ルーフの遮音対策

以前、自分のアクティに施行した、ルーフデッドニングを他の新車に施工する機会がありました。
画像を残すだけの余裕がありましたので、備忘録として残すことにします。
まず、助手席のアシストグリップは事前に外しておきます。有ると引っかかります。
ルーフライニングを止めているクリップをクリップはがしで外していきます。
ポイントは、支点に当たる部分がライニングなので、くぼまないように慎重に力を逃がしてやることぐらい。あと、クリップを落とすと場所によっては床を探し回ることになります。事実何個かフロアを探しました。

全部外れたら、助手席側からの方がやりやすいかと思いますが、後方の角っこを少し押し込んで歪ませます。そこから下に引っ張り出します。
3.同じく後方反対側も同じように外して均等に下に引っ張り下ろすと全体が下がります。そのまま座席近くまで落としたら前方が外れるだけのスペースができますので全面を後方へ引っ張り抜くように外します。　一か所に力がかからないように慎重に行いましょう折れます。

後方反対側(運転席側）も同じように外して均等に下に引っ張り下ろすと全体が下がります。そのまま座席近くまで落としたら前方が外れるだけのスペースができますので全面を後方へ引っ張り抜くように外します。　一か所に力がかからないように慎重に行いましょう折れます。

はい、みごとにきれいな鉄板が現れます。　
まさに壁（鉄板）一枚ですね。
レジェを貼る前にシリコンオフできれいに脱脂処理しますが、それほど脂っぽくない感じ。

10ｃｍ角程度に切ったレジェトレックスを、コンコンと叩きながら適当な間隔でゴンゴンに変化する場所に貼りつけます。しっかりと押しつけないと効果が半減です。
この段階でも、ある程度の雨の音も静かになります。

そのあとエプトシーラーを10ｃｍ程度の幅でカットしておきます。

厚さ10ｍｍのエプトシーラーを隙間なく貼りつけたら完成。
細かな個所は少しずつ切って埋め込むように貼っておきました。

ライニング前方は、10ｍｍのエプトシーラーの厚みくらいでは問題なく差し込めます。というかカッチリと押し込めるので逆にしっかりします。

やっただけの効果が期待できるので、天井の騒音が気になる方は挑戦されてみてはいかがでしょうか。他の機能に何も支障がないのでお勧めです。
ルーフライニングを落とす時だけ気を使います、折れないように注意してください。　改造に当たっては自己責任でお願いします。