突然ですが必要性はないと思われるスロットルコントロールをもう少し詳しく解説しまーす。
なお、当方ROMのスロコンを公開しながら解説します。
まずはマップの解説。
以下3つの(A)マップはアクセルを踏んだときに、踏み込み量がリクエストトルクという数値に変換されます。
X軸は踏み込み量(%)でY軸はエンジン回転数
インテリジェント(A)
スポーツ(A)
スポーツ#(A)

(A)SP#はアンチラグの調整で2800RPM以上アクセル6%以下の数値を変更していますので、通常は2400RPM以下の数値と同じでいいと思います。
ベースとなるリクエストトルク(B)
目標スロットル開度(C)
例で解説した方が判りやすいと思うので、
インテリジェントでアクセルを50%踏むと(A)マップから126になります。
(B)マップは全て420なので420。
(A)/(B)=0.3
(C)マップのX軸に上記の0.3を当てはめると30となります。
そうです、アクセル50%踏むとスロットルは30%になります。
そんな感じで、
インテリジェントはアクセル50%までを広く設定し街乗り仕様、
スポーツは完全リニア化、
スポーツ#はアクセル80%でスロットル100%、
こんな感じで設定しています。
ちなみに(C)マップは同じようなマップが3つあるのですが、純正同様に全部同じ数値に設定しています。
あっ、低アクセルで数値を大きくしているのは、当方の車両では乗りやすいからですね。
おまけの解説コーナー!
目標ブースト
参考にこの(D)マップが目標ブーストで、(B)マップを420にしている理由はこの(D)マップのX軸最大値を入力しています。
車種により違いがありますので(B)マップは(D)マップの最大値を入力しマップを作成した方がいいと思います。
なお、社外ブーコンを装着している場合は関係ありませんが、当方は判りやすく(D)マップに合わせています。
ちなみに、CL/OL変移のマップも修正した方がいいと思いますが、当方は修正せずに数年乗っていて違和感はなかったので不要かもしれません。
一応以下のマップが該当しそうなマップです。
・CL Delay Maximum (Throttle)[60.4]
・CL to OL Transition with Delay (Throttle)[33.1]
[]は当方設定数値ですがCL to OL Delay をゼロにしているのでCL to OL Transitionに関する設定は意味あるのか不明です。
Posted at 2025/11/10 13:31:47 | |
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