
皆さんこんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。
気がついたら1年以上ぶりの投稿になってしまいました。
私の方はヘルニア気味になったり、いまは神経痛だったり、いつもどこか不調です(笑)
いい加減歳なんですね。
ともあれ先日ウーノのユーザー車検をしました。
このウーノでは初めてのユーザー車検で、今回はその顛末ですね。
ユーザー車検自体は3年ぶりになるので、手順もなにもかも忘れたまま軽く洗車だけで、ぶっつけ本番で行きました。
なにか問題があればテスター屋で出て来るだろうと高をくくってました。
ヘッドライトの光量は十分と聞いてたので、他はサイドスリップを心配したくらいでした。
そうしたら左リアブレーキが少し滑ることを指摘され、暗雲が立ち込めます。
それどころかハンドブレーキも左が弱い、このままでは落ちるよ、と。
行けば分かると思ってましたが、この個体の弱い部分が分かったのは収穫かなと自分を慰めます。
しかしもう、ゆっくり調べてる時間がありません。
とりあえず陸運には予約しているので、ラインに入って通せるか試すしかなくなりました。
でもまだ1時間ほど余裕があったので、陸運の周りをぐるぐる走って、ブレーキ踏みまくり、サイドブレーキも引きまくりで皮を剥こうと思いました。
サイドは特にいつもギア入れて停車するせいで弱掛けなので、皮被ってるんじゃないかと踏んだんですね。
そんなこんなで陸運に戻ると面倒な書き込みは代書屋に任せて、久しぶりの車検ラインを見学。
そのうち時間が来て、満を持してラインに入りました。
検査が始まるとすぐ問題のブレーキ検査です。
テスターで言われた通り、これでもかというくらい思い切り踏んでOKが出ました。
ハンドブレーキは一回目はバツ、二度目でなんとか通りました。
ギリギリですね。
いくら検査員さんに昔のフィアットはリアブレーキが弱いんです、油断してるとどっかに(坂の下)お出かけしちゃうんですと言っても通じませんしねw
しかしこれで最大の難関は突破したわけだし、あとは下回りの検査で終了、やったー後は気楽なもんだと思いました。
しかし……
振動テストでシフトロッドアームのリンケージブッシュが吹っ飛んだんです。
思うに所沢陸運の振動テスト、激しすぎるんじゃないでしょうか!(偏見)
前もロワアーム壊しましたからね!
というかウーノは振動テストが鬼門なのか……。
下回り検査用の場所に階段降りて確かめに行かされました。
ここですよ、ほらガタガタでアームが乗ってるだけですよと。
4時まで再検OKと言われましたが、部品も無いので仕方なく引き上げることに。
というかこれ、国内にも部品が無いんでは???
不安の影が立ち込めてきました。
窓口で聞くと、部分再検は2週間まではOKだとのこと。
ユーザー車検では申告するとこのように懇切丁寧に手順などを教えてくれます。
車検場には様々な車が並びますが、車を持ち込む人々もこの10数年でずいぶん変わった気がします。
一番の変化は女性が増えたということです。
まず、つなぎを来た女性の車屋さん、それとユーザー車検では女性オーナーらしき人も来ています。
あと検査員にも女性が目立ちますね。
若い人や中年の方や、様々です。
マニュアル化が進んだせいか、かつてのような横柄な「これぐらいのことも分からんのか」という男の職場ではなくなり、ユーザー車検だと言えば案内役の検査員さんをつけてくれます。
脇にいて懇切丁寧な指導で検査を受けることができます。
これは前回からだった気がするので、3年前くらいからなのか、よく分かりませんが。
あと事前チェックのためのテスター屋さんですが、以前は5千円くらいだったと思うんですが、今は2千円。
いつのまにこんなに値下げしたんでしょうか。
今回は大丈夫でしたが、サイドスリップの調整なんていったら、けっこうな手間がかかりますし、2千円でよくやってられるなと思います。
価格競争があるんでしょうか。
それとも最近の車はテスターでクリアする割合が断然高くなってるんでしょうか。
あえて言いますが、これはちょっと安すぎるような気もします。
テスター屋さんが就労意欲を欠くようになると、私たちユーザー車検愛用者にとっても困ります。
さて閑話休題、とりあえず引き上げることにして、ジャッキアップしてシフトロッドを針金でくくりつけ(こういうのは一通りトランクに常備していますw)自宅へ戻りました。
しかし、さぁ困りました。
これは破損したリンケージブッシュですが、もう一個は消し飛んでしまっています。
これと同じものを手に入れるか、無ければなんとか車検に通るように手当できるかです。
とりあえずebayに行ってみると、ウーノターボは除くなんてありますが、同じものが2コで500円くらい。
安いのはいいんですが、注文しても手元に来るのに1ヶ月以上先でしょう。
じゃあ、自分で作るしかないかと思い、なんの気無しにヤフオクで検索すると、アルファ145用のが見つかったんです!
