……続きました(笑)
uno1992さんの書き込みにより「スロットルポジションスイッチじゃないか」ということになりました。
アクセルオフの位置でスロポジから「カチッ」と音がするかどうかと聞かれ、試してみると案の定音はしません。
過去にも聞いたことがありません。
この「スロットルオフスイッチ」からの信号でECUがアイドリング状態を判断し、規定数値を下回る時は燃調を変えてアイドルアップしてくるという指摘です。
長らくアイドリング不調に悩まされたuno1992さんは、スロポジの位置調整でエアコンON時のアイドルアップばかりか、ヘッドライトON時のアイドルアップも得たそうです。
ウノタがそんな賢いコンピュータ制御をしているとは、いまのいままで知りませんでした。
さっそくスロポジを取り外してきました。
当時のBMWやボルボなんかに使われているのと同一のものです。
ただこの方などとは鏡合わせの構造でした。
https://minkara.carview.co.jp/userid/577010/blog/29107278/
接着してありましたが、無理やりこじ開けました。
分解できるものは、してみないと気がすまない性格で(笑)
中はキレイなもんでした。
マイクロスイッチや接点に問題はなく、正常に導通しました。
では、位置決めの問題だけということになります。
アクセルオフで「カチッ」音がするように位置調整した画像です。
右回りいっぱいで「カチッ」とマイクロスイッチの入る音がしました。
とりあえずECUのソケットを抜いてしばらく待ち、再接合してからエンジンを始動してみました。
とりあえず普通です……。
暖気の感じも以前とあまり変わりありません。
そしていよいよエアコンのスイッチを入れてみました。
……やっぱりアイドルが落ち、ECUはアイドルアップする気はないようです。
今まで久しく来たことのない信号が入って、ECUがびっくりしてしまったのでしょうか?
ヘッドライトを点灯しても同様にアイドルが落ちました。
以前と変わらずですね。
今日はこれでタイムアップです。
エアフロのコンピュータもあるので、バッテリーで電源カットオフしなければダメか?
あと後日、ECUまでのハーネスの導通も疑ってみるべきかも知れません。
uno1992さんの話とは少し矛盾しますが、スロポジからの信号まったく無しで今まで来た可能性もありますし……。
というのは、このスロポジはアイドリングとフルスロットルの時だけ導通=信号が送られる構造なので、スロットルON状態では導通無しで、導通不良と同じ状態を維持してきたことになるんですね。
なんか間違ってますかね(笑)
とりあえず今回の一連作業をした上でまだ走っていないので、ちょっと様子をみてみようかと思います。
まぁいいんですけどね……治らなくても(爆)
最初からこんな調子でしたし(笑)
あと今回はもうひとつ項目がありまして、リサーキュレーションバルブ(いわゆるブルーオフバルブ)の位置問題です。
前回発見したこのバルブの入り口と出口が、常識的なものとは逆なんじゃないかと思うんですね……。
このボッシュのバルブはデルタやデドラ、ボルボなんかにもついてるもので、わりと一般的なパーツのようですが、ネットで装着位置を探してもけっきょく見つからず、付いていたときと同じ向きで付けなおしてあります。
タービン前の加圧が生じるわけないんですけどねえ……。
外見とは裏腹の構造なのか。
そもそもブローオフバルブというのはターボホース(過給後)に取り付ける部品なんじゃないか。
謎は尽きません……(笑)
<<追記、当日>>
しまった。
配線図みると、スロポジの信号はECUではなく、エアフロ上のインジェクターコントロールユニットの方へつながっておった……。
Posted at 2014/06/24 19:11:41 | |
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