かんたくろのブログ一覧

8日の夕刻に親友が亡くなりました。

何も言わずに独りで・・・。

小学一年からの友達で、親父の仕事の関係で小学3年から6年までは違う学校でしたが、中学入学と同時に地元に帰って来ました。

中学で同じクラスになった、とある一日は休み時間の度に空き教室で、取っ組みあいの喧嘩をしました。久しぶりの再会と友情を違う形で確かめていたんだと思います。

互いに近視となり鹿児島市内の眼科に毎週土曜日に通うのが、すごく楽しみで親から貰う病院代を
浮かし小遣いを増やせるかとか悪知恵を出し合ったり、バス代まで浮かし相当な距離を歩き港まで戻ったり。

中学の学則で男子は坊主頭！その頃、家庭用バリカンが流行り、彼も私も家で丸坊主！
そんなある日、ひと際光を放つピカピカ頭の彼が教室に居ました。
とりあえず大笑いしてから、聞くと母親がカバーを忘れてミリ単位の坊主頭になってしまったと。

すごく落ち込む彼を見た、その日の夕方に私も彼と同じミリ単位の坊主になってあげた。

後に、私の結婚式で彼は友人代表スピーチで「丸坊主事件」と題し、私の優しい思いやりの心を
表現してくれました。

高校、大学と違う道を選び社会人となっても、結婚しても家族ぐるみで付き合いしていました。

たくさんの想い出が、生活の中や町の中に溢れているので、今もすごく哀しい毎日です。

まだまだ楽しみはこれからだったのに・・・。

昨夏、義父を亡くし悲しんでいた時
　　　　　　　　　娘たちがキマグレンの　「天国の郵便ポスト」　という歌を教えてくれました。

歌の中にある・・・「いつか会える時までまたね！　その言葉さえ言えずに離れ彼方へ・・・」


何も言わずに旅立った親友に、そして自分の生きた証として手紙や日記を書こうと思いました。
天国の郵便ポストにも・・・届くと思い・・・書き続けたいと思います。

すごく心にしみる、いい歌です。詞は悲しいですが　
　　　　　　　　　　　　　　　「いつまでも泣かずに頑張れ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と言ってくれているようで。

　いつか　また　会えるのを　楽しみにさせてと・・・。