2023年10月29日
パーツレビューにも書いているのですが、ECUはopenportによりデータの書き換えをしています。
現在のECU ROM仕様を個人的なメモも含めて簡単に記載します。
まずは、ROMなのですがGDBでアンチラグのROMを扱っていたため、同様にGRBのアンチラグROMを探していたところ、有料ですがロシアのECUチューナー(dimemod)に加工してもらいました。
加工料は$150でROMを扱うアプリが$200の合計$350(約5万円...なにやってんだか)掛かってしまいました。
しかも、このロムは車に紐付けされ他の車に書き込んでも動かないとしっかりちゃっかりした仕様です。
詳細を知りたい方はdimemodで検索するとヒットすると思います。
さて、現在は上記のdimemodで加工した初期状態をベースとして、以下の仕様となります。
ROMの調整などについては、改めて項目を絞って備忘録もかねて投稿していきたいと思います。
ちなみにアンチラグのみ有効としており、S#で常時有効となっています。
ベースとの違い
〇dimemod部分
・エンジン容量の変更
・ALS有効トリガーの変更
・ALSノックコントロール有効
・ALS有効ペダルアングル変更
・LC動作モード変更(LC=ローンチコントロール)
・LC動作回転上限変更
・ALS時AL常時有効(AL=アンチラグ)
・AL動作モード変更
・AL動作回転下限変更
〇基本部分
・A/F学習レンジ変更
・CLエンジン回転数変更
・OL燃料マップ変更(セーフ含む)
・点火時期変更(低回転時)(ベースマップ以外も併せて変更)
・アイドリングスピード変更(A,B,C)
・MAFセンサースケーリング変更
・ラジエータファン動作温度変更
・AVCS EXの一部のみ修正
・DBW リクエストトルクベース変更
・DBW 各モードリクエストトルク変更(アクセルリニア化)
(アクセルリニア化:アクセルの開度=スロットの開度)
・その他エラーコードキャンセル
・dimemod webパッチ適用(パッチ情報は下部参照)
1 -- CAN A8 Handler patch
2 -- Post-start sec.air enrichment disable patch(GRB/SH/Exiga)
3 -- AF #3 CL compensation disable patch(GRB/SH/Exiga)
5 -- AF Correction #3 disable patch
6 -- Catalyst Warmup ignition retard disable patch(GRB/SH/Exiga)
4と7はパッチ適用していない
~dimemod webパッチ情報~
2022/10月頃は以下のパッチが可能であった。が、
1 -- CAN A8 Handler patch
2 -- Post-start sec.air enrichment disable patch(GRB/SH/Exiga)
3 -- AF #3 CL compensation disable patch(GRB/SH/Exiga)
4 -- Rear O2 signal internal routing disable patch
5 -- AF Correction #3 disable patch
6 -- Catalyst Warmup ignition retard disable patch(GRB/SH/Exiga)
7 -- Front O2 sensor pre-heating delay disable patch(GRB/SH/Exiga)
1 -- ログの高速化
3 and 5 -- リアO2センサー無効化の場合に必要
2023/10/29現在
1,3,4,5,6はパッチ可能だが2,7はパッチ項目がなくなっている。
Posted at 2023/10/29 11:56:40 | |
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