エンジンカバー塗装 (前半)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
それでは、この汚いエンジンカバーを塗装していこうと思いますが、今回は難易度の高いキャンディー塗装に挑戦しようと思います!
やはり心臓部は「赤」って言う単純な発想で「キャンディーレッド」にしてみます!
塗り分けも考えましたが面倒なんで単色で(笑)
「エンジンのカバーって耐熱塗装じゃないとダメなのかな?」と思って事前に調べてみましたが、この部分はそこまで高温にならないので、普通の塗装で大丈夫そうです。
まぁ、カバー自体プラスチックですしね。
2
まず、塗装するのに邪魔なので、エンブレムを外します。
エンブレムは裏側の赤丸の部分で固定されているだけなので、接着された部分をマイナスドライバーのような物で削って裏側から押してやれば外れます。
エンブレムを外したら、中性洗剤で良く洗い表面を600番の耐水ペーパーで削ります。
塗料の食いつきも良くなりますし、エンジンカバーの表面はシボ加工されていて、そのまま塗装したのでは、デコボコの仕上がりになります。
3
エンジンカバーの表面をシリコーンオフで脱脂してから、プラスチックなどの樹脂への密着を良くするバンパープライマーを吹き、その後プラサフを吹きつけます。
プラサフ って言うのは、 塗料の付きをよくするプライマー & こまかいキズを埋めるスプレー状のパテみたいな物です。
プラサフの色は、トップのカラーが暗めの色の場合はグレーにすると暗さが引き立ちます。
逆に明るめの色の場合は白にすると引き立つのですよ。
今回は暗めのレッドなのでグレーにしています。
4
横などの塗りにくい場所から塗っていき、10分ほど間隔を開けて、5回位吹くのですが、この後「サフェ研ぎ」するので、厚みが足りないと、削っている時に下地が出てしまいまいます。
ですので、ある程度の厚みが必要です。
この後削るからタレてもOKですので、塗装の練習と思って、手を動かすスピードとか距離など色々変えてやってみるといいですね。
プラサフの乾燥時間は早いのですが、半日ほどおいてから表面を1000番の耐水ペーパーで滑らかに整えます。
削りすぎると下地が出てきますので、軽く表面をなでるように整えてツルツルにしてから、中性洗剤で洗って、乾燥させておきます。
5
文字部分は、メタル調にしたかったので、以前使用した塗料「メッキみたい」で塗装してみました。
その後、マスキングしておきますが、細かい文字もあり、テープでは無理そうだったので、写真の「Mr.マスキングゾル」を使用してみました。
これは、塗るとゴム状になるマスキング剤で、プラモデルなどに使う物ですが、結果的に剥すのが大変でした・・・
薄い塗装なら良いですが、今回のように塗り重ねる塗装では、最後に筆塗りの方が良かったかもね!
6
次にキャンディ下塗シルバーを塗って行くわけですが、これは、スプレーを風呂に入れている所ではありません!(笑)
缶スプレーは、お手軽なのですが、圧が低くて霧が荒いので、このように、お湯で温めながらやると霧が細かくなって圧も安定するので、塗りやすくなります。
ただし、熱湯とかでやると、缶が爆発する可能性があるので50度位のお湯ね!
あと、これやるときは、水分が吹き出し口に付かないように気を付けて下さいね。
7
タレないように薄く、4~5回塗り重ねていきますが、キャンディシルバーは、乾燥に時間が必要な感じなので、重ね塗りには30分位開けた方が良いと思います。
普通シルバーって色は、アラを隠す効果の高い色なのですが、このキャンディーシルバーは、透明感の高い色でクリアーの中にメタリックが入っている感じです。
ですので、下地の色が直接出る感じで、丁寧に下地処理しておかないと、いくら塗り重ねてもアラが隠れません。
8
シルバーが乾燥してから(天気の関係で1週間後にやっています)、本塗りのキャンディーレッドを塗っていきます。
これは1回目の塗装で、ムラムラに見えますが、最初の吹きつけは、塗料の乗りを良くする為の物なので、こんな感じで十分です。
後は、お好みの濃さになるまで塗り重ねていきますが、キャンディー塗装は失敗すると、最初からやり直しになってしまうので、慎重にね。
まぁ、普段見えない所なので、そこまで神経質になる必要もありませんけどね(笑)
続きは後半で!
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