SV400S ケンツプロファイアマフラー良音計画⑦
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
やっぱり排気音に納得できない…。
バッフルだと、出口で口径を絞る分どうしても破裂音が出てしまい、乾いた安っぽい音になってしまう。
バッフル無しの排気音のまま、音量が下がってほしいところ。
過去の経験上、サイレンサーのグラスウールを新しくしても効果はないので、グラスウールを巻きなおすという選択肢は最初から無い。
前から考えていたのだが、インナーサイレンサーをケンツサイレンサーの中に仕込んだらいいんじゃないか?
今年の冬は雪が多くなかなか作業するチャンスがなかったのだが、ようやく重い腰を上げたのであった。
2
まずはサイレンサー前側のリベットをドリルで外していく。
ステンレスリベットなので、ステンレス用ドリルが必要。
3
インナーサイレンサーを買おうかと思ったけど、よくよく考えたら材料はあるので自作することにした。
まずはステンパイプを切断。
今回はとりあえず、17cmにした。
4
1.5cm間隔で穴を開けた。
1列8か所、1本で32か所。
穴がちょっと蛇行しているのはご愛敬。
5
ナンカイバッフルと組み合わせて…。
6
マフラー側に固定用の穴を開けて、リベットで固定。
本当はボルトで固定したかった。ボルトの頭が邪魔をして、ケンツマフラーのパンチングパイプが挿入できなくなる。
加工するのも面倒だったし、リベットだとギリギリ挿入できるので、まあいいかなと…。
圧縮された排気ガスがステンパイプに開けた穴から出てくることで徐々に膨張、音量が低下するはず…。
破裂音はケンツサイレンサーで吸収、されるはず…。
拳銃のサイレンサーに近いのではないだろうか。
7
ちょっとゆるくて、自作インナーサイレンサーが排気に煽られて暴れそう。
異音の原因になりそうだったので一度外し、挿入口を万力で挟んで幅を若干狭くした。
そのままでは入らなくなるので、ハンマーで圧入する。
因みにここの口径は約57.5mm。
排気出口の口径と同じで、バッフルがそのまま使えるのだ。
8
あとはリベットで留めなおせば完成。
エンジンをかけて成果を確認したい。
でもバイクは庭に置いていて、昨夜降った雪が溶けて地面がぐちゃぐちゃになっている。
ちょっとバイクを出すことが出来ない。
停めてる場所でエンジンを掛けると近所迷惑なので…。
音がどうなったかは後日追記ということで…。
おそらくかなりマイルドな排気音になっているのではないかな、と予想。
※2/19追記
エンジンかけてみた。
何も無しの音量を10、ケンツ標準バッフルを5とすると、今回は7といったところ。
ちなみに良音計画③の作業は8といったところ。
音質は満足。乾いた破裂音も無く、Vツインらしく鼓動感のある、なかなかグッとくるサウンドだ。
音量はもう少し下げたいが、このままでも良いと感じる人もいるんじゃないかな。
自分はもう少し抑えたいので、そのうちステンパイプの穴を増やしてみるのだ。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク