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たなまのブログ一覧

2014年06月24日 イイね!

エアコンのアイドルアップバルブ修理(4)

……続きました(笑)

uno1992さんの書き込みにより「スロットルポジションスイッチじゃないか」ということになりました。
アクセルオフの位置でスロポジから「カチッ」と音がするかどうかと聞かれ、試してみると案の定音はしません。
過去にも聞いたことがありません。
この「スロットルオフスイッチ」からの信号でECUがアイドリング状態を判断し、規定数値を下回る時は燃調を変えてアイドルアップしてくるという指摘です。
長らくアイドリング不調に悩まされたuno1992さんは、スロポジの位置調整でエアコンON時のアイドルアップばかりか、ヘッドライトON時のアイドルアップも得たそうです。

ウノタがそんな賢いコンピュータ制御をしているとは、いまのいままで知りませんでした。

さっそくスロポジを取り外してきました。



当時のBMWやボルボなんかに使われているのと同一のものです。
ただこの方などとは鏡合わせの構造でした。
https://minkara.carview.co.jp/userid/577010/blog/29107278/

接着してありましたが、無理やりこじ開けました。
分解できるものは、してみないと気がすまない性格で(笑)



中はキレイなもんでした。
マイクロスイッチや接点に問題はなく、正常に導通しました。
では、位置決めの問題だけということになります。



アクセルオフで「カチッ」音がするように位置調整した画像です。
右回りいっぱいで「カチッ」とマイクロスイッチの入る音がしました。
とりあえずECUのソケットを抜いてしばらく待ち、再接合してからエンジンを始動してみました。
とりあえず普通です……。



暖気の感じも以前とあまり変わりありません。
そしていよいよエアコンのスイッチを入れてみました。

……やっぱりアイドルが落ち、ECUはアイドルアップする気はないようです。
今まで久しく来たことのない信号が入って、ECUがびっくりしてしまったのでしょうか?

ヘッドライトを点灯しても同様にアイドルが落ちました。
以前と変わらずですね。
今日はこれでタイムアップです。

エアフロのコンピュータもあるので、バッテリーで電源カットオフしなければダメか?
あと後日、ECUまでのハーネスの導通も疑ってみるべきかも知れません。
uno1992さんの話とは少し矛盾しますが、スロポジからの信号まったく無しで今まで来た可能性もありますし……。

というのは、このスロポジはアイドリングとフルスロットルの時だけ導通=信号が送られる構造なので、スロットルON状態では導通無しで、導通不良と同じ状態を維持してきたことになるんですね。

なんか間違ってますかね(笑)
とりあえず今回の一連作業をした上でまだ走っていないので、ちょっと様子をみてみようかと思います。
まぁいいんですけどね……治らなくても(爆)
最初からこんな調子でしたし(笑)

あと今回はもうひとつ項目がありまして、リサーキュレーションバルブ(いわゆるブルーオフバルブ)の位置問題です。
前回発見したこのバルブの入り口と出口が、常識的なものとは逆なんじゃないかと思うんですね……。



このボッシュのバルブはデルタやデドラ、ボルボなんかにもついてるもので、わりと一般的なパーツのようですが、ネットで装着位置を探してもけっきょく見つからず、付いていたときと同じ向きで付けなおしてあります。
タービン前の加圧が生じるわけないんですけどねえ……。
外見とは裏腹の構造なのか。
そもそもブローオフバルブというのはターボホース(過給後)に取り付ける部品なんじゃないか。

謎は尽きません……(笑)

<<追記、当日>>

しまった。
配線図みると、スロポジの信号はECUではなく、エアフロ上のインジェクターコントロールユニットの方へつながっておった……。




Posted at 2014/06/24 19:11:41 | コメント(3) | トラックバック(0) | 修理 | クルマ
2014年06月21日 イイね!

