本日、夜中2時にみんカラで友となった「なおはん」からの相談でTGVキャンセル出来ますー?っとLINEがありました...。
もちろん寝ているため朝までスルー(ごめんよーなおはん)
結論としてはECUデータのみの修正では出来ない(当方の力量では)
なので、DTCエラーを無効にすることは出来るよーっと伝えていたところ、なおはんはECUコネクタの抜き差しで直ったそうです。
しかーし、おいらも数日前から他の方のTGVの故障が気になっていて、簡単に?!キャンセル出来ないかと考察...。
その考察の結果では...
1.TGVが開いているときにバルブコネクターを抜いて開いている状態をキープ
2.DTCエラーを無効化する
3.TGV前提のクランキング時インジェクター噴射量を修正
以上の方法だったらそこまで手間が掛からないのではと、今朝の出来事から6時間後にウズウズし始めて作業開始!(作業は養生含めて1時間程)
1.のTGV開状態をキープなのですが、ネットで構造をしらべ、作動はウォームギアを使っていることが判りました。
なので、モーター直接だとコネクター外してもいずれ動いて戻る可能性もあるのですが、ウォームギアだとそこまで動かないだろうと判断しました。
写真1枚目:エンジン始動前のセンサー電圧3.4V前後で閉じている状態
写真2枚目:エンジン始動後のセンサー電圧0.4V前後で開いている状態
写真3枚目:サービスマニュアルの数値ですが左右反転するとの記載(ハテ?)
イグニッションオンで0.4Vになったため、その時にコネクターを抜き固定化。
引っこ抜く前のアイドリングでも0.4V(全開)を確認(たぶん暖気後)
2.次にDTCのエラーコードを無効化するためロムの書き換え
写真のTGV関連12個のコードを無効化しましたが、センサーのコネクターは抜いていないため、ロガー上でもセンサー電圧の確認はできます。
3.クランキングの調整
これは情報がなく個人的な見解&判断なのですがクランキング関連のマップがAからFの6個あり、A,B,CとD,E,Fがグループと判断しました。
その中でTGV用で薄めのマップがCとFだったのでBのマップをCに、EのマップをFにコピーしました。(写真はCとF書き換え後)
A,Dはかなり濃いマップなので無視しました。
一番右に書き換え前のマップがありますが、似ているのがB,Eというのもあります。
ここまでの作業で一番手間なのが外したコネクターの養生です。
抜いたコネクターは電気が来るのでビニテぐるぐる巻き(ん?何かこの頃似たような事が...)にしましたが、左側はバックル側にあるためエンジン側のバルブコネクターは殆ど養生できていません。
まぁ、壊れてもいいかなと...(バルブが戻った時は大変)
その後、試走にも行きましたがセンサーは活きているため、電圧のログを取りながら、いろんな負荷を掛けても閉じる気配はありませんでした。
今後もロガーで閉まってないか状況を確認しようと思います。
これで不具合がでたらバルブのバタフライを撤去かストレート化する予定です。
また、サービスマニュアル上のセンサー電圧が合わないのですが、吹け上がりなど問題ないため、0.4Vで開いている状態と思われます。
今回使用したのはECUEDITですがromraiderでも同じ修正は可能です。
今回のTGVキャンセルは、かなり個人的見解がてんこ盛りとなっていますのでご注意を~。
追記:翌日、用事のためコールドスタート(気温20℃)も問題なし。
また、帰宅後にロガーで確認するもポジションに変化なし。
Posted at 2025/05/17 22:32:09 | |
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