よく探すとパンダ用と銘打ったのも同じブッシュのようです。
頭の部分の特徴とサイドの模様が同じです。
1コ1360円と値が張りますが、国内で手に入る喜びのが大きいです。
さっそく2コ注文しました。
すると出品者から連絡があり、適合しなかったら困るので車台番号を教えてくれと。
ウーノターボ前期型のそれ、ZFA1460000なんたらを連絡すると、なんと検索で出て来ないと返信がありました。
え? そんな馬鹿な???
打ち間違いはないと連絡すると、やっぱり存在しないと。
じゃなに、部品商のネットのウーノターボ初期型の部品情報は国内ではサーバーから削除されてしまったと???
そんなことってあるんですかね?
まぁいいや、情報がなくてもその部品に間違いはありませんから売ってください、違っても一切クレームは入れませんからと懇願して、やっと売ってもらえました。
相手方もずいぶん真面目な方のようですね。
次回なにかあった時はこの方から買うことにしよう。
それで2~3日して到着した部品が、これ(左側)
サイズも刻印もバッチリ同じものです(品番46470381)
フィアット部品の使い回しを舐めるんじゃないよと。
タンクキャップからセンサまで全部使い回しですよと(笑)
というかこれが安心のフィアット部品ですね。
フィアットの部品を眺めてると癒やされるというか和むというか、なんでも使い回しできる安心感といいますか(そんなんあるか)
じゃあさっそく取り付けましょうとTwitterでつぶやくとucdさんがそれ硬いよと。
そんな気がしましたと分かったふりをしてやっとこでねじ込もうとしますが、てこでも入りません。
仕方なくこんなものを持ち出しました。
下はあれですが、上はボルトカッターですね。
これを利用してねじ込もうと。
せいやそいや。
半分ねじ込んだところです。
車の下が狭すぎて力を入れると腕や肩がおかしくなりそうです。
結論、道具があればブッシュをねじ込めますが、自宅でやるには高さが稼げず辛すぎるw
リフト借りて余裕を持ってねじ込みたかったです。
そんなわけで作業は無事終了です。
さて後日、再び所沢陸運の車検場に持ち込み再検査です。
前にはチャキチャキのメガーヌと、隣の車列には2CVが。
なんか心強いですね。
ブッシュを新品に入れ替えたシフトレバーはタッチの剛性感(樹脂感?)が高まり、以前のガチャガチャした感触が無くなりました。
再検査は当該箇所だけですからすぐにOKが出て、と行くかと思ったら、前のメガーヌがラインをすんなり通過できず、けっこう待たされてしまいました。
やっぱり新型でもルノーはルノーなのかな、外車はつらいよってことかな。
というわけで、今回車検を通じてリアブレーキが弱いのが改めて分かりました。
エアコンがあまり効かずそろそろ暑いですが、それは車検は関係ないもんね。
それではまた!