エアコンのアイドルアップバルブ修理(3)

ここを見ている方もだんだん嫌になって来たと思いますが、気力をふり絞って(笑)エンジンルームの調査を続行しました。

フェイスブックの方で地味旦那さんの助言もあり、マスターシリンダーの下に謎のバルブを発見したので、エアフロを取り外しました。
めちゃくちゃアクセスしにくい場所にあるんです、これ。
(ていうかmixi、ファイスブック、みんカラと三つ巴で、少し混乱しております。
すみません)



なんとか引っぱり出したこれが謎のバルブ。
なんだろう、これ。



これで、エア関係のバルブは全部で4個になりました。
というわけで、配管図を加筆して整理してみました。

まず、エンジン本体にボルトオンされたファーストアイドルバルブ(Supplementary air valve)が10。
(取り外して掃除しました)



前回の、バッテリー前に設置されエアコンリレーに配線されたA。



そして、エアフロ~過給器をつなぐホースに接合されたB。配線はありません。



最後に、チャンバー脇にあるエアバルブC。同じく配線なし。



A、Bを加えた全体の配管図は以下になります。



それで今回見つけたBですが、なんの配線もない簡易な樹脂製で、細いホースの負圧で開弁するようですが、とても作動するとは思えず、用途も不明。

配管を調べるのを忘れたCですが、似たような配管で、なんかもうバルブがダブりまくってるんじゃないでしょうか。
混乱してしてしまってよく分からなくなって参りました。
バルブAも、高負荷時のエアコンカット用だというのと、アイドルアップ用だというのの2つに意見が分かれています。
個人的にはこのAは電源カットオフする構造じゃないような気がします。
通電すると開弁して右から左にエアが流れるようになってますし、やっぱりアイドルアップ用だと思うんですが……。
さっぱりアイドルアップしないので、設計ミスだと思いますが……。

でも、そうなってくると今回見つかったBはなんなのか。

いっそもうデフォルトのエアコン用アイドルアップは見限って、室内からアイドリングをモーター駆動で調整できるコントローラーをつけようかなと思ったり……。
けっきょくエアコン取っちゃうのが一番のような気も……。
いかん、ドツボだ(笑)

もう続かないかも知れません……。

<<追記 20140622>>
バルブB、Hynesマニュアルに載ってました。
バイパスバルブと表記。
取り去ってもアクセルオフでタービン逆転するだけらしいです。



というわけで、他にバルブもないし、アイドルアップソレノイドはAなのかなあ。
では高負荷運転時のエアコンカットは、どこで行われているか。
ECUからの情報でリレーを作動させて電源カットしている説を考えましたが、ウノタのECUにエアコン搭載の設定なんてないと思うので、却下。

もう考えないことにしました(ヲイ)

Posted at 2014/06/21 21:44:36 | コメント(5) | トラックバック(0) | 修理 | クルマ
2014年06月19日 イイね!

エアコンのアイドルアップバルブ修理(2)

前回のエントリのコメント欄の質疑、mixi経由でよっし~さんとのやりとりで、例のエンジンブロックにボルト留めされたバルブ「Supplementary air valve」は、冷間時のエンジン始動のエア調整用だということが分かりました。
エアコンのアイドルアップとはまったく関係が無かったことになります。
以下、よっし~さんの許可を得てメッセージを引用します。

『よっし~さんのメッセージ』

どーもご無沙汰してます。
minkaraのアカウント持ってない(作るのめんどうでwww)のでmixiからすんません。

minkaraの記事でチェックしてたバルブは、ファーストアイドルバルブで、
冷えてるときのアイドルアップで電源が入るとバイメタルの作用で徐々に閉まるものです。

クーラーのアイドルアップは直径3センチ、高さ5センチ、黄色っぽいクロメートめっきの円筒形のものが
バッテリ手前あたりについてると思います。
ファーストアイドルバルブみたいな太いゴムホースではなく、細いゴムホースが2本刺さってます。

ホースが細いので、クーラーのアイドルアップには、そもそも足りないような気もしてますw

ワゴンRとか、旧86とかで使ってる調整式のアイドルアップバルブつけようかと思いつつ
ガス入れたら3日で抜けたwので、手付かずです。

がんばってくださ~い

(引用以上)

