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まぼたんの愛車 [ダイハツ テリオスキッド]

整備手帳

作業日:2009年8月13日

テリオスキッドにブースト計を取り付ける

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せっかくのターボ車でもありますし、購入当初、加給圧制御のコネクタが抜けていたこともあり、正常にターボが効いているか疑問でしたので、ブースト計を取り付けることにしました。
サージタンクに繋がっているホースを外します。
ここに三又をかまし、サージタンクとセンサーへ分岐するようにします。
ダイハツの車は、ブースト計が取り付けやすいようで、テリオスキッドも作業がやりやすい個所にサージタンクがあります。
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三又をつなぎました。
AutoGauge製の透明ホースは、三又に差込みにくいです。簡単に抜けないようにきついのだと思いますが、しかし差し込むのが大変。何かコツがあれば教えて欲しいです。私はただひたすらぐりぐりとホースを差し込みました。その甲斐あってか、簡単には抜けそうにありません。しかし念のため接続個所をインシュロックできつく縛りました。
AutoGauge製のこの三又は、テリオスキッドには丁度のサイズだったため、何の加工もなしに元のホースを差し込むことができました。何かを切断したりという後戻りできなくなる作業無しでつなぐことができました。
三又分岐したホースの先にはフィルターをつなぎ、その先にセンサーを接続します。そのセンサーはどこかに固定するのですが、エンジンルーム奥にアースをとっているボルトはありましたので、そこに共締めすることにしました。水もかからず、風通しのよい個所に設置しましょうと、取り説にも書いてあります。
センサーとホースを取り付けたら、あとエンジンルーム内の作業は、電源をバッテリーから取るための接続と、ボディアースの接続です。
電源関係の作業時は、必ずバッテリーのマイナス側を外してから作業します。鉄の掟です。車内の何かの機器がバッテリーにつないで電源を取っている場合、作業中に外してしまって、機器の設定が失われてしまうことがあるので、バッテリー関連の作業時は、注意が必要です。ディーラー任せにしていると、ここが泣きどころになるかも。ディーラーに作業してもらうとき、接続状態や、配線状況を聞いてできるだけ自分で把握しておくのが得策です。
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平行して、車内の作業も進めて行きました。まずはパネルを外さないとなにもできません。テリオスキッドのパネルはネジ2本でとまっているだけで、あとは4箇所フックでひっかかているだけです。フックはマイナスドライバなどでこじるようにして傷つけずに外します。
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次にデッキを外します。デッキは各々マウントの状態が異なりますが、だいたいはネジ留めしてあるだけだと思いますので、すぐに外せるはずです。背面の配線状況がわかりませんので、ゆっくり引き抜きます。
これで接続に必要なイルミ線やACC線の配線作業ができます。
あと、エンジンルームから引いてくる配線を車内にどこから入れるかという大きな問題があります。私はエンジンルーム向かって右奥のグロメットから入れました。AutoGauge製のメーターはどれも配線関連は自前で延長する必要があります(車によって配線処理でのケーブル長が異なるため、ケーブル加工作業は必要です)。バッテリーにつなぐための端子と、ボディアースにつなぐための端子も前もって揃えておく必要があります。ケーブルは念のため2~3mを4種(+、-、イルミ、ACC)色違いを用意しておくといいです。
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助手席下側からエンジンルームを見た写真です。ここの作業を行う前に、助手席のグローブボックスを外しておきます。グローブボックスはよく見ると簡単に外れることが分かります。
それより、エンジンルームのグロメットからケーブルを入れていくとき、『配線通し』なるものを使用した方が作業しやすいことと思います。私は近くにあるもので適当に利用して通しました。無事に車内に引きこめたときはひと山越えた感があります。
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ブースト計を運転席ダッシュボード右側あたりに取り付けることにしたので、センサー系配線と電源系配線をダッシュボード右奥から下へ落とし、オーディオ関連の配線場所まで引きました。
バッテリーやセンサー系の配線を、運転席近くにグロメットがあれば、もっと配線が短くて済むのに、助手席下まで引っ張って運転席に引いたかたちなので、配線が長い。バッテリーからの電源線なんかは3mくらいでしょうか。最適な配線処理ではないですが、今回は「とにかくつなぐ」ことにして作業を進めました。
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ブースト計にもよると思いますが、AutoGauge製はイルミ線とACC線とも配線をつなぎます。
つまりオーディオデッキにつながっているイルミ線とACC線をブースト計用に分岐させないといけないのですが、これをどうするか。社外品オーディオを使用している場合、既に接続がギボシ端子などになっていることと思うので、分岐用端子を接続しやすい状況にあるかもしれません。私の場合、純正オーディオなので、コネクタがデッキにそのまま差さっていました。なので、コネクタのイルミとACCの線がどれかを調べて(ダイハツ オーディオピンアサイン などで検索)、その線に、結線クリップ(DCRD558)で分岐接続しました。このクリップは元ある配線に新たなケーブルをつなぎ足すことができる代物です。これにより、元の配線を活かしたまま、ブースト計用にケーブルをつなぎ足すことができました。
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配線関係をすべてつなぎ、最後にバッテリのマイナスをつないで配線関係は終了です。あとはパネルを元に戻したり、ケーブルを他の機器などに絡まないよう処理して完成。

きっちりやってるつもりでも、やっぱり最初の起動はドキドキしました。でもエンジンをかけると、オープニングセレモニーで針がぐるっと動き、LEDも点灯しました。アクセルを踏むと即座に反応して針が動きます。
ブースト圧が0.9のメモリまででとまりましたので、そこがMAX。どうやらテリオスキッドのICターボはMAX0.9(kg/cm2)のようなので、センサー、メーター共に正常です。

ブースト計を付けると、どういう走り方をしたときにターボがかかるのか、ターボ時の車の挙動はどうなのか、負圧の状態はどうなっているのかなど、いろんな情報を得ることができるので、車をより楽しく快適に乗ることができると思います。お薦めです。

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