日付調整に失敗し、デルタカップ見学を行き損なった日曜日。
失意のまま昼ごろ起きたら、雲天で気温も低めだったので、なにもしないのはシャクだったのでエアコンの電磁バルブ調整をすることに。
結果はタイトル通りです!
ビックリマークが3つもあるのは、数年越しの課題が解決したからです!
(その前はエアコン自体少しも効かなかった……)
部品はいろいろ揃えてありました。
なによりパーツがなければ一歩も進まないのが車の修理、ないものは作ったりしますが……。
まず負圧ホースにつながるエアコン用の電磁バルブの取り回しの疑問が今年になって浮上していました。
チャンバーから電磁バルブを経てインレットホースに繋がる長大なホース(というかチューブ)の内径が2mm。こんな吸引抵抗がある細くて長い管でアイドルアップ出来るだけのエア量が確保できるのか。
また、この電磁バルブ自体の管も内径2mm、役に立っているのか疑問でした。
それで、いろいろネットを探して口径の大きそうな電磁バルブを入手しました。
あと口径の大きなキャブレター用のT字継手も入手。
しかしこの中国製の電磁バルブ、口径はでかいのに開弁時のエア量がたいしたことなく、品質も低劣なため、けっきょく元から付いていた電磁バルブを使って、取り回しを変えることに。
だいたいこんな配置になりました。
みっともないかも知れないですが、とりあえず後で調整しやすい位置取りです。
内径2mmのチューブの長さは最短に、そこに内径13mmのホースで電磁バルブを接続しました。
太いホースと細いチューブをつなげる異型継手は見つからず、切断した継手とアルミ管をエポキシ接着剤で接着させて作りました。
太いホースは始動時アイドルアップ用のバルブからのホースから、先の白いT時継手で分岐させてあります。
要するに、細い内径部分を最短にすることで、以前は無かったアイドルアップができるかどうかという感じですね。
あと、もうひとつ疑問点はあって、途中分岐してリサーキュレーションバルブにつながってた負圧チューブですね。そのバルブが以前取り外した時、口で吸ってみたらエア抜けしてるような感じだったんですよね。だから、今回はその分岐も取り外し、壊れてるらしいリサーキュレーションバルブの負圧部分は塞いでしまいました。
さて、いよいよエンジンかけて、アイドルアップするかどうか実験です。
いやぁドキドキでしたが、だって数ヶ月に渡って集めたり作成したりの結果が出るんだから……分かりますよね(苦笑)
エンジンかけて、電磁バルブのプラス端子をバッテリーと直結させてみて、無事アイドリングアップを確認しました!
馬鹿みたいですが、うれしかったです。
やっぱり細いチューブの内部抵抗が悪さをしてたんだと思います。
その後、配線を戻して通常のエアコンオンにすると、以前は3~400回転落ちていたのが、100回転程度に収まっていました。
これならエンスト寸前みたいなアイドルダウンじゃないし、使い勝手上ずいぶん良くなったと思います。
エアコン無しで1100~1200rpm/mくらいにアイドリング調整しておくといいかも知れないですね。
ただ今後の展望として、オルタネータの夜間の発電量からして、エアコンオン時に100回転くらい上がる状態が欲しい気もします。
その場合はもう少し大きな電磁バルブを探す必要があります。
12Vでちょうどいいバルブがあるといいんですけどねえ……なかなか。
でも、とにかくアイドルアップしたのが奇跡のように思えるところが、いいかげん重症だってことですかね(苦笑)
自分でも呆れてしまいますけどね。
日本車なら当たり前の話ですし、身近な誰に自慢もできない。
まぁいいかな、と……。
とにかく、エアコン入れるたびにアクセル半踏みしたり苦労していた肩の荷が降りましたよ。
いややっぱり快挙です(笑)
Posted at 2014/08/31 18:04:18 | |
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