どうも有難うございます
つくづく有難いのは同好の士の方々です。

よっし~さんの指摘するパーツはコメント欄でアビーさんが指摘したものと同じで、さっそく取り外してみました。



左下のブサイクなエポキシパテ盛りは、以前根本からのエア漏れを補修したものです。
このバルブに至る配線は例によって酸化していたので、新しいものと付け替え、さっそく本体をバッテリーにつなぐと、カチカチと作動するではありませんか!
多少、パイプ穴からクリーナーで清掃してみましたが、作動時の抜けの良さはあまり変わりませんでした。
いままで、これが通電してなかったから作動しなかったのであれば、配線を見なおせばちゃんとアイドルアップするはず。

というわけで、エアホースを接続しなおしてエンジン始動、水温が上がったところでエアコンのスイッチを入れてみました。
結果から言えば、バルブが作動してエアがインマニに抜けても、ほとんどアイドルアップしないように見えました。

ていうか、エアコン始動しないでバルブだけ作動させると、逆にアイドル落ちてるような……(笑)
なにこれ……微妙にエア量が増えて燃調が狂うからか???

よっし~さんが指摘するように、エアホース径が細すぎるんじゃないか。



この円内の差し込みに導入されるわけですが、確かに細い……。
インマニ側のホース引っこ抜いて指で塞ぐと、確かに吸引はしているんですけどねw
か弱い吸引ですが(笑)

結論的なことを先に言うと、これ設計ミスじゃないでしょうか?
ホースを大気開放してもまったくアイドリング上がらないんですから(笑)
それとも新車の時の初期状態ではアイドルアップしたんですかねえ……。

それならばよっし~さんの言うファーストアイドルバルブの電源を切ってやった方がホースが太い分、アイドリングが上がるような……。
バイメタルも併用しているようなので、もう少し機能の分析が必要ですが……。

結局今回の修理はうまく行きませんでしたが、こんなバルブは撤去してしまった方がエアコンON時の無駄な電気消費を減らせますね。
あと、エアホースが全体に怪しい状況なので、ぜんぶ引き直しですね。
燃料ホースの方と似たような話ですが。

あと、ついでにインジェクタークーリングファンの方も、配線ソケットを直結させて作動確認しました。



そうしたらけっこうな風量だったので、これは室内に配線をバイパスさせて、高負荷運転の時ON-OFFできるようにしたいなと思いました。
この前の峠でパーコレーション起こしましたしね。

役に立つのかは、やってみないと分かりませんが(笑)

Posted at 2014/06/19 18:36:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理 | クルマ
2014年06月17日 イイね!

エアコンのアイドルアップバルブ修理(1)

もう晴れるとすっかり夏の気候ですね^^

うちのウノタはエアコン入れてもアイドリングが上がらないため、夏が近づくとアイドル調整スクリューを回して回転数を上げてやります。
するとエアコンON時に900rpm程度の回転に落ち着けるためには、普段からアイドリング回転数が1200~1300回転くらいなければなりません。
これはこれで煩わしいので、昔の知り合いのウノタでは、夏になると常にエアコンは入れっぱなしという設定にしていたそうです。
それでもいいんですが、本来ある「アイドル調整バルブ」が壊れていて機能を果たしていないとしたら、なんか気持ち悪いので、以前からそのバルブがどこにあるのか探していたのです。
それとも、そんなバルブはそもそも存在しないのか?(笑)

それで、この前お墓参りに行った地味旦那さんにそれを話したら、ボンネット開けて「これじゃないか」と言うわけです。



この図の10番の「Supplementary air valve」という代物で、エンジンブロックのサーモスタットの横にボルト留めしてあります。

地味旦那さんによれば、デルタで言えば「 ISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)」という部品に相当するそうです。
ここの伝統あるページに詳しい部品です。
http://homepage1.nifty.com/integrale/delta_tech.html

これが果たして長年探していた「エアコン用のアイドル調整バルブ」なのか。
いやそんな専用部品は存在せず、普段ECUでアイドリング量を制御するバルブと兼用という形で、この「Supplementary air valve」がエアコンON時にアイドルアップさせているのか。
謎であります。
今日はこの部品を取り外して掃除してみようと思いました。

取り外してみようと思いました。



外せるかい!(笑)

最初この円内は普通のボルトかと思い観念しましたが、なんと六角レンチ用のボルトでした。
諦めず、よく見ると少し緩んでいます。
エンジンブロックの振動でガタが来たのでしょう。
指でなぞると少しずつ動きます。
けっきょく取り外せましたが上のボルトだけです。
下のボルトはいったいどうやって外すのだろう(笑)
周囲のホース類が邪魔をして手が入らないのです。
入っても入っただけで、六角レンチを回せるか?

