![佐野厄よけ大師 佐野厄よけ大師](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/016/812/621/16812621/p1m.jpg?ct=9301f2286ccd)
この記事は、
◎プチグルメ散歩 栃木県佐野について書いています。
上司の野口さんは
同僚との人間関係が大トラブルに。
上層部を巻き込んでの対立の末に、帯状疱疹発動。
高熱で動けなくなり、一ヶ月の入院。
その時の、疱疹の跡がいまだに額一面に。
同じ事務所の峰岸さんは、交通事故。体は大丈夫だったが
車は廃車。事故の相手からは、保険で下りる以外の金を
直接請求された。もちろん断ったそうだが。
その二ヶ月後、原因不明の高熱。
全身に発疹。現在も、腎機能障害で加療中。
誰もが恐れる後厄
その後厄が
今年、
おれの元に。。。(汗
周りの人間の不吉な体験談に恐れおののいた俺は
なにはともあれ、厄除けにと車を飛ばす。
神様、神様、神様、大好きでーす
神様、神様、神様、今日もサイコー
と聞いたこともない歌詞にいい加減な節を付けて車の中で歌った。
本厄は何もなかったと安心していた矢先の↑の不幸経験だそうだ。
そういえば、自分も昨年は、たいして酷いことなかったから危ないかも。
一月の中旬、乾燥して冷えたきった関東平野
辿りついた先は佐野厄除け大師w
小学生の頃、テレビCMで「ボ~ン 関東三大大師 佐野厄よけ大師」
というのがよく流れていた。気味の悪いCMだったが、きっと山裾の切り立った
崖のようなところに、この大師様が鎮座しておられて
壮麗な仏教建築や、杉の大木、本堂に繋がる石畳の参道などがあるのだろうと
勝手に想像していたが、行ってみればそこは、真っ平らな平地。
国道を右に曲がって住宅地を少し行ったら
ちょっと大きなお寺が見えてきて・・・・みたいな・・・
山門や石段、山の中腹にある鐘撞堂などは、どこにも見あたらないし
だいいち、そんな立体的なロケーションではない。
関東の内陸部は寒い。
前橋・高崎や熊谷、藤岡あたりは、空っ風が強くて
真冬の光線と、吹きつける寒風に注意を持って行かれる分
寒さを忘れる傾向があるが
宇都宮とか佐野とか北関東栃木エリアは
強い風よりも、じんわり伝わる底冷えを実感する風土のように思う。
これが、横浜なんかだととても温暖だ。
海の影響が大きいのであろう。
どんな理屈なのかいまいち良く判らないが
海流の関係ということか。
厄よけ方位よけの看板を見ると
なんだか、誰も彼もが厄年であるかのように見えたきた。
江戸時代、神社仏閣が参拝客を集めるために
競って、見せ物小屋・動物小屋を出したり、各地の珍品・秘仏・秘宝を展示したり
加持祈祷の魔除け商売を興隆させたりした事を想い出して
なんだかんだ言っても、これも一緒なのかとテンションがだんだん落ちてきた。
写真のような老若男女の命乞い風景に圧倒されるし
だいいち、寒い。こんなところに10分もいたら
草津温泉の湯畑の熱湯に8時間くらい浸かっていないと
体の芯まで冷えが残りそうだ。
後厄に恐れおののき、慌てて現地に参上して、気分で難癖を付けるのも
あまり褒められた態度ではないが
足に絡みつく寒さが、お賽銭にて厄落とし終了を決断させた。
インターネットで厄落としをやれば
商売になるはず。しかし、まだ佐野厄よけ大師のHPにそんなコーナーはない。
佐野ラーメンはうまい。
そして、喜多方ラーメンとの共通点らしきものを発見。
膨らみの少ない、つまり容積小さめのラーメンどんぶりに
いっぱいいっぱいのスープを入れて出てくる。
つまり、小さい器に、タップリ入ってくるわけで
決して嵩上げではないんですが。美味しいです。
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Posted at
2010/02/06 16:52:25