えてみての変化ですが、実際このシートは良く効いてると思います。
ボンネットを開けて、エンジン音を聞くと、交換前と交換後では交換後の方がエンジンの高音部分が押さえられてるのが分かります。
ただ車内では、元々エンジン音は余り気になりませんでしたし、そのほかにも色々なノイズが入るために、変化として感じる事は出来ませんでした。
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