その作業の流れで清掃しながらやっていたら、バルブに接合したインマニへ続くホースのクランプが動くのです。
なんじゃこりゃと思いながらいじっていると、ポキンとホースが折れたのです。



こ、これは(笑)



あ~、硬くなったホースがエンジンの振動で締め付け部から折れていたようです。
いつ折れたのか。
触っていた時クラックが進展して折れたのか、そこら辺はよく分かりません。

こんなところが折れていたら、エアコンON時だけでなく普段からアイドリングがめちゃくちゃになるはずです。

不安になりその前後のホースも辿って行くと、ありました。
インタークーラーとスロットルバルブをつなぐ鉄管に差し込まれたホースにヒビが入っています。



今日のところはこのヒビをゴム系接着剤で塞いでテーピングして、折れたバルブホースも接続しなおして、エアコンONでバルブが作動するかみてみようと思い、バルブ取り外しは中止です。

とりあえずこんな感じでテーピング。



ターボ作動時には正圧がかかるから、本来はホース交換しなきゃダメですが、それはいずれ取り寄せるとして、実験です。

それって感じで(長年の懸案が解消するかもしれない期待を込めて)エンジン始動しました。
そうしたら、エンジンがいままで聞いたこともない音を出して咳き込み、始動できません!
なんどクランキングしても咳き込みます。
いままで一発始動だったのに!

「ああっ、作り壊してしまった!」

なんて馬鹿なことをと本気でうろたえて、急いでエンジンルームを確認すると、プラグコードを差し間違えただけでした(ヲイ)
神経に悪いなぁ(笑)

ええと……結果から言えば、エアコンONにしてもアイドリングは上がりませんでした。
このバルブに信号が来ていないのか、バルブ自体が詰まっているのか、どちらかでしょう。

本日はこれでタイムアップ、次はバルブ本体をなんとか取り外し、清掃できるならして、電源入れて作動チェックもしてみたいです。
でも面倒なので、いつするか分からないなぁ(ヲイ)

そもそもこのバルブはECUからどんな指令を受けて作動しているのか。
気温、気圧の変化に応じてアイドリングを一定に保つため、それしか考えられません。
また、エアコン作動に同調もするのであれば、それはECUとは別系統のエアコンスイッチONで電流が流れるはずです。
いったいどれぐらいの電圧がかかっているのか、パルス化された電流ではないのか、そこら辺よく分かりませんが、だったら試しにバイパスしてしまえば……。

地味旦那さんによれば、もしバルブが壊れているようだったら、デルタ用のISCVでも作動するんじゃないのという話でした。

……電気が来てれば(笑)

続く。

Posted at 2014/06/17 17:54:07 | コメント(6) | トラックバック(0) | 修理 | クルマ
2014年06月07日 イイね!

地味イタの墓参り

本日のエントリは少ししんみりです。

本降りの雨の中、横須賀の墓地に眠るHIROさんの元へ横横道路をひた走ります。



横須賀PAで旦那さんの16Vと待ち合わせして佐原インターで降ります。



お墓参りは省きます。

ありし日のHIROさんと愛車の70SL。
これも窓が落ちています(苦笑)
ごめんなさい、14年経ってもやってることは変わりません。



あれれ、剥げてたはずのカーボンボンネットのクリアが復活している(笑)



雨粒が4灯を演出。



行き帰りのすごい渋滞、往復150kmの久しぶりの雨中走行もノートラブル。

みんな何処へ行ってしまったのだろう。
元気で車に乗ってればいいけれど。

終わり。
Posted at 2014/06/07 21:12:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | クルマ

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「レジンキットLot1完成 http://cvw.jp/b/527724/43675065/
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