順次まとめてUpしていきます
今回かなり長文です(写真枚数も多いので)
9/12~17
第1日目21時~25時( 229 km):
徳島~神戸淡路鳴門~山陽~中国~名神
第2日目( 724 km):
名神~北陸~日本海東北~朝日~鼠ヶ関~温海温泉~鶴岡~鳥海
第3日目( 404 km):
十六羅漢岩~鳥海山~あきた港~男鹿半島~八郎潟~田沢湖~乳頭温泉
第4日目( 291 km):
小岩井農場~わんこそば~とどヶ崎~山田町~三陸
第5日目( 456 km):
陸前高田~気仙沼~女川~石巻~東松島~郡山~矢板
第6日目~25時( 882 km):
首都高~新東名~三保松原~日本平~刈谷~(暴風雨)~徳島
計: 2,986 km
全行程約 3,000 kmの旅でした
本ブログは第4日目とどヶ崎までのまとめです
まず初日
休日 1,000 円高速が廃止されたいま,深夜割引をフル活用する必要があり,
四国出発だと,複数の料金形態となる高速道路を通ることになり,
本四高速・関西近郊高速・通常高速と全てに 50 %割引を適用するには,
当日出発より,前日に出発するのが身体的に楽だろうと考え,
仕事終わりに関西方面まで走ることになりました
2日目,朝一で滋賀県を出発するも,新潟県の無料高規格道路終端部「朝日まほろば」
インターを降りる頃には既に夕方,日没が迫っていました
さすが新潟県・・・長すぎです
日没までに何かできることは・・・と寄り道したのが通りかかった鼠ヶ関の灯台でした(右上)
道の駅「あつみ しゃりん」にも日没寸前に着いたのですが,
館内に入っている間に完全に沈んでしまいました(想像以上に暮れるのが早かった・・・)
温海温泉で汗を流し,鶴岡市ではボリュームで有名?なみどり食堂でからあげ定食(左下)
クルマでの移動だけで正直そこまで空腹はなかったのでキツかったです
翌日,今回の「ちょっとそこまで」3大目的地の1つ,鳥海山を目指していたところ,
海辺に十六羅漢岩の看板を見つけ,寄ってみました(右下)
震災後に取り付けたのか,遊歩道上には,「津波時緊急避難ルート」なる看板がありました
早朝で澄んだ空気の中,鳥海ブルーラインを爽快ドライブ
時間帯的にもクルマがいないため,貸しきり状態で楽しめました
ここは友人のお勧め地で,山頂まで登山したんだろうなぁと思いつつも,
この日は(も?)その後の予定がギッシリと詰まっているため,
アクセラと一緒にパチリ(左上)
山頂で秋田県に入り,次の目的地の男鹿半島まで北上します
ちょうど休憩しようかというところで,あきた港があり,何やらタワーもあるので寄り道
ここは道の駅で,無料でポートタワーに昇れるということで,展望台からパチリ(右上)
満足した私はきりたんぽほか土産ものをいっぱい買ってあきた港を後にしました
男鹿半島に入り,ゴジラ岩という看板に惹かれて塩瀬崎へ
ゴツゴツとした岩盤の上を,パンクしないかとヒヤヒヤしながら進入
なかなかワイルドな場所に佇むアクセラ(左下)
快晴と海沿いで爽快な道路を景色を楽しみながら男鹿半島を北上,入道崎へ(右下)
灯台では,旧品の電球や投光器,レンズやモータがあり,
実際に旧品を動かしてくれるので,レンズが回転する構造が良く分かります
駐車場では,なまはげ人形の叫びがやかましいです
青森県の尻屋崎を連想する芝の生い茂った入道崎は,
芝の緑と海の蒼,空の水色で癒されます(左上)
お次は爆裂火口湖を見下ろせる八望台へ(右上)
写真手前の湖はマールと呼ばれる火山湖で,
マールとは,マグマで熱せられた水が水蒸気爆発を起こした円形の火口で,
そこに水が溜まって湖になっています
お次は寒風山へ
四国にも寒風山はあり,ちょっと親近感の沸く場所です
ここは周辺一帯が芝生で覆われており,走り回ったり寝転んだりしたくなる光景です(左下)
展望台では平野が見渡せ,見応えがありました
男鹿半島全般,当初はそんなに期待していた地ではなかったのですが,
予想外に満足感の高いドライブになりました
山を降りた後は,八郎潟干拓地へ
ここは北海道か,と見紛うほどの直線道路(右下)
干拓地なので,当然といえば当然かもしれませんが,ここまでまっすぐだと不安にもなります
(距離的には 5 km程度直線が続く)
大潟村も中央付近に着くと,ちょっとした丘のようなものが見えます
「日本一低い山」大潟富士の登場です(左上)
富士の名のとおり,富士山の1/1000スケールで,高さは 3.776 mらしいです
頂上の標高は 0 mです
はい,ここは干拓地なので,道路の標高はマイナスなのです
勿論人工の山なので,一般的には認められていないものと思いますが,
良いシンボルにはなっていると思います
ちなみに,自然の山で日本一低いのは徳島にありまして,弁天山(標高 6.1 m)といいます
時は 15 時を過ぎ,ここから 100 km以上離れた乳頭温泉までいかなければなりません
チェックインの最終時間が 18 時であり,深度日本一の田沢湖にも行きたいしで,
時間がなくなってきました
田沢湖を目指す途中,新しい道が出来ていて,ナビを頼らず看板通り走っていると,
思ったところ(たつこ像付近)と違う地点(田沢湖駅側:大回りルート)に向かっていることに
気付くがとき既に遅し,悩みながらもハイペースで回ることを条件に,田沢湖を一周しました
日本一の深度を持つ湖の割には,観光地感がなかったのが印象的でした
日も沈み,神秘的な田沢湖を足早ながら堪能しました(右上,左下,右下,次写真の右上)
右下写真のあお色,田沢湖はやはり良い感じです
乳頭温泉に着いた頃には真っ暗で,今回の「ちょっとそこまで」3大目的地の2つ目,
乳白色の温泉は確認できませんでしたが,
お湯に浸かると,体が見えなくなるほどの濁り成分があることは確認できました
翌朝,確かに白い温泉を確認してゆったりと暖まりました(右上)
(まぁ,想像していたほどの乳白色ではなかったですが・・・)
4日目,この日は目的地の数自体は少ないのですが,
到達に時間のかかる目的地を控えていたので,3日目と4日日は綿密に日程を組んでいました
開店と同時にわんこそばを食べるため,予約していたのですが,
開店までの空き時間を利用して小岩井農場へ行ってきました(左下)
そういえば今回ソフトクリームを食べていなかったなぁと
ミルクたっぷりのソフトクリームは美味でした
右下写真は,小岩井農場への途中にあった光景です
駐車場でちょっとしたトラブルが発生し,開店から若干遅れて,わんこそばを頂きました
朝食を食べて,ソフトクリームを食べて,11 時からわんこそばと,空腹には程遠く,
60 杯までは何とか頑張って食べてリタイアしました(左上)
お次はこれまた 100 km以上離れた地へ移動
今回の「ちょっとそこまで」3大目的地の3つ目,いや1番の原動力であった
本州最東端の
とどヶ崎(とどは魚へんに毛)
ただ単に遠いというだけでなく,
クルマを置いて 4 kmほどひたすら歩かないと着けないという辺境の地です
遊歩道に照明などなく,日中( 15 時頃でも既に若干暗い)に行って戻ってくる必要があります
単純計算で,行き1時間,現地で休憩・観光 30 分,帰り1時間と 2.5 時間は必要
日没は 17 時台なので,15 時には駐車場についていないと厳しいという想定です
幸運ながら特にトラブルもなく,予定通り 15 時ちょうど駐車場につきました
この駐車場,姉吉キャンプ場というところに停めていくのですが,
キャンプ場の形跡はありません(津波で流された)(右上,左下,右下)
私にはどこに何があったのかは全くわからないほど何もない状態でした
遊歩道は,左上写真のようなある程度整備された道が延々と続きます
スタート地点からの登りさえ乗り越えてしまえばあとは微下り
木々が生い茂っているので,陽の光はあまり入ってきません
ひたすら歩き続けること約 50 分,ついに本州最東端の碑を目にしました(右上)
先端は断崖になっており,太平洋の荒波に削られた様子が分かります(左下)
灯台敷地内にある東屋にはポストがかかっており,思い出ノートが置かれています
ちょうど震災直前の記述があるノート(写真右下)が残っていることから,
ここは直撃を免れたのでしょう
本州最東端を十分に堪能した後,駐車場へ戻ります
クルマを発進させる時,疲労で足がプルプル震えていたのが分かりました・・・
ドライブ中,本州最東端に到達した達成感,満足感でいっぱいでした
この後,テンションがどん底へ落ち,打ち拉がれることも知らずに・・・