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KZ(清水和夫)のブログ一覧

2010年05月08日 イイね!

安全カーナビ

先日タクシーに乗ったところ、後輪の空気圧が足りないようでふらついた。これじゃ不安が先に立ち、後席でリラックスできない。運転手さんにお願いして、GSでコンマ2ほど空気を足したらタクシーの挙動がぐっと落ち着いた——。

自戒の念を込めて言えば、環境への注目度の高さに比べると自動車の安全に対する関心が薄くなっているように思えてならない。
交通事故の死亡者数が最悪だったのは1970年で、その数は1万6765人。それが2009年には4914人まで減っている。シートベルト着用の義務化、衝突安全ボディやエアバッグ等の技術の進歩がその理由だ。
一方で、事故件数や事故被害による障害者の数は減っていない。つまり、これからは事故そのものを減らす「予防安全」を考える必要がある。

事故を未然に防ぐための第一歩が、例えば空気圧のチェックなど誰でも簡単にできることだ。そしてこれからは、ESCや被害軽減ブレーキ(自動ブレーキという呼び名は誤解を招きやすい)などがより一層の進歩を遂げるはず。さらには、カーナビとそういった電子デバイスとのコラボ、カーナビとITSの連動といった技術が待たれる。

どんなに用心深い人でも、ミスをする可能性はある。また、先行車が突然スピンしたり自転車が飛び出してきたり、予期せぬ事態はいくらでも想定できる。予防安全の技術というのは、心配性なぐらいがいいのかもしれない。

だから自動車の予防安全技術の一部となる「安全カーナビ」「予防安全ナビ」というコンセプトのカーナビがあってもいいはずだ。以前、「エコはお金にならない」と言われたのが、今はウソのよう。安全だって、売れると思うのだが……。
Posted at 2010/05/08 22:20:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2010年05月06日 イイね!

カーナビメーカーからの発信があってもいい

北京モーターショーで思ったことの続きを忘れないうちに書いておこう。
離れた場所から日本を見て心配になるのは、「技術のタコツボ化」という問題だ。個々の技術がばらばらに進んでしまっている。まとめ役がいて隣の部署と連携すれば、今までにない素晴らしい成果が得られるかもしれないのに。

海外に行くと、あちこちに日本の部品サプライヤーの技術が用いられていることに改めて気付く。EVやハイブリッド車のバッテリー、燃費のいい新時代ターボエンジンのタービン……。部品サプライヤーはがんばっているのに、肝心の自動車メーカーの存在感は薄い。

その理由は、大きな全体像を描けていないからではないだろうか。「こういう自動車、クルマ社会を築きたい」という大きな絵が政府にも自動車メーカーにもないから、それぞれの技術がばらばらに進んでしまう。

カーナビが同じ運命を辿らないこと願う。つまり、カーナビメーカーがどんなに頑張ってイノベーションしても、それが社会の中で持つ意味がわからなかったらつまらない。ITSの話なんかは政治の分野になってしまうが、「カーナビでこういうクルマ社会を実現する」といったことを、カーナビのメーカーが発信してもいいのではないか。
Posted at 2010/05/06 23:56:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2010年05月05日 イイね!

GW、すいすい走れる道もあった

ゴールデンウィークはいかがでしたか?
高速道路も、時間帯によってはガラ空きの路線もあったようだ。
つまり情報をしっかり集めて作戦をうまく練れば、ドライブを楽しめたということ。
せっかくクルマが好きになったのだから、渋滞に負けずにドライブの楽しさと移動の自由を享受したいですね。

そんな中、カーナビを購入した方がいる。268さん、購入おめでとうございます。あくまでドライバー主導とのこと。そう、カーナビに使われるのではなく、カーナビを使いこなさなければいけない。

必要な情報を入手して、渋滞を避け、走って楽しいルートを選択する。268さんのカーライフが豊かなものになりますように。
Posted at 2010/05/05 23:45:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2010年05月01日 イイね!

“ガラカー”と呼ばれないために

みしす@みんカラさん、コメントありがとう。
日本のカーナビは、みしすさんがおっしゃるような立ち位置にあるのかもしれない。

ここで連想するのがガラパゴス携帯電話、略して“ガラケー”と呼ばれる日本の携帯電話だ。高性能カメラが付き、たくさんの絵文字が使え、テレビも見ることができるなど独自の発達を遂げたが、世界的な競争力は失った。

みなさんは、日本のカーナビはどうあるべきだと思われますか?
世界を視野に開発するという考え方もあるし、日本独自の高機能化路線を進めた結果が世界基準になるという考え方もある。

“ガラカー”と呼ばれないようにするためにはどうすればいいか。GW中にちょっと考えてみたい。
Posted at 2010/05/01 14:21:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2010年04月28日 イイね!

北京で思ったカーナビの未来

北京モーターショーの詳しい話はいずれ、green carviewに書くことになるだろう。ここでは、北京で感じたことを少し。

中国の自動車メーカーがEV開発に力を入れていることは、多くの人に知られている。けれども、なぜEVに注力するのかは、意外と知られていない。

彼らは、CO2を削減するためにEVに力を入れているのだろうか。もちろんそれも多少はあるだろう。けれど、最大の理由は「これからエンジン開発の勉強を始めても、自動車先進国には追いつけない」と判断したからだ。

じゃあカーナビはどうか。日本のカーナビは、「今からじゃ追いつけない」「だったら別の方法で勝負しよう」と思わせるものか。これは日本のモノ作りの未来にもつながる、ちょっと考えてみたいテーマだ。
Posted at 2010/04/28 23:56:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

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