911x911: Buch 50 Jahre 911 (1)
投稿日 : 2014年03月01日
1
クロス貼りに箔押しのハードカバー。
巧い具合に高級感を醸し出しています。
見返しには伝統のドッグトゥース (千鳥格子) があしらわれて、とってもお洒落 (笑
2
911が誕生するまでの紆余曲折、いずれもお蔵入り物件です (^ ^;
まずはエルヴィン・コメンダの手によるType644。
356をロングホイールベース化して居住空間をかせごうとした模様。
丸目四灯ですネ (@_@;
3
こちらはアルブレヒト・フォン・ゲルツ提案のType695。
“フェンダーの峰” に911への萌芽を感じさせなくもないですが、リアのデザインなんかはシトロエンDSっぽい ?
「ゲルツ君。よくできてはいるが、これはポルシェではない。」とフェリー御大の一言で却下、とあります (^ ^;
4
この後タイプ754を経て、後継車は結局三代目アレクサンダー (ブッツィー)・ポルシェがデザインしたType901に決定...正解でしたね (笑
こちらは'64年のジュネーブショーの模様。
この時代のカラー写真は貴重です♪
奥の青い車体が901のプロトタイプ六号機、通称 “クイックブルー”。
5
'70年に行われた “スタイル・ポルシェ” からのデザイン提案...
やっと判明しました、Style PORSCHE (^ ^;
社内デザイン部門の名称だったんですね。
後の'73RSに先駆けてのカラード・フックスも興味深いですが、奥の車両、バンパー下にカナードが装着されてますね (p_-)
'72年のエアダムより前に、こういう試行錯誤もあったんだ !
6
hommaのフェイバリットな'70ツール・ド・フランス仕様 (左)。
ジェラール・ラルースが駆った、911史上最軽量789kgのマシンです。
S “2.4”...とありますね。
調べてみると'70ツール・ド・フランスでは、ボア85mmのハイコンプ・ピストンに、917ですでに実用化されていたスロー70.4mmのクランクシャフトを組み合わせて出場。
'72年からの市販に先駆け、ロングストローク化の実験を行っていたんですね (@.@
7
工場出荷時のS2.5 (右)、通称S/Tと呼ばれるプライベーター向けのレーシング・ナロー。
今この真っさらな状態で市場に登場したら...軽く大台超えでしょうナ (汗笑
hommaは、同じS/Tでもエアダムの無い前年の2.3リッターモデル (左) のほうが好み (^ ^
8
'72シーズンまで顧客に販売されたレーシングセット一式。
9インチ用S/Tフェンダー、7J/9Jフックス、100リッタータンク、大容量メカポン、研磨済コンロッド、レース用排気系、追加オイルクーラー、5点式ロールケージ、レカロシート、スポーツステアリング、アンダーガードetc.
ほ、欲しい !! (笑
どこかにこのままデッドストックして...ないわな (爆
関連リンク
[PR]Yahoo!オークション
[PR]Yahoo!ショッピング