気分が乗っているうちに連続投稿します。
また、1年投稿しないかもしれないので...
DimeMod(カスタムロム)の醍醐味としてはアンチラグ系の機能と、
SD(Speed Density)だと思います。
ちなみにDジェトロとSDは一緒で圧力センサーを使った空気量の算出となります。(たぶん)
本格的な使用開始までの経緯ですが、当初DimeModのSD機能を使った際に謎の引っかかりを感じたため、今年の3月まで使っていませんでした。
年明けにAVCSのマップでX軸のおかしな点に気づき、作者へ修正をお願いし修正版が届き、その後、試行錯誤で使っていましたが、3月にECU故障によるスターター起動不能に陥り5月までディーラーにて入院しておりました。
結果としてGVBの中古ECUに交換して、再度DimeModの再リンクが必要となり、作者へお願いし改めてSD仕様にて使っていたところ、なんと!ブースト1.0掛かっているのにA/Fが13程度となっていました...。
いや、薄すぎでしょ...っとなり利用を中止し、エアフロ仕様に戻しておりましたが、やっぱり諦めきれず何が悪いのかDimeModのSD部分を調査しました。
するとGD系で使われているCarBerryのVE(Volumetric Efficiency)と比較すると、DimeModが薄いことが判りました。
(上がDimeModのVE標準マップ,下がCarBerryのVE標準マップ)

おなじEJ20でそこまで変わる訳がないと思い、CarBerryのマップを参考にDimeModへ移植しようと試みました。
しかーーーーーーーーーし、DimeModのX軸に疑問があり最大値が絶対値3.2Bar(ゲージ圧力2.2bar)とありえんやろというような設定でした。(写真の最大値参照)
CarBerry(PSI)からDimeMod(bar)への変換は簡単なのですが、元々エンジンロード(g/rev)で作られている燃料マップ等を圧力へ変換するのが難しく、当方はエアフロ仕様の時にログを2週間ほど取りまくり、圧力とエンジンロードの相関性を関数にて算出し、それを基にエンジンロードからbarへ変換を行いました。
するとどうでしょう!ブースト1.0以上でもちゃんとA/Fは濃くなっており問題ないではありませんか!(VEは完コピではなく調整しています)
現在はCarBerryでも設定されている、アイドリング1000回転にて運用しております。
っということで最初はDimeModのSDはポンコツと思っていましたが、VEとX軸の調整を行えばSDは充分に使えることが判りました。(VEマップはそのまま使えないと思われる)
あっ、エアフロ自体は使っていませんが、吸気温度センサーは活かして使っているためエアフロは装着したままです。
Posted at 2024/10/27 20:50:28 